正社員と非正規社員の給与の格差を縮めようと政府が進めつつあるとニュースが伝えていた。格差の少ないヨーロッパ諸国に比べ、日本の差は大きい。そもそも正社員と言う言葉も変な言葉。昔の社員は正に決まっていた。いつの頃からか非正規社員などと分かり難い表現をするようになり、同時に正社員もあちこちで耳にするようになった。気が付けばどこの企業でも(企業以外の自治体でもこれが当たり前)違和感なくこれらが通用するような社会になっていた。安い賃金で同等の働きをし、将来の保障(退職金や年金等)もない非正規社員。最近は人数的にはこちらが正社員を上回る勢い。人を安く上手に使いたい企業側の思いは分からないではないが、納得がいかないままに働く人々がどれだけいる事か。政府が本気でこの方針を貫いてくれる事を願いたい。イヤイヤその前に、議員数削減や議員報酬のカットなど無駄なお金の整理に熱意を持って取り組んで頂きたい。