先日亡くなった市川監督作品を追悼番組でやたらに放映している。今夜は1983年制作の”細雪”と2006年に30年振りにリメークされた作品”犬神家の一族”が流される。ファンならば時間帯もまるっきり一緒なので、どちらを見ようかと悩むところでしょうか。私自身は大した彼のファンではない。30年前のオリジナルの”犬神家の一族”は、TVで流された時には拝聴したけれど劇場に行ってまで見る気は起こりませんでした。すみません。元からあの様にややグロテスクな感じの話には乗れないところがありまして。ただ、市川監督とゆう個人は結構面白い人物だったのではないかとの想像はつきます。92歳でしたっけ? そこまで支えていたまわりの人々の苦労はいかばかりであったか。長生きって辛いところがあるよね。早く死んで欲しい訳ではないもののある程度の時期があるよね。寿命が自分で決められたらどんなに幸せか。これって相当のわがままでしょうか?