仕事が早めに終わった水曜日。ここで寄り道しないなんてもったいない。しかも見たい映画がある。ずっと見たいと思っていたケンイチ松山と永作博美主演のみるめ&ユリの冬のいかれた恋物語を堪能してきた。原作は正直、買うほどのものではなし。本屋でだいぶ前に立ち読みして終了。ほんの10数分で読み終える様な単純明快な内容だった、私にとっては。だから映画になった姿には結構感動。随分話を膨らませていい話に仕上がっていたんじゃないの。井口奈己監督、凄いわ。それに彼らのセリフがなんと自然な事か。画家役のふたりを除いてとってもいい感じだったもの。蒼井優ちゃんと忍成修吾さん、それと温水洋一氏ここらは自然体の演技が素晴らしかった。芝居してるって感じがなかったのですから。今後に期待しています。前向きな気分にさせてくれる作品をお願いします! そうそう音楽もなかなか良かった。鼻歌まじりに口ずさみたくなるフレーズだったもの。さて次は何を見に行こうかな。日本映画も捨てたもんじゃない。と思うのは私だけではないでしょう。今日の新宿武蔵野館は満席でしたから。