リンリン・ダイアリー

ブースカがお話します。

2011年6月18日 映画・ブタがいた教室

2011-06-18 22:29:36 | Weblog
 どーってことない映画だろう、と安易に考えて見始めたら・・・・。とんでもない話だった。奥深かったのよ、これが。大阪の小学校での実話だそうで。それにしてもこれを許した校長先生も凄いなぁと。うるさ方のPTAへの対応など大変な思いも多々されたのでは? これを試みようと思いついた新任教師の発想も見上げたものですが。6年生が1年間飼い続けた可愛い(?)ブタのPちゃん。この子の将来について(生かすか殺すかの二つに一つの選択)クラスで話し合いがもたれるがなかなか解決策が出ず。結局、食肉センターに送られ、Pちゃんとの別れを経験する結果に。要約するとこんなことだけどこれまでのこどもたちの意見交換の場面が素晴らしい。小6であそこまで考えてんのかと感心させられるところも多かった。それを思うとわが身はどんだけガキだったのか。信じられん。この年になればどうあっても食肉センター派。それが歳を重ねたってことか、と勝手に納得。それにしても不思議な映画でオモロかった。

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