スピノザの『エチカ』と趣味のブログ

スピノザの『エチカ』について僕が考えていることと,趣味である将棋・競馬・競輪などについて綴るブログです。

凱旋門賞・オペラ賞・フォレ賞&南4局

2021-10-04 19:11:57 | 海外競馬
 日本時間で昨日の深夜から今日の未明にかけてフランスのパリロンシャン競馬場で行われた開催に,4頭の日本馬が出走しました。
                                        
 凱旋門賞GⅠ芝2400m。ディープボンドは後ろから4頭目から5頭目の外目。クロノジェネシスは発馬後は1頭だけ馬群から離れた大外を追走。馬群に近付いたときには2番手の外になりました。ディープボンドは直線の入口の前から進出を開始。しかし前の方まで追いつかないうちに一杯となってしまい,最後は追うのをやめて勝ち馬から40馬身以上離れた最下位。クロノジェネシスは直線に入ったところではまだ手応えがありそうでしたが,直線の途中で一杯となり,勝ち馬から約5馬身差の7着でした。ディープボンドは前走のような競馬ができなかったうえに,馬場状態が前走とは大きく異なっていて,それが影響したのでしょう。クロノジェネシスは,レースの内容だけでいえば距離が長いように感じました。
 オペラ賞GⅠ芝2000m。イカットは少しばかり立ち上がるような発馬。最後尾の内を追走。その位置でじっとしていて,その位置からはそれなりに伸びて13着という結果でした。この馬はクロノジェネシスの帯同馬で,日本では3勝クラスに在籍している馬ですから,その能力の通りの結果だったといえそうです。
 フォレ賞GⅠ芝1400m。エントシャイデンは大外枠からの発馬で前の3頭が横並びの外の位置から。そのままいい手応えで直線に入ってきて,勝つかもしれないと思わせる内容。大外から鋭く伸びた馬が優勝し,結果的にすぐ内にいた馬にも追いつけずの3着でした。この馬は日本では重賞を勝っていない馬ですから,最後まで優勝争いに加わっての3着なら上々の結果でしょう。前走もそれなりに走っていたように,パリロンシャン競馬場の馬場に対しては適性があるようです。

 A,B,C,Dの4人でプレイする東南戦は,東1局から始まります。それがAの親であるとします。親は一定の条件を満たすと継続できるのはすでにいった通りです。そこでAが親を継続した場合,次の局は東1局1本場という名称になります。Aの親が終了すると,Bの親が始まります。これが東2局です。このようにしてDの親が東4局になります。この親が終るとまたAの親になるのですが,それが南1局です。このためにこのルールは東南戦といわれているわけです。そして南4局はDの親です。Dは一定の条件を満たせば親を継続することになりますが,それを満たさなければそこでゲームが終了です。つまり南4局というのは,そこですべてのゲームが終了する可能性がある局であることになります。この点は非常に重要です。というのは,麻雀は得点を争うゲームですが,実際には得点による順位を争うゲームですから,それですべてのゲームが終了するかもしれないという場面では,その時点で獲得している得点によって,その局で何を目指すかということが変わってくるからです。
 近藤が説明している局でDにあたる立場は,アベマズに所属している日向藍子です。この時点でアベマズは38900点を獲得していて,1位です。著者である近藤はフェニックスに所属していて,この時点で2位です。獲得している得点は,37300点です。したがってアベマズとフェニックスの差は1600点ということになります。1600点という差は,麻雀では大きな差ではありません。麻雀で獲得することができる最低の得点は1000点で,フェニックスが1000点をほかのチームから獲得しただけではトップになってゲームを終了させることができるわけではありませんが,2000点ならばそれができます。そしてこのMリーグのルールでは,2000点を獲得することを目指すだけであれば,さほど難しくありません。したがって,フェニックスは得点の獲得を目指します。
 さらにフェニックスにはそれを目指しやすい状況があります。この時点で3位はパイレーツの瑞原明奈ですが,獲得している得点は17400点で,フェニックスと差があるからです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする