2011年10月、「橋本駅循環バス」として登場した際のルート。
2013年12月、「橋本駅循環ミニバス」として再デビューした際のルート。
2015年12月のルート変更。
今年1月のルート変更。
そして、来る12月1日にこのようにルート変更が行われる。
過去の記事で、
“ハイエースの本領を発揮できる区間は、ルート全体からみると多くはなく、かなりの区間が既存の西鉄バス路線と重複している。
せっかくのミニバスなのだから、もう少しオリジナリティがあってもよいのでは?とも思う”
と書いたのだが、今回のルート変更で、既存の西鉄バス路線との重複区間が大幅に減り、「ハイエースの本領を発揮できるオリジナル区間」の割合がかなり高まっており、存在意義を発揮するという意味では良い傾向だと思われます。
(つづく)
(つづき)
「200番」。
「200番」は、200番台の中で一番若い数字だが、登場したのは意外にも(?)、「201番」~「205番」より後。
“「にひゃくなんばん」というのは、当初、202号バイパス(当時)を走るバスという意味で付けられたと思われる”
と、過去の記事で触れたが、「200番」登場にタイムラグがあったのは、早良街道沿線と都心を国体道路経由で結ぶ役割を「93番」が既に担っていたことが原因(「93番」と比較して、「91番」と「92番」が200番台のルートとの重複が少なかった、という言い方もできるかもしれません)。
200番台は、当初、都心から202号バイパス(当時)経由で原から先に向かう路線に対して1から4を割り振ったと思われ、荒江四角から分岐する路線のことは想定していなかったと思われる。
200番台登場からしばらく経って、90番台の役割変化に際して、「200番」がたまたま空いていたので早良街道~国体道路~都心の路線に「200番」という番号が付いたと考えられる。
10番台が空いていなかったので(当時)、仕方なく登場した「214番」という番号とは対照的。
200番台新設の際、「1から」ではなく「0から」番号を割り振っていたら、その後の展開は全く違うものになっていたかもしれない。
森林都市線で青葉台入口行きが「8番」であることについての考察も参照。
ここまで読んで何のことだか全くわからないかもしれませんが、要は「行先番号は生き物である」ということです(笑)。
なお、「200番」の登場は、「206番」「208番」「209番」よりは前である(「206番」の登場、「208番」の新設は、このブログでリアルタイムで取り上げています)。
ちなみに「200番」は、現在は数多く走る「郊外~都心~タワー」というルートを辿る路線の第一号でもあります。
(つづく)
(つづき)
「113番」。
市内急行の流れを汲む番号。
市内急行の第一号「105番」と、その後に登場した「101番」「103番」などは、先行して登場していた200番台の路線をベースとした番号だった。
一方で、「113番」のベースは200番台ではなく、「13番」。
その後の「153番」(現在の「151番」「152番」)、「114番」「161番」「162番」も、ベースとなる番号の頭に「1」を付けたもの。
「139番」も、「39」の頭に「1」を付けたものだが、市内急行とは直接的な関係はなし(「39」にアルファベットを付けた「39B」も都市高速を通らず、これも例外的な存在)。
「113番」は、ベースとなる「13番」とのルートの違いが比較的際立っていたため(「13番」が城内経由で「113番」が国体道路経由。城内経由、って普通に言ってますが、城内というバス停はもうないんでした)、後に各停便ができ、結果、“「1」から始まる3桁番号は速達便である”(あくまで福岡市内で)という前提は崩れている。
また、速達便も現在は「急行」ではなく「快速」として運行されている。
「100円循環バス」が「100番」だと捉えると、「100円循環バス」の登場時点で、既に前提は崩れているのかもしれません。
なお、「120番台」には、幸い(?)まだ手が付けられていないので、アイランドシティ営業所開設に伴う既存路線の整理や路線新設の際には使えるかもしれません。
(つづく)
(つづき)
「27番」。
・都市高速を通る「27B」「27N」が現在の主流で、アルファベットが付かないもの(一般道路経由)は少数派。
・全便が都市高速経由の「28B」と違い、一般道路経由が存在するのは、「広義のエコルライナー」の側面もありそう。
・経由地はかつてのサニータウン、パークシティ。
・都市高速を通らないばっかりに(?)、香椎参道から郊外向けでは青葉小経由か香椎東小経由かが番号から判別できない(「27番」は青葉小経由)。
・「23番」の香椎宮行きがルーツ。
・篠栗駅~みどりが丘団地入口の区間便「無番」は、なぜ「27番」ではダメなのか。
・渋滞の難所(踏切、鳥居など)を避け、反対側から都心に出るルートも考えられるのではないか。
…など、いろんな論点(?)を含む路線。
(つづく)
(つづき)
「302番 のこ渡船場行き」
「302番」は、天神北ランプ~百道ランプ間で都市高速道路を走行する。
「307番」も同じく天神北ランプ~百道ランプ間で都市高速を走行するが、「307番」を掲げて走る区間が限られているため、目にする機会は他の300番台に比べて少ない。
ちなみに300番台の他の路線は、
「300番」「301番」「303番」は、天神北ランプ~西公園ランプ
「304番」は、天神北ランプ~愛宕ランプ
「305番」は、天神北ランプ~西公園ランプ
「306番」は、呉服町ランプ~西公園ランプ
「312番」は、呉服町ランプ~百道ランプ
の間で都市高速を通る。
また、
「310番」は、呉服町ランプ~粕屋ランプ
「370番」「390番」は千代ランプ~月隈ランプ
で都市高速を通って、他の300番台とは全く違う場所に向かう。
「302番」と「312番」は、郊外側がともに百道ランプ、都心側が「302番」が天神北ランプ、「312番」が呉服町ランプであり、真ん中の数字「0」と「1」で、都心側のランプの違いを表している。
500番台の「504番」と「514番」、「505番」と「515番」でも、同様のことが言える(郊外側が姪浜、都心側が天神北か呉服町)。
この考えに基づけば、「306番」は「315番」でないといけないのだが、実際はそうなっていない。
利用する両端のランプを、行先番号でを識別できればいいのになぁ…ということを考えたことがある人は私以外にもいるかもしれない。
でも、あれこれ考えてみて、結局良い答えがみつからなかった人も、私以外にもいるかもしれない(笑)。
留学生会館前で天神方面行きのバス(香椎浜or名島?~呉服町or天神北?)を待っているときや、砂津で門司方面行きのバス(原町or社ノ木二丁目?、海岸or山手?)を待っているときにも、同様の思いを抱く。
まあ、「310番」「370番」「390番」が300番台として存在している時点で、都心~百道浜・愛宕浜地区の路線に300番台を用いて“何らかの法則に従って番号を付ける”ことは不可能なのかも。
そう考えると、「W1」「W2」という番号は、根本的な解決にはなっていないものの、なかなか良い番号の付け方だったと言えるのかもしれません。
時刻表では「能古渡船場」だが、LEDでは「のこ渡船場」。
「むろみ団地」は「室住団地」との見間違い防止、「こもの」は難読(薦野)だから?と推定されるが、方向幕の時代から「のこ渡船場」という表記が用いられているのは慣例的なものでしょうか。
「のこ」。
(つづく)
(つづき)
「210番」。
・福岡市東区の人工島「アイランドシティ」に一番最初に乗り入れた路線だが、運行開始当時は、人工島はただの更地であり、一つもバス停がなかった。
・雁の巣~奈多地区から従来とは逆の方向で都心に出られるようになった。
・経由地として「アイランドシティ」と表示されているものの「アイランドシティ照葉」には停車しない。
・「21」の末尾に「0」を付けて「210」だが、西部地区の法則を適用すると「210」は「早良営業所~荒江四角~六本松~城南線~博多駅」というルートになる。
…など、いろんな論点(?)を含む路線である。
(つづく)
(つづき)
11月です。
「2番」と「22番」「22N」が直通するようになって、3年が経ちました。
2014年11月1日ダイヤ改正(1)
2014年11月1日ダイヤ改正(2)
2014年11月1日ダイヤ改正(3)
2014年11月1日ダイヤ改正(4)
2014年11月1日ダイヤ改正(5)
2014年11月1日ダイヤ改正(6)
2014年11月1日ダイヤ改正(7)
1年前の「W」登場の際、このような路線再編を予測していて、その後も、“郊外部の拠点での乗り継ぎを前提とした幹線バス的なものの導入を毎年11月に行っていくのか?”と思っていたのだが、その後、2015年、2016年、そして今年の11月も、特に大きな動きはなし。
(つづく)