今更ですが、派遣で働く人々の苦悩はどれだけのものだろうか。ただいま私が就業中の大学の入学願書受付業務にも派遣社員の女の子が来ている。話をしてみると知らなかった事が見えた。彼女の場合は高校卒業後、浪人生活を経て専門学校に行きつつその途中で悩み、良き先輩のアドバイスによって方向転換をしカナダに語学留学。けど、中途半端な留学だったが為に何だか燃焼しきれていない自分がいる。現在28歳。ここで踏ん切りをつけねばと、そろそろ派遣に見切りをつけて新たな人生を開拓すべくもう一度カナダに向かうとの事。突っ込んで聞いてみると優柔不断な面もあってどうしょうかなーと考えているうちに時流に流されている場合も多々あるそうで。自分自身がこうだ! と思える確固たるものがないと辛いそうで・・・・。この話から感じたのは今時の子は自己主張が出来ない。この時代の典型的なお嬢さんなのではないか。彼女に罪はない。けど、気の毒な気はした。20年前の私は完全に自我を押し通したしな。柔過ぎてたまんない! とも言えるがそれも可哀相なの”時間の流れはとてつもなく速いよ。20年なんて直ぐよ”とだけ言っておきました。今後の彼女の進退に注目。頑張りな、まだまだ君は若いのだから。