INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

couleurs(32)

2022年08月22日 |    ┣ colors&ぐりーん

(つづき)
「黒穂四角」。
何色目の黒かは不詳なので割愛。

  
郊外方面。
極楽寺行きと、その手前の障子岳行きというラインナップで至ってシンプルだが、かつては、路線図的には障子岳までのルートが3つあり、そのうちの一つのルート上に極楽寺があるという、難解なものでした。

 

  
都心方面。
「32番」「33番」「34番」「11番」「無番」が停車。
「32番」「33番」「34番」の番号線引き問題については、過去の記事で取り上げています。
なお、バス停の路線図では「34番」のルートが色褪せている。

 

  
付近の交差点は、県道筑紫野古賀線と県道飯塚大野城線が交差する交通の要衝「上北川橋」交差点で「黒穂」という名称ではなく、また、この交差点は変則五差路であり、“四角”でもない。

 

 

なお、バス停は、いずれの県道でもない“第三の道路”上に立つ。
私が物心ついたときから「黒穂四角」のバス停は存在するが、どの交差点のことを指しているのかは不明。

「よつかど」は、「がおか」とともにバス停表記の揺れの代表格であり、

   
「四角」か「四ツ角」か「四ッ角」か、地域的な偏りがあるわけでもなくバラバラ。
また、検索画面では「四角」でも、現地では「四ツ角」であったり…という例もある(ただ、先人たちはバス停の名づけに際して、手元で全バス停が検索できる時代が来るなんてことは考えてなかったわけなので、バラバラであることを問題視するつもりは全くありません)。

ひと通り「〇〇よつかど」が登場したあと、最後に満を持して姿を現す感じの八幡西区の「四ツ角」の大御所感がすごいです。

 

次の「黒穂」へは直線の坂道。
(つづく)

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続・ひっそりと(52)

2022年08月18日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く

(つづき)
「香住ヶ丘一丁目」。

 
「23番」の香椎花園行き廃止以降は、千早駅と香椎花園前の短い区間を結ぶ「無番」が細々と運行。

 
本数はこんな感じ。
香椎花園前行きが2系統あるのは、「牧の鼻循環」があるため。
牧の鼻地区からは香椎浜方面にも出られるようにしたほうが利便性が高まるのでは?とずっと思っているのですが、特にそういうことが行われないということは、そこまでの需要はないのでしょうか。


国道495号から入ってすぐの場所にバス停が設置されたのは、間違って乗った人を降ろしやすくするという意図があったのかも(「若宮一丁目」でも同様のことを書きました)。


バス停の銘板や路線図では「香住ヶ丘一丁目」だが、

  
バス停の管理上(?)の正式名称は「香住ケ丘一丁目」。
ちなみに登記簿などに記載される正式な町名は「香住ヶ丘」で、小学校や公民館は「香住丘」で、郵便局は「香住ケ丘」…と、表記がかなり揺れている。

「桜ヶ丘第四」を「桜丘第四」にしたように、「ヶ」や「ケ」(もしくは「が」)を取ってしまえばこういった問題は解決するのだが、例えば「美しが丘」とか「みどりが丘」のようにひらがなが含まれる地名だと「美し丘」「みどり丘」と書いたときに、果たして“うつくしがおか”、“みどりがおか”と読んでもらえるのか?という懸念はあり。

また、「蛍ケ丘団地前」「蛍ヶ丘団地前」「螢ケ丘団地前」「螢ヶ丘団地前」「蛍ケ丘団地」「蛍ヶ丘団地」「螢ケ丘団地」「螢ヶ丘団地」…のように、揺れの発生原因が「ケ」だけではないことも、この手の問題を複雑にしています。
(つづく)

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2022年8月28日ダイヤ改正(1)

2022年08月15日 |   ┣ ダイヤ改正2022

雑餉隈駅~下大利駅間高架切替に伴う西鉄天神大牟田線のダイヤ改正に合わせ、バスのほうでもダイヤ改正が。

時刻の変更がメインで、新しい路線の登場などはありませんが、そんな中、今年春に開業したららぽーと福岡に乗り入れる路線のうち、天神・博多駅とららぽーとを結ぶ路線の行先番号が「44番」から「無番」に変更となる。

“44番と書いてあったから諸岡や南本町のほうに行くと思ってたのに、ららぽーとの中まで連れて行かれた!”
…という苦情(というか言いがかり)が結構あったようなので、その応急処置といったところでしょうか。
でも、とりあえず傷口はふさいだけど、それが原因で別の大きな病気になった…ということにもなりかねない感じ。

今回のダイヤ改正とは関係ないですが、冒頭の画像も「無番」。
西鉄高宮駅東口から老司団地に向かう路線だが、何らかの番号を付けるとどこかで波風がたってしまうため結局「無番」に落ち着いたような印象。
似たようなことは過去に、高美台一丁目と新宮緑ケ浜を結ぶ「無番」や、名子と篠栗駅を結ぶ「無番」のときにも書きました。

行先番号が付いた路線がたくさんある中で「無番」があると、逆に目立つし覚えやすいという効用はたしかにあると思うのですが、ひとつのバス停にいろんな「無番」がやってくるような状況になると逆にわかりにくくなるという弊害もあり。

ちなみに、過去には「無番」ではなく「0番」が存在したこともあり。
「無とゼロは違う」という、哲学的なこと行先番号は教えてくれます(笑)。
(つづく)

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