INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2016年3月26日ダイヤ改正(8)

2016年03月25日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
・北九州地区

北九州地区についても、ごくごく簡単に触れておきます。

旧から新へ

戸畑渡場筑鉄香月など、古い拠点は本数が減り、東田地区、星ヶ丘など新しいまちへのシフトが進む。

  
戸畑渡場を出るバスは3割以上の大幅減、「香月快速」の起点は筑鉄香月から星ヶ丘五丁目に。

長から短へ

戸畑や八幡方面から黒崎をまたいで香月までやってくる便がほとんどなくなり、「40番」も八幡で分断され(一部を除き、香月~黒崎~東田と、八幡駅~七条戸畑・若松に)、舞ヶ丘から小倉をまたいで戸畑まで行っていた「5番」が廃止となり小倉(青葉車庫)までの「35番」に。
山路~七条に縮小された「54番」はスピナ高見店前に乗り入れ。

多から少へ

  
小倉~戸畑~黒崎」は「97番」がなくなり「98番」も中央二丁目までの運行となり、一気に多様性がなくなる。
「74番」のレトロ展望室経由は廃止、大手町行きの「13-1番」は廃止。

その他


特別快速1番」は新たに陣山に停車、「10番」のうち下吉田団地は「14番」に、「高速帆柱ケーブル」は「高速皿倉山ケーブル」に。

全体的に、昨年の改正での傾向がより強まった感じ。

・「46-1番」の新ルート


五十川を出て、


井尻一丁目が既存ルート(46番)で、宮武小学校西が新ルート(46-1番)


新道に出て、


すぐに旧道(右)に戻るのが既存ルートで、そのまま新道(左)を進むのが新ルート。


新設バス停2つはいずれも新道上に。
上下の非対称が、調整の難しさを物語る。


「46-1番」、地元の期待も大きいようです。

   
新バス停「宮竹小学校西」と、

    
「井尻駅北」。


笹原方面からやってくる「45番」のルートと合流して、


井尻駅方面へ。


「46番」と「46-1番」のバランスはこんな感じ。
早いうちに逆転が起きそうな感じも。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(7)

2016年03月19日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・種別の変更関連

「急行161番」は、「快速161番」となり、新たに神田町に停車。
天神~九大前間は、引き続き、各停での運行となるが、下り(九大前発)は、明治通りの区間を「快速」で運行すると、他の快速「13番」「51番」「54-1番」などと、停車停留所の相違が生じてしまうことから、市役所北口・アクロス福岡前までは「快速」を掲げずに運行するもよう。
これには、先日「54-1番」に触れた際に述べた「リスク」もあると思われることから、バスの行先部分に【天神から快速】などを表示することが必要かも。
いっそのこと、蓮池や土居町などを非停車にして明治通り区間も「快速」として運行したほうが手っ取り早かった気もするが、それだと、明治通り~渡辺通りの利便性が低下する、という判断なのでしょうか。


そうした工夫もあるものの、同じ「快速」でも停車停留所が違う、という状況は生じてしまう。
呉服町→博多駅では、「3番」と「19番」「39番」では、同じ「快速」でも停車停留所が異なる。
本来なら「3番」は、呉服町で再び「特別快速」に戻さないといけない訳だが、手間や実害なども考えて、あとは、どこまで厳密にやるか、という問題になってくるのかも。


「急行201番」「急行203番」は、「特別快速201番」「特別快速203番」に。
「急行114番」は、「快速114番」に。
いずれも停車停留所は変更なし。
「114番」は、本来なら昨年の改正で変更されるべき内容なのだが、前回は忘れられていた感じ。

次回は、「直行」に手が付けられるでしょうか。

・その他1


58番」には「小笹行き」が登場。
昔は、「小笹駅行き」という路線も多かったそうなので、“復活”という感じでしょうか。
なお、反対方向は「小笹二丁目」が始発とのことで、どこで折り返すのでしょう。


「桧原三ツ角」の旧道の乗り場(井手・鬼ノ木団地→桧原営業所間)は廃止で、新道(といっても、もう新しくないですが)に移設されるもよう。


ルート変更を予想していた「外環1番」は、特に変更なし。
朝の「エコルライナー」も試行期間を1年間延長とのこと。

あとは、「40番」の西の起点が藤崎から福岡タワーに変更となり藤崎から板付七丁目には直通では行けなくなったり、現在はエコルライナーしか停まらない城南学園通りの「中村大学前」に「114番」と「140番」も停車するようになったり、塩原小学校前に都心方面行きの乗り場ができたり、「13番」と「52番」の深夜バスが廃止されたり。

・その他2


今回の改正とは関係ないですが、東のほうではこんなことも起きています。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(6)

2016年03月18日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・「46番」の廃止区間

先日の記事でお伝えした、「46番」の「博多駅~駅南二丁目間」のルートが、従来の「人参公園前(旧駅前四丁目)、博多消防署前(旧東領団地前)経由」から、「音羽交差点経由(博多駅~駅南二丁目間はバス停なし)」に変更となる件。

消防署の真ん前にバス停があることが問題視されたのかと思っていたが、真相は「JR高架下を通る際、一般車との離合において大変危険な状況でございますので」とのこと(コメントでも情報をいただきました。ありがとうございます!)。
ちなみに、「離合」は方言とのこと。
まあ、自動車がなかったころには「離合」は使われてなかっただろうから、厳密には「方言」ではないのかもしれませんが。


現ルートが青の点線、新ルートが赤の実線。


人参公園前と、


博多消防署前。


廃止区間の両端、博多駅側と、


竹下側。


その間にあるのが「JR高架下」。

何十年にも渡りこの区間を通ってきて何も変わっていないのに、このタイミングでのルート廃止。
変わってしまったのは時代のほうだ、ということでしょうか。
堅粕経由の「43番」などとともに、博多駅の“表と裏”を実感できた味わい深いルートだっただけに残念。


ただ、ガードの両側ともに信号ができてしまったことから、ガード下の部分をさっと通り抜けることができなくなったという要因はあるのかも。


新しくバスが通ることになる区間(東住吉小学校~音羽交差点間)。
斜めに交わる道路が多く、博多駅が現在の位置に移る前の時代を想起させる。


「駅南一丁目」など、この区間に新たなバス停を設置してもよさそうだが、現状は自転車専用レーンが幅をきかせているため、そう簡単にはいきそうにない。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(5)

2016年03月16日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
前回掲載した速達系統の一覧表、少なくとも「4番」「40番」「58番」が抜けているので、いずれ修正します。

また、市内路線では基本的に「急行」表記はなくなると当初書いたのですが、先に触れた「急行K」や「新宮急行」以外でも、「急行303番」(マリノアシティ)も引き続き「急行」のままのようです(Kや新宮は市内路線ではない、という見方もできますが)。

・「54-1番」などのさらなる変更

昨年の改正で、停車停留所は変わらないままで「快速」という表記をやめた「54番」「54-1番」「59番」だが、今回は、停車停留所を変えたうえで再び「快速」表記が復活する。


具体的には、新たに一本木と新川町に停車するようになり、その一方で、市役所北口・アクロス福岡前、東中洲、土居町、蓮池に停車しなくなる(渡辺通二丁目には改正前後ともに非停車のまま)。
「速達運行区間」という観点でいうと、これまでは「平尾~天神間」だったものが「渡辺通一丁目~千代町間」に変わる、ということになる。

もともと「59番」の登場は、旧「20番」(現在の「20番」先代先代)廃止により、薬院地区から明治通り方面への足がなくなることの救済の意味もあったのだが、今回、明治通り区間で非停車となるバス停が増えることにより、当初の開設意図は薄れてしまうこととなる(利用動向からみてそれが適切と判断したのだろうから、それを問題視するつもりはありません)。


これは、「54-1番」が、運行区間内でどういう種別、番号で運行されるかを示したもの。

上り(福岡タワー→天神方面)で特にめまぐるしく変わることになるが、特筆すべきは、上りの福岡タワー→梅光園口間が「快速」ではなく「普通」で運行されることである。

快速区間が終わった後に「普通」になることは、一般の人の思考パターンからしても合理的だと思うのだが、快速区間に入る前に「普通」を掲げることは合理性がある場合もあればリスクを伴うこともある(全部のバス停に停まると思って乗ったのに通過するバス停があった、というケースが発生する可能性があるという意味で)。

以前の記事で、

この「54-1番」は全便一応「快速」なのだが、通過するバス停は、平尾~天神南間の「一本木」「新川町」「渡辺通二丁目」だけという、長い運行区間のうちのごく一部であることから、快速区間に関係ないエリアでは、「快速」という表示を見て、“自分が行きたいバス停に停まらないのではないか?”という余計な予断を与えてしまい、乗客の取りこぼしが発生するのでは?という懸念については以前指摘したところだが、「54-1番」登場以降、特筆すべき改善は見られない(逆に、より「快速」を強調する方向に向かっている感もあり)。

と書いた。
今回の「梅光園口まで普通で、笹丘一丁目から快速」という判断は、わかりにくさを軽減して乗客のとりこぼしを防ぐ、賢明な判断であるように思える。
快速39番」などでも、同様の工夫を期待したいところ。

・「特快151番」「特快152番」の新設

現在の「急行151番」と「急行152番」は、停車停留所はそのままで「快速151番」「快速152番」に種別が変更となる。

これに加え、さらに野間四丁目、那の津口、中央市民プール前、伊崎、福浜二丁目にも停車しない「特別快速151番」「特別快速152番」が新設される。


これは、「特別快速151番」が、運行区間内でどういう種別、番号で運行されるかを示したもの。

上り(福岡タワー行き。「54-1番」ではタワー行きは下りでした、と蛇足)で、天神高速バスターミナル前では「特別快速W1」だが、天神北では「快速W1」となっている。
天神北だけ「快速」にする意味があるのでしょうか、それとも単なる間違い?(おわかりになる方、ご教示ください)。


市内急行」の中では長く生き延びた「152番」でした。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(4)

2016年03月15日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
・速達系統の整理の整理

今回の速達系統の種別変更の全体のイメージや、「快速」と「特別快速」との違いなどが少しは伝わるかな、と思い作ってみました。
ただし、あまり資料を見ずに即席で作ったので誤りもあると思われ、間違いを見つけたらどんどん指摘してください。
(エクセルデータでほしい方がいましたら、ご連絡ください(笑))。

また、途中で番号が変わる、とか、快速区間が終わったら「快速」表示がなくなるものがある、など、本来はいろんな“注釈”が必要なのですが、全体像を伝えることを優先しているため、細かい説明は割愛しております。

ただ、こうやって一覧にすると、さらに混乱する!と言われそうな感じも(笑)。

あと、今回「エコルライナー」については、これまでは「急行」や「快速」という種別が付記されていましたが、これがなくなるようです。
停車停留所に変更はないのですが、改正後の時刻表では「普通」と書かれていて(一部「急行」が残っているケースもあり)、「Airport Bus」のように“「普通」だが各停ではない”という状況がここでも発生しており、これは改正当日までに修正されるかもしれません。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(3)

2016年03月14日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)

・「310番」の大濠公園~福岡タワー間廃止

百道浜を通る300番台なのに都市高速を通らない”とか、“当初は蔵本→福岡タワーは「4番」で運行する予定だったが、「4番」が明治通り経由に変更となったためそれができなくなった”とか、存在感のわりに話題が多かった「310番」のタワー行きだが、登場から4年で結局廃止に。

なお「4番」は、現在は再び昭和通り経由に戻っています。

・「A」から「AIRPORT BUS」に、ほか


天神~博多駅~福岡空港国際線ターミナル」を運行する「A」は、「A」の表記をやめ、「AIRPORT BUS」という表記になる。

空港に向かう局面では別に「AIRPORT BUS」でよいと思うのだが、反対方向では、一旦空港を出てしまうと、「AIRPORT BUS」を敢えて掲げるのもいかがのものかという気も。


現在のような、空港の意味を含んだ記号(A)でとどめておいたほうがよかったのではないか、とも思う。

ただ、このタイミングでの変更の背景には、例えば、6月から運行予定の「連接バス」で、外回りを「A」、内回りを「B」とするような計画があったりするのかもしれない。

また、都心側の起終点が、現在の「天神コア前発、天神北終点」から、「天神高速バスターミナル構内発着」に変更となる。
ということは、天神高速バスターミナル内から乗って渡辺通一丁目で降りたりとか、瑞穂で乗って天神高速バスターミナル内で降りたりとか、そういうこともできるようになる。


天神コア前には、国際線ターミナル行きはやってこなくなる。

さらに、現行よりも停車停留所を絞った「快速」が日中に運行される。
「快速」は、博多駅筑紫口~国際線ターミナル間の停車停留所が、瑞穂と山王一丁目だけとなる。

ただ、「快速」ではない便も、これまで通り、天神~博多駅間では、渡辺通一丁目と駅前四丁目のみの停車であり、現系統が既に「普通」(各停)ではないのだから、それより速い系統は、これこそ「特別快速」とか「急行」ではないかという気も。
昨年、「急行A」が停車停留所は変わらないまま「A」となったことを踏まえると、なんだかよくわからない変遷を辿っている。

・「九大急行」は「急行K」に


一方で、「博多駅~天神~都市高速~九大伊都キャンパス」の「九大急行」には「K」という“行先番号”が新たに付く(福重ランプ経由も、今宿ランプ経由も、どちらも「急行K」のよう)。


「急行」表記をやめる流れで「K」が出てきたのかと思いきや、依然「急行」表記は残るみたいだ。

「K」は、国体道路を通る幹線バスで用いられる可能性を考えていたのだが、「」に続く新たな幹線バス登場の芽は、これでなくなった感じでしょうか。

一方で、「新宮急行」は「新宮急行」のまま変わらず。
快速39番」も特に変更ないもよう。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(2)

2016年03月13日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
福岡地区についても、ダイヤ改正情報が公表されている。
以前の記事で二度ほど予想を行ったが、かすりもしなかった(笑)。
ただし、ずっと前に提案したルートが一部実現したりはしております、と負け惜しみ。

でも、イエローエリアブラウンエリアなども見渡すと、現時点で発表されているもので全部ではない感じもするため、続報も待ちたいところ。

・速達系統の種別の整理

昨年のダイヤ改正で第一弾が行われ、今回はその第二弾という感じ。

昨年の記事では、

“ 今回、「急行」「特別快速」を「快速」に編入する傾向が見られたのだが、依然として「急行」は残っており、「快速」との違いというのがなかなか伝わりづらいと思う。”

と書いたのだが、今年の改正では、その修正が行われる。

具体的なことは次回以降触れることとするが、非常に大雑把なまとめ方をすれば、市内路線では基本的に「急行」の表記をやめ、
“郊外部で通過するバス停があるか否か”という基準に応じて、
それがあれば「特別快速」、
それがなければ「快速」
という表記での運行となる。

なおこの見解は独自のものであり、間違っていたり他の解釈が成り立つ場合もあると思われます。

また、ここでいう「郊外部」のバス停とは、具体的には「神田町、野間四丁目、原四丁目、原二丁目、原農協前、福陵町、那の津口、中央市民プール前、伊崎、福浜二丁目」を指す。
那の津口や中央市民プール前などは、全く「郊外部」ではないのだが、あくまで説明を進めるうえでの便宜的な呼び方だと思っていただければ。

以下の文章は、前回の改正での問題点を書いた箇所だが、今回の改正では、それが改善されている。

“「快速13番」「快速51番」「快速52番」の停車停留所に触れたので、その他の新設(運行時間拡大)路線の停車停留所にも触れておく。

「快速200番」の快速区間は「荒江四角〜博多駅間」で、通過するのは
荒江団地、別府橋、六本松大通り、護国神社、赤坂三丁目、赤坂二丁目、警固一丁目、今泉一丁目、春吉、南新地、駅前一丁目
である。

「快速19番」も快速区間は「荒江四角〜博多駅間」で、通過するのは
荒江団地、別府橋、六本松三丁目、桜坂、南薬院、柳橋

一方で、既存の「急行114番」の急行区間は「別府駅前〜博多駅間」で、通過するのは
別府橋、六本松大通り、護国神社、赤坂三丁目、赤坂二丁目、警固一丁目、今泉一丁目、春吉、南新地、駅前一丁目
であり、速達運行区間が「200⊃114」であるのに、種別が「200<114」となっていて、矛盾が起きている(「急行」が「快速」よりも速いという前提が正しいとすれば、ですが)。
「急行114番」は「快速114番」であって然るべきではないだろうか。

「急行203番」は、急行区間が「小田部一丁目〜博多駅間」であり、通過するのも
原四丁目、原二丁目、原農協前、福陵町、荒江団地、別府四丁目、中村大学前、別府橋、六本松大通り、護国神社、赤坂三丁目、赤坂二丁目、警固一丁目、今泉一丁目、春吉、南新地、駅前一丁目
であり、速達運行区間が「203⊃200」なので、ここは「急行」で適切と言える。

「快速2-1番」「快速3-1番」も快速区間は荒江四角から先なので、一応「快速」でOKということになる。
ただ、「3-1番」は快速区間が天神三丁目までのため、「快速200番」との間には、駅前一丁目に停車するか否かという違いはありますが。

「急行203番」と、小田部一丁目から先で重複する「快速204番」は、原四丁目、原二丁目、原農協前、福陵町には停車し、快速区間は荒江四角からであり、速達運行区間が「203⊃204」となるので、これも整合は取れている(「急行201番」との関係も、速達区間「201⊃204」、種別「201>204」でありOK)。

「快速51番」と「特別快速51番」も、「快速204番」と「急行203番」のような関係なので、種別を整理する、という意味では、「急行203番」は「特別快速203番」にしてもよいのかもしれない。

でもその考えを広げていくと、「151番」「152番」「161番」も「特別快速」でよさそうな気がしてくるのだが、現在まで「急行」で親しまれてきたものをここで変更するというのもまた問題がありそうであり、悩ましいところでもある。”



・「46番」のルート変更と、派生系統「46-1番」の新設

例年の春の改正に比べ、ルート変更が少ない今年の改正の中で、際立っているのがこの「46番」。
「46番」は、その“変わらなさ”が特徴でもあっただけに、その際立ち方はなおさら(個人の感想です)。

まず、「博多駅~駅南二丁目間」のルートが、従来の「人参公園前(旧駅前四丁目)博多消防署前(旧東領団地前)経由」から、「音羽交差点経由(博多駅~駅南二丁目間はバス停なし)」に変更となる。

ということは、「井尻の一方通行区間」とともに「46番」のクライマックスであった、「JRのガードくぐり」がなくなることを意味しており、結構な大ニュースである(個人の感想です-2)。

また「46-1番」は、「五十川~井尻六つ角間」のルートを、これまでの「井尻一丁目、井尻駅入口、折立経由」から「宮竹小学校西(新設)、井尻駅北(新設)、井尻駅経由」に変更した新系統であり、既存のルートと並行して運行される。

この新ルートは、いまから6年前の記事で、

“現在の「〜五十川〜井尻一丁目〜井尻駅入口〜折立(下りのみ)〜井尻六ツ角〜桜ヶ丘公民館前〜」というルートを、「〜五十川〜井尻一丁目(新道上に移設)〜井尻二丁目(新道上に新設)〜井尻駅(踏切)〜井尻駅前〜井尻六ツ角〜桜ヶ丘公民館前〜」に変更。
「46番」は、先日のダイヤ改正で、井尻六ツ角〜雑餉隈営業所間の回送区間で営業運転が行われるようになったが、西鉄電車の井尻駅を通らず、かつ、下りの「井尻六ツ角」バス停は、「42番」が六ツ角を斜め右折するために交差点のかなり手前に設置してあることもあり、井尻地区を通り抜ける割に、その利便性を十分に発揮できていないと思われることから、ルート変更を考えてみた。”


と書いた通りのルートとなった(新設されるバス停の名称は異なりますが)。
なお、ダイヤ改正の公式情報では、「宮竹校区バス停新設」とあることから、自治会など、地元からの要望による新設であることも推測される。

「46-1番」は、「45-1番」との対応も意識すれば、徳洲会病院経由とする手もあった気がするが、県道福岡筑紫野線の渋滞を考えると現実的ではないでしょうか。

でも「46-1番」が成功すると、「井尻の一方通行」についても存続が危ぶまれる状況になるかもしれない。
(つづく)
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2016年3月26日ダイヤ改正(1)

2016年03月04日 |   ┣ ダイヤ改正2016
公式発表から既に少し経っていますが、「北九州~久留米」の高速バスがついに廃止へ。


廃止日は3月26日となっているが、運行は3月25日までとのことで、廃止の場合、表現が難しい。


西鉄久留米のバスターミナルに停車する高速バスは「福岡空港行き」のみとなる。

また、「須恵」「太宰府インターチェンジ」など、高速道路上に、バスが停車しない「バス停」が増えることとなる。

高速道路上にバス停を設置するには、用地取得費、整備費、そして管理費と、多額の費用がかかるはずであり、そこにバスが全くやってこないという状況は正常とは言えない。
また、「高速基山」での高速バス乗り継ぎを促進したいのであれば、北九州市への足は、重要なメニューの一つであったとも思う。
もっとも、いくら重要だと言っても、需要がなければ成立し得ないし、既に一日2往復しか運行されておらず、事実上、廃止が前提となっていたわけですが。


また、3月26日からではないかもしれないが、「六ツ門」に“副名称”が付くもよう。
「六ツ門・久留米シティプラザ前」とかでしょうか。


「日吉町」にも。

あと、筑後地区でいうと、最近人気が高まっている筑後市「水田天満宮」を通る路線ができるのでは?と勝手に考えているのですがいかがでしょうか。
(つづく)
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2016年3月XX日ダイヤ改正(2)

2016年03月01日 |   ┣ ダイヤ改正2016
(つづき)
先日、福岡地区の春のダイヤ改正を勝手に予測してみたが、今回はその続き。
前回、書き忘れていたものなどの補足を。

そろそろ、改正の内容も発表されるのではないかと思われます。

なお、繰り返しになりますが、必ずしも、こうあるべきだ、とか、こうなったらいいな、と思っている訳ではありません。

・「29番」西鉄名島駅前経由に変更
現在の「~高須磨団地~名島~千早公園前~」から「~高須磨団地~名島(都心行きのみ)~西鉄名島駅前~千早公園前~」に

・「22N」のうちアイランドシティ照葉行きを「25N」とし、「25N」は香椎浜中央、留学生会館前経由からイオン西側の道路経由に変更。

・「筑豊急行」が新たに東光二丁目に停車。

「32番」「34番」極楽寺原田橋系統のルート変更
極楽寺系統
「志免方面~下宇美~宇美八幡前~宇美町役場入口上宇美~JR宇美駅~宇美農協前~上宇美入口~黒穂四角~障子岳・極楽寺方面」

原田橋系統
志免方面~下宇美~宇美公園前~上宇美入口(乗り場新設)~宇美農協前~JR宇美駅~上宇美~宇美町役場入口(乗り場新設)~宇美中学校前~原田橋方面」

「33番」は「32番」に統合

・行先番号の変更
「3番」の福岡タワー行き→「97番」
「140番」→「14番」
「214番」→「18番」

(つづく)
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