INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

お役所前の風景(99)

2010年11月28日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
福岡市博多区の「駅前一丁目」バス停。
かつて、「16番」「17番」「18番」などは「博多駅前」からひとつ先の、このバス停まで運行されていた。

博多区役所最寄りのバス停だが、中間市筑前町と同じく、停留所名にその名前は出てこない。
ただ、車内アナウンスでは「博多区役所、博多区保健福祉センターへお越しの方は次でお降りください」と案内している。

お役所前の風景」99回目を記念して(?)、バス停には「99番 博多ふ頭行き」が停車している。

このバス停は、博多駅方面(南東行き)が「博多駅前一丁目」に、博多駅と反対方面(北西行き)は「博多駅前二丁目」に立っている(「駅東三丁目」などと同様、バス停名では「博多」は省略されている)。
博多駅前一丁目と二丁目とでは、町の雰囲気は全く違うのだが(三丁目と四丁目も同様)、「丁目」というのは「面」であるのに対して、バス停は「点」、そしてバス路線は「丁目」と「丁目」を隔てる「線」であることが多いため、上りと下りで一対を成すというバス停の「原則」を踏まえれば、“バス停名では「○丁目」といいながら、実際は「□丁目」にある”というケースはよくあることである。

ただ、明治通りの「天神福ビル前」「市役所北口・アクロス福岡前」や昭和通りの「天神郵便局前」(西行き、旧山一証券前)のあたりまで町名としては「天神一丁目」なのに、その「天神一丁目」の南端にあるバス停に「天神一丁目」と名付けてしまったことには違和感がある…というのは以前書いたところだ。

ここ「駅前一丁目」バス停(北西行き)には、博多バスターミナル(旧福岡交通センター)1階1~6番のりば、2階24番のりば、及び博多駅前Eのりばに停車するバスのほぼ全てが停車する。
8つののりばから出たバスたちがたった一つのバス停に集まってくる訳であり、停車するバスの種類・本数もとても多く、バス停の路線図もデカい。
一番の「駅前一丁目」はタテに長~くなっており、バス停の路線図における「バス停の面積コンテスト」がもし開催されれば、「駅前一丁目」はかなり上位に食い込みそうである。

なお、以前、「41番」の吉塚営業所系統が廃止になる際の記事で、この路線について、“吉塚堅粕地区、及び旧3号線沿線地区から博多区役所への連絡という意味合いもあったのでは?”と書いていたのだが、よく考えると「41番」は、「駅前一丁目」を通過していたので、この見立ては的外れだったかもしれない。
(つづく)
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Day Tripper(13)

2010年11月25日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
福岡市中央区の「一本木」バス停。

54番快速」「54-1番快速」「59番快速」「51番特快」など、ここに停車せず通過する路線も増え、市街地にもかかわらずかなり寂れた感じになってしまった…というのも嘘です。
(つづく)


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続・ひっそりと(11)

2010年11月23日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
北九州市小倉南区の「中谷」バス停。
写真は、西鉄中谷営業所構内にひっそりと立つ「田川快速」の区間便と「34番」のためだけののりばである。

「34番」は、営業所を出て国道322号を小倉都心方面(北)ではなく田川方面(南)に向かい、石原町、新道寺、母原、志井車庫、下志井、山手一丁目、守恒、北方、三萩野、紺屋町、平和通り、小倉駅バスセンターを経由して砂津に至る。
営業所を出ていきなり都心とは反対の方角に向かうという意味では、福岡地区でいうと「那珂川営業所」から出る現人橋経由の「61番」「66番」にも似ている(ただし、那珂川営業所ののりばは構内ではなく、道路に出て、営業所の対面側に停車する)。
中谷営業所と那珂川営業所は、上記の件以外にも、都心部との位置関係、道路との位置関係、敷地内の建物の配置、ローカル線の廃止状況(平尾台・頂吉・合馬と佐賀橋大山)、鉄道駅への路線開設とその衰退(モノレール駅への「8番」と博多南駅への「無番」)…など、共通点が多く、以前から「似ているなぁ」という印象を持っている(他方、高速バスや都市間快速バスの停車の有無や、インターチェンジの存在など、決定的な違いも結構ありますが)。

バス停の名称は、「中谷営業所」ではなく「中谷」、一方、那珂川のほうは「那珂川営業所」である。
福岡地区では、営業所構内や営業所前のバス停には、「○○営業所」「○○営業所前」という名称をそのまま付けるか、「能古渡船場」(愛宕浜営業所)、「野方」(壱岐営業所)、「新宮・緑ケ浜」(新宮営業所)のように営業所とは全く別の名前を付けるか、という主に2パターンがあり、ここ「中谷」のように、単に「営業所」の文字を外して営業所構内や営業所前のバス停の名前にするというケースは見られない(福岡地区の「金武」「柏原」「新宮」の各バス停は、営業所とは全く別の場所にある)。
北九州地区の場合は、「中谷」以外にも、浅野営業所の前に「浅野」バス停があり、このあたりは文化の違いなのだろうか…(営業所よりもからバス停があったか、という要素で決まる側面が強そうであり、「文化の違い」というほどたいそうなことではなさそうですけどね)。
(つづく)
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議事録(2)

2010年11月20日 | バス━ 未分類
(つづき)
本日、ちょんびんさんKassyさんにお会いしてきました。

ホークス優勝パレードのスタート地点近くにスタート時間間際の集合だったのだが、目的はそれではなく「○番号保存会」の二回目である。
ただ、振り返ってみるとその話題は全くなかった…。

お二人にお会いするのは今回が二回目だったのだが、これまで何度も会っているかのようにすっと本題(笑)に入り、そのまま終点までノンストップという感じだった。
○番号」の話題はなかったものの、無人駅からスペースシャトルに至るまで、相当な数の項目について話した気がする。
予算委員会といいながら、外交や防衛についても議題になるのと同じ感じだろうか(違うと思います)。
そして、ブログの文章としては表れてこない「行間」の部分についていろいろとお話できたことも嬉しかったし、今後の糧になった気がする。

またいつか、「議事録(3)」を書ける日が来るといいな…と思う。
(つづく)
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どうでもいいですよ(13)

2010年11月18日 |   ┗ どうでもいいですよ
(つづき)
19.mobilization

バスの行先表示のLED化により、ルートの途中で行先番号を変えることが当たり前となり、これまで「固定」されていた行先番号が一気に「流動化」している感がある。
ルートの途中で番号を変えるのは、一回(「57番」→「3番」、「44番」→「305番」…など)にとどまらず、二回(「62-1番」→「62番」→「1番」、「54-1番」→「54番」→「1番」、「48-1番」→「48番」→「99番」…など)というケースも出てきている。

このような視点で、写真の時刻表(少し前に「蔵本」に出ていた改正案内)をみると、“行先番号の果たす役割って何なんだろうか”と考えさせられる
これだけ「流動化」が進んでいるのなら、蔵本→天神間などは、もう「無番」にしてしまって、時刻表やバスの行先表示LEDで、停車停留所をより詳しく案内したほうがよいのではないだろうか…などとも思うのだが、それがベストの解とは言えない面もありそうで悩ましいところだ(←まあ、私が悩む必要はないんですけどね)。
(つづく)
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趣に赴く(36)

2010年11月17日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡市博多区の「東光寺」バス停。
鮟鱇」「谷山」「弥永西小入口」などと同じ“大きな木の下のバス停”である。

「東光寺」バス停が立つ道路は、幅員は狭いものの県道(東光寺竹下春吉線)であり、筑紫通り、きよみ通り、竹下通り等の整備が行われる前は重要な道路であったということがうかがえる(現在でも、交通量は結構多いですが)。

かつてここは「63番」のルートであり、天神方面、博多駅方面どちらにも出ることができた。
「63番」の大多数がこの地区にやってこないようになった後も、一週間に一本だけ「免許維持路線」が走っていたが、それも昨年廃止となっている
また、30年以上前は「45番」もここを通っていたと思うのだが、時が経つにつれ段階的に「筑紫通り」に乗せ換えられ、現在の「45番」は、瑞穂交差点~那珂小学校前交差点の全区間で「筑紫通り」を運行している。
なお、「45番」は、かつては博多駅から先は、天神ではなく、石城町、香椎経由で和白まで運行されていたそうであり、「29番」の前身でもあるようだ。

現在ここには、「17番」の扇町系統(博多駅方面に向かうものは「沖学園前→東光寺→」、博多駅方面から来るものは「扇町←東光寺←沖学園前←」、~扇町~山王一丁目~博多駅渡辺通一丁目薬院大通六本松荒江四角~飯倉早良営業所)が停車する。
ここ「東光寺」を含む区間は一方通行の「循環」運行を行っており、「赤坂海岸地区」の運行形態にも少し似ている(先日の路線図の「末広二丁目」を「扇町」に、「延命寺臨海公園前」を「沖学園前」に、「赤坂海岸第四」を「東光寺」に、それぞれ置き換えていただければよいのだが、終点が「東光寺」ではなく「扇町」であるという点で、全く同じという訳ではない)。

博多駅地区への交通手段という点でみれば、ここにやってくるのが「17番」でなければならない必然性は高くなく、「16番」「68番」など他の路線でもよさそうだが、もともと「17番」には「山王一丁目行き」があったことから、そこから少し先まで足を延ばすことに対するハードルが他の路線よりも低かったということだろうか。
ただ、少し前までは一時間に一本程度あった運行本数が、現在は一日三本にまで減っており一方通行運行で、往路・復路ともに同じ停留所に停車するため、時刻表上はその2倍の6本)、「廃止」に対するハードルも極限まで低くなっている。
(つづく)
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素顔のままで(22)

2010年11月15日 |    ┣ 素顔のままで
(つづき)
福岡県太宰府市の「老人ホーム前」バス停。
西鉄バスと「まほろば号」のバス停が並んで立っている。
バス車内からの撮影なので文字が見えにくいのだが、「まほろば号」のバス停のほうは「双葉老人ホーム前」となっていて、抽象名称ではない。

西鉄のほうは「4-1番」(太宰府市役所前太宰府~老人ホーム前~松川口~只越口原田橋宇美町役場入口宇美営業所)、「まほろば号」のほうは「5番」(西鉄都府楼前駅~関屋~太宰府市役所西鉄太宰府駅連歌屋~老人ホーム前~大原団地~北谷地区)が停車する。
「4-1番」と「5番」という、近接した番号ではあるものの、両者の間に特に関連はない
西鉄のバス停の行先案内には、「宇美営業所」以外に、「北谷」「松川口」という「まほろば号」がここに現れる以前の行先も残っている。

公園前」「農協前」「警察署前」でも同様のことを書いたが、西鉄のサイトで検索すると、「老人ホーム前」という名のバス停は、全部で3つ(ここ以外で2つ)ある。
ただ、このバス停は、実際のバス停の表記も西鉄のサイト上も確かに「老人ホーム前」ではあるのだが、車内アナウンスでは「まほろば号」と同じく「双葉老人ホーム前」と案内しているため、その分「素顔のままで」度は低い。
(つづく)
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couleurs(7)

2010年11月13日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
colors」で取り上げた「一色目の赤」に引き続き、北九州市小倉北区の「二色目の赤」。

バス停名は消えてしまっているが、ここは「赤坂海岸第四」であり、小倉駅バスセンターから、倉庫や工場が建ち並ぶこの地区に乗り入れる「24番」がごくわずかに運行されている。
福岡市で例えるならば「箱崎ふ頭地区」に向かう「22-1番」「23-1番」「快速」や、「香椎パークポート」に向かう「23-2番」のようなイメージだろうか(運行時間帯や運行本数的には、後者のほうがより似ている)。

「24番」は、かつては、「中谷/西谷変電所~蒲生~恵里~高田町~木町~黄金町~三萩野~紺屋町~小倉駅バスセンター~砂津/赤坂海岸第四」を結んでいて、「赤坂海岸」系統は“おまけ”的な位置付けだったと思うのだが、現在は、その“おまけ”だけが残っているという状態である。
また、かつては「24番」だけでなく、「33番」(中谷~蒲生~恵里~北方~三萩野~紺屋町~小倉駅バスセンター~赤坂海岸第四)という路線もあったと思う。

赤坂海岸地区は、特に道路が狭い訳でもないのだが、一方通行の運行であり、バス停は片側にしかない。
小倉駅方面からやってくるバス(路線図では青色)はここ「赤坂海岸第四」が終点、小倉駅方面に向かうバス(路線図では赤色)は4つ手前の「延命寺臨海公園前」が始発であり、末端ではあるものの「狭義の終点」が特定できないという、少し珍しい形態である。
もし、青色のほうが、「赤坂海岸第四」ではなく、そのひとつ先の、二度目の「末広二丁目」で終点となれば、福岡の「17番」の扇町系統と同じ運行パターンとなる(←かなりどうでもいいことですけど)。

現在はごくわずかな本数しか走っていないこのルートをもっと活かして、「門司駅~大里桃山町~緑ヶ丘~藤松公団前~(陸橋)~赤坂海岸~浅野二丁目~小倉駅バスセンター~三萩野~木町~高田町~愛の家車庫」のような路線(「49-1番」?)でも作れば、門司区の大里地区と小倉都心部の所要時間が短縮されて利用者も増えそうな気もするのだが、いかがだろうか。
(つづく)
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イミカヨミカ(24)

2010年11月12日 |   ┣ イミカヨミカ
(つづき)
北九州市八幡東区の「八幡東消防署前」バス停。

英字表記は「YAHATA EAST FIRE STATION」となっていて、一応「意味」重視なのだろうか。
でも、「八幡東」は、「八幡」と「東」という二つのパーツを合わせたコトバなのは確かなのだけど、「八幡東」で一続きのコトバとなっている訳だから、この場合の英字表記は「YAHATAHIGASHI」「YAHATA HIGASHI」「YAHATA-HIGASHI」などが適切なのでは?と考えるのだがいかがだろうか。

ここは、「香月営業所~千代四丁目~小嶺車庫~馬場~引野口小鷺田~熊西局前(一部通過)~西鉄黒崎バスセンター~久喜町~祗園三丁目~花尾町~帆柱登山口~八幡東消防署前~春の町~中央二丁目~枝光~東大谷~椎ノ木町~天神四角~戸畑区役所~戸畑駅~八幡製鉄所総合センター」を約100分かけて結ぶ「42番」と、「香月営業所~千代四丁目~小嶺車庫~下上津役~引野口小鷺田~熊西局前(一部通過)~西鉄黒崎バスセンター~久喜町~祗園三丁目~平野一丁目~八幡東消防署前~春の町~中央二丁目~枝光~旭硝子前~浅生通り~三六~中井口~大門~西小倉駅前~魚町小倉駅前砂津」をこちらも約100分かけて結ぶ「97番」が停車するという、“長い旅路の途中の停留所”である(ただし、両路線ともメインは黒崎から先であり、香月~小嶺~黒崎間の本数は少ない)。
また、ここは北九州都市高速道路「大谷ランプ」へのアクセス道路でもあるため、天神と小倉を結ぶ高速バスのうち「いとうづ号」も目の前を横切っていくが、このバス停には停車しない。
(つづく)
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タイムリーヒット(24)

2010年11月11日 |   ┣ タイムリーヒット
(つづき)
11月11日の記事ということで、福岡県宗像市の「自由ケ丘十一丁目」バス停。

ここには赤間駅南口と「自由ケ丘南」地区とを結ぶ「8-1番」(赤間駅南口行きは「8番」)と、「青葉台入口」とを結ぶ「8番」、及び福岡都心部と宗像市の住宅地を結ぶ「赤間急行」が停車する(なお、「8-1番」は、郊外部で「循環」の形式を取るという点で、「新宮急行」とは逆のパターン)。
バス停の時刻表における「行先」部分には6文字しか入らないため「自由ケ丘南三丁目」は「自由丘南三丁」、「自由ケ丘南西通り」は「自由丘南西通」と、どこか“暗号”のような表記になっている(バスセンターの案内版における自由ケ丘南三丁目の表記についてはKassyさんの記事を、「自由ケ丘南三丁目」と「自由ケ丘南西通り」の間にある停留所についてはちょんびんさんの記事を、それぞれ参照のこと)。

北海道などでは特に珍しいことではないのかもしれないが、福岡県で「丁目」が二桁に達するケースはあまりないと思う。
他に思い浮かぶ例としては水巻町の猪熊、那珂川町の片縄、春日市の上白水や紅葉ヶ丘東くらいだろうか(ちゃんと調べたら他にもあるかもしれません。なお、大野城市南ケ丘も、かつては「丁目」が二桁に達していた)。
(つづく)
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続・ひっそりと(10)

2010年11月10日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
姪浜タクシーの「姪浜今宿線」(なぎさ)の「姪浜駅北口」バス停。

正直あまり目立たないものの、西鉄バスの「姪浜駅北口」「姪浜駅南口」「姪浜駅東」よりも姪浜駅の建物に近い場所に位置する(なお、北口と南口には西鉄だけでなく昭和バスも停車する)。

「姪浜今宿線」は、昭和バスの前原・姪浜線上の原線城の原線などの廃止が行われた2006年10月末、前原・姪浜線の一部と上の原線の代替交通手段として運行を開始した路線であり、「姪浜駅北口~小戸~生の松原~今宿駅~青木~叶町~今宿野外活動センター」を結んでいる(前原・姪浜線の今宿以東は前原市コミュニティバス→糸島市コミュニティバスに、城の原線は西鉄バスに、それぞれ引き継がれている)。

現在、西鉄バスの複数の路線が廃止候補として挙げられているが、このうち福岡市内を走る路線については、存続に向けた協議がまとまらなければ、地元のタクシー会社が「姪浜今宿線」のようなマイクロバスを走らせることになるのだろうか(例えば、橋本駅~羽根戸~飯盛~室見が丘中央…など)。
西鉄バスが廃止になるのは残念だが(←廃止が決まった訳ではありません)、「バス路線」として残ってくれるのなら、それは歓迎すべきことなのかもしれない。
(つづく)
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愛をください(40)

2010年11月08日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」「」「」「」「鹿」「」「」「」「なまず」「」「」「」「」「」「ライオン」「鮟鱇」「千鳥」「」「ハブ」「海老」「かわせみ」「アマガエル」「怪獣」「」「チキン」「ひばり」「」「」「「ペンギン」「アザラシ」「アシカ」ひよ子」「」「」「ハリセンボン」「イクラ」「」「」に引き続き、福岡市南区と城南区の境に居る季節外れの「鬼」。

ここ「鬼ノ木団地」は、もともとは「60番桧原循環線のルートだった。
60番」の廃止後は、循環の西半分は「12番」、循環の東半分は「61番」が引き継ぎ、都心を「頂点」とした場合、循環のほぼ「底」の部分に相当する「鬼ノ木団地」には、「12番」「61番」ともに停車するようになった。
その後、「61番」のほうは、屋形原~桧原営業所~鬼ノ木団地~~片江営業所~福大病院間が廃止となり大橋ローカルの「6番」大橋駅~清水町~野間四角若久~屋形原~福大病院)に引き継がれ(「61番」と「6番」には併存期間あり)現在に至るが、本数はかなり減っている。

このバス停が建って(立って)いる道路は県道大野城二丈線であり、かつては福岡市南部の「大動脈」といっても過言ではなかったが、外環状道路の開通などにより、その相対的な地位は年々低下している。
バス路線的にみても、油山観光道路県道桧原比恵線という「タテ」の大動脈に挟まれて、「ヨコ」のラインであるこの部分は弱体化しているのが現状である。

個人的には、「ヨコ」のラインを強化して潜在的な需要を掘り起こすべきだと思うし、このブログでもそのようなことは折に触れて書いてきたのだが、来年一月から運行開始予定の「大橋駅~がんセンター~外環状線~福大病院線」の計画もあり、ここ「鬼ノ木団地」を含む部分(桧原三角~鬼ノ木団地~横内~堤)が将来にわたって「ヨコ」のラインの一翼を担っていけるかは微妙かもしれない。

以前の記事で、「74番」に関して、“周辺の交通環境の整備や商業施設の新設など、時代の変化についていこうとせず、取り残されている感があるのは否めず、それが需要と合わずに…”云々と書いたことがある。
ここ「鬼ノ木団地」付近についても、現行路線がニーズとは合っていない面もあると思われ(「12番」で都心に出ようと思ったらかなり遠回りだし)、そろそろ「桧原循環線の名残りが通る場所」からの脱却が必要なのではないだろうか。

なお、「鬼」は動物園水族館などには居ないと思われます。
(つづく)
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近い遺産(43)

2010年11月07日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
福岡県那珂川町の「西畑」バス停跡。

ここにバスが来なくなってから一年余りが経つ。

かつてはここから「62番」が大橋駅、天神方面に運行されていて(私が生まれる前は「46番」がここからひとつ上の「大山」まで来ていたそうだ)、末期は、ローカル線の「9番」として那珂川営業所まで運行されていた。

ここから西に行けば福岡市早良区(脇山地区)、北に行けば福岡市南区(柏原地区)、東→に行けば吉野ヶ里大川方面につながっており、道路交通的には重要なラインで通過交通量も多いが、それがバス利用には結びつかないのが悲しい現実である。
博多南駅の開業前後には、脇山地区と駅を結ぶバス路線開設を望む声もあり、私も大いに期待していたのだが、結局実現されなかったし、町内を走り始めたコミュニティバスもここまではやってこない。

でも、「朝日東」や「美しが丘南四丁目」と同じく、バスがまたやってくるときをずっと待っているかのような佇まいである。
(つづく)
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お役所前の風景(98)

2010年11月06日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
福岡県朝倉郡筑前町の「篠隈」バス停。

筑前町役場の最寄りバス停だが、中間市と同様、停留所名に「役場」が出てこない。

筑前町は、夜須町と三輪町が合併してできた町であり、現在の筑前町役場はかつての夜須町役場である。
なお、旧三輪町のほうは、甘木観光バスの営業エリアにもなっている。
「筑前」というのは、福岡県の西部一帯を指す昔の国名なので、道路の案内標識などで「筑前←(左折)」などと書かれるとかなり違和感がある

筑紫野市朝倉市方面を結ぶ国道386号だが、経路は一直線で特にややこしいこともないので、バスの時刻表や行先表示に「経由地」として用いる停留所は別にどこでもいいともいえるのだが、長いこと「篠隈」が用いられているのは、それだけここが朝倉街道~甘木間では重要なバス停ということを示しているといえそうだ。

バス停の写真は車内から撮ったものなので周辺の雰囲気が全く伝わらず申し訳ない。
隣りのバス停として案内されている「コスモスプラザ前」と「篠隈新道」は、「都府楼前駅」も通る「400番」が運行を開始したときにできたバス停であり、「石櫃」と「新町」は、一日2往復だけの「急行」の停車停留所である。
(つづく)
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SWEET NAIL(24)

2010年11月05日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
甘木と博多駅を結ぶ「400番」が停車する福岡県太宰府市の「都府楼前駅」バス停。

バス停は国道3号南バイパスの側道(側道といっても、もともとはこれがバイパスだったので幅員は広いですが)上にある。
上部を横切るのは旧国道3号(現在は県道福岡日田線)であり、かつては「400番」の“原型”である「40番」が走っていた。
さらにその上部、側道の右側(南西側)に並行して走る高架橋が国道3号南バイパス(バイパスといっても、現在はこれが本線)であり、「400番」新設当初、「都府楼前駅」と「洗出」に停車していなかった頃は、バスはこちらの道路を走っていた。
写真の右端には西鉄天神大牟田線が並行して走り、線路と「都府楼前駅」を挟んだ反対側には、太宰府市コミュニティバス「まほろば号」ののりばがある駅前広場がある。

バス停の路線図の「都府楼前」の「楼」の字はテープで修正されているが、この下にはどんな「SWEET NAIL」が隠れているのか気になるところだ。
「行先」(もしくは「行き先」)が「行く先」となっていることから、この路線図を作った人は、「ゆきさき」「とふろうまえ」と入力して変換せずに、「ゆく」「さき」、「みやこ」「ふ」…などと一文字ずつ変換したのだろうか、だとしたら、「楼」の下に隠れているのは「楼」と字面が似た「桜」?…などと、つい実のない推理をしてしまう。
(つづく)
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