昨晩の第17回エーデルワイス賞。ユメノヒトは黒沢騎手から石川倭騎手に変更。
フィーリンググーは出負け。その他はほぼ揃っていましたが,ダッシュ力の差でウィッシュハピネスが難なくハナへ。その後ろは混戦模様でしたが,ネガティヴが抜け出し単独で2番手。マイファンファーレとジュエルクイーンが続きました。前半の600mは34秒7でハイペース。
3コーナー手前からネガティヴがウィッシュハピネスに接近。しかし直線入口までウィッシュハピネスは先頭を譲らず,直線では逆に後ろを突き放していき,3馬身差で逃げ切って優勝。ネガティヴも頑張りましたが,内からジュエルクイーンが交わして2着。アタマ差で3着のネガティヴは,ここまでの戦績から考えれば大健闘といえるでしょう。
優勝したウィッシュハピネスは8月に小倉でデビュー。芝の新馬戦は敗れたものの,2戦目のダートの未勝利を1000mで58秒台という素晴らしいタイムで勝利しここに挑みました。今シーズンの門別は馬場が重たいのか,やたらと時計が掛かるレースが多かったのですが,この開催は雨の影響があったようで,わりと軽くなっていました。スピード能力に秀でた馬ですので,そうした馬場状態になったのは大きな味方であったことでしょう。距離が伸びてもこなす余地がある馬と思えます。父はゴールドアリュール。母の従弟に一昨年の兵庫ジュニアグランプリと昨年のシリウスステークスを勝っている現役のケイアイレオーネ。
騎乗した戸崎圭太騎手,管理している沖芳夫調教師はエーデルワイス賞初勝利。
僕は,ある行為をなした場合に,嘘をついたと疑われる可能性が生じ得ると表象したならば,その行為をなす決断と勇気を躊躇してしまいます。行為をなす前の段階でそうなのですから,なした後で,汚名を着せられている可能性があると表象したときに,それを積極的に説明する決断をしたり,そのための勇気を出すことを躊躇ってしまうのは当然です。尋ねられてもいないのに自分の方から弁明するのでは,もしも本当は汚名を着せられていなかったとすれば,自分からそれを説明することでかえって疑われるということになりかねません。また,すでに疑われていたのだとしたら,その疑惑をかえって増すことになるだけだと思えたからです。いい換えれば,もしも僕が表象した汚名が存在していなかったのなら,それを存在させることになってしまいます。もしもそれが存在していたとしたら,その疑惑を確信に至らせかねません。つまり僕の不名誉は,むしろ強くなるだろうと予測されたのです。
それで僕は自分からは何もできないという状況が続くことになりました。もしも相手の方から尋ねてくれれば,きっとそれを正確に説明したことでしょう。そして汚名を晴らし,不名誉も回復することができたのです。しかしそうした機会が訪れることはありませんでした。相手の様子を注意深く窺うということはしました。本当は何にも思っていないようにも感じられました。ただ怒りを飲み込んでいるだけのようにも感じられました。いくらそんなことをしても,他人の気持ちのありようを確実に理解できるわけはありません。
ところが,その後でこれがあらぬ方向へと飛び火していったのです。というか,飛び火したというように思えたのは,これも僕の精神のうちに生じたことです。ここまでの出来事と,これから説明する出来事との間に,確かな因果関係があったかどうかは僕には不明です。そもそも僕に対する汚名が存在したのかどうかも僕には不明なのですから,飛び火したということが正確かどうかが分かる筈もありません。ありもしないものから何かが発生してくることなどあり得ないからです。ただ,僕には関連させられる出来事だったのです。
フィーリンググーは出負け。その他はほぼ揃っていましたが,ダッシュ力の差でウィッシュハピネスが難なくハナへ。その後ろは混戦模様でしたが,ネガティヴが抜け出し単独で2番手。マイファンファーレとジュエルクイーンが続きました。前半の600mは34秒7でハイペース。
3コーナー手前からネガティヴがウィッシュハピネスに接近。しかし直線入口までウィッシュハピネスは先頭を譲らず,直線では逆に後ろを突き放していき,3馬身差で逃げ切って優勝。ネガティヴも頑張りましたが,内からジュエルクイーンが交わして2着。アタマ差で3着のネガティヴは,ここまでの戦績から考えれば大健闘といえるでしょう。
優勝したウィッシュハピネスは8月に小倉でデビュー。芝の新馬戦は敗れたものの,2戦目のダートの未勝利を1000mで58秒台という素晴らしいタイムで勝利しここに挑みました。今シーズンの門別は馬場が重たいのか,やたらと時計が掛かるレースが多かったのですが,この開催は雨の影響があったようで,わりと軽くなっていました。スピード能力に秀でた馬ですので,そうした馬場状態になったのは大きな味方であったことでしょう。距離が伸びてもこなす余地がある馬と思えます。父はゴールドアリュール。母の従弟に一昨年の兵庫ジュニアグランプリと昨年のシリウスステークスを勝っている現役のケイアイレオーネ。
騎乗した戸崎圭太騎手,管理している沖芳夫調教師はエーデルワイス賞初勝利。
僕は,ある行為をなした場合に,嘘をついたと疑われる可能性が生じ得ると表象したならば,その行為をなす決断と勇気を躊躇してしまいます。行為をなす前の段階でそうなのですから,なした後で,汚名を着せられている可能性があると表象したときに,それを積極的に説明する決断をしたり,そのための勇気を出すことを躊躇ってしまうのは当然です。尋ねられてもいないのに自分の方から弁明するのでは,もしも本当は汚名を着せられていなかったとすれば,自分からそれを説明することでかえって疑われるということになりかねません。また,すでに疑われていたのだとしたら,その疑惑をかえって増すことになるだけだと思えたからです。いい換えれば,もしも僕が表象した汚名が存在していなかったのなら,それを存在させることになってしまいます。もしもそれが存在していたとしたら,その疑惑を確信に至らせかねません。つまり僕の不名誉は,むしろ強くなるだろうと予測されたのです。
それで僕は自分からは何もできないという状況が続くことになりました。もしも相手の方から尋ねてくれれば,きっとそれを正確に説明したことでしょう。そして汚名を晴らし,不名誉も回復することができたのです。しかしそうした機会が訪れることはありませんでした。相手の様子を注意深く窺うということはしました。本当は何にも思っていないようにも感じられました。ただ怒りを飲み込んでいるだけのようにも感じられました。いくらそんなことをしても,他人の気持ちのありようを確実に理解できるわけはありません。
ところが,その後でこれがあらぬ方向へと飛び火していったのです。というか,飛び火したというように思えたのは,これも僕の精神のうちに生じたことです。ここまでの出来事と,これから説明する出来事との間に,確かな因果関係があったかどうかは僕には不明です。そもそも僕に対する汚名が存在したのかどうかも僕には不明なのですから,飛び火したということが正確かどうかが分かる筈もありません。ありもしないものから何かが発生してくることなどあり得ないからです。ただ,僕には関連させられる出来事だったのです。