INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2023年10月1日ダイヤ改正(1)

2023年09月24日 |    ┣ ダイヤ改正2023

10月1日にダイヤ改正。
「慢性的な乗務員不足や自動車運転者の労働時間等の改善のための基準の改正による労働時間の制限(通称2024年問題)への対応を目的として実施」と明言されており、減便がメイン。

田川地区では「1番」「3番」「22番」「23番」の4つが一気に消え(実質的には4つではなく2つなのですが)、田川地区を運行する西鉄バスは「筑豊特急」と「10番」(田川~添田)の2つだけとなってしまう。

福岡地区でも廃止がいくつかあり、先日お伝えした「6番」郊外行きのキャナルシティ博多前経由のほか、
 「12番」の桧原営業所行き
 宇美ローカル「2番」(イオンモール福岡上宇美
 「39番」「39B」の博多駅~大濠公園間
などが廃止となる。

「12番」の桧原営業所行きは、「60番」桧原循環線廃止に伴う代替として、「61番」片江営業所・福大病院行きと同時に運行を開始した系統だった(「61番」の片江、福大病院行きは2009年に既に廃止こちらの記事も参照)。
当初は1時間2本程度運行されていたが、現状は1日2往復にまで減っていた。
西油山ハイツ行き、早良妙見東口行き、早良高校行き、四箇田団地行きなど、郊外に複数の行先を持っていた「12番」も、片江営業所行きと福大病院行きの2つだけとなる。

「2番」(イオンモール福岡上宇美)は、イオンモール福岡がまだダイヤモンドシティだった2006年から運行されていたが、運行開始18年目で廃止に。

39番」「39B」の博多駅~大濠公園間は、2014年、「2番」(前述の「2番」ではなく、福岡市内、金武線の「2番」)が博多駅まで行かなくなった際に走り始めた区間で(もっと昔は「38番」「39番」などは天神が始発でしたが)、昭和通り~博多駅の減便を補完する意味合いがあったのだが、これも廃止となり、昭和通り~博多駅は今よりさらに減便に。
「2番」の博多駅行きの廃止は、「2番」が「22番」「22N」と直通運行をするために行われたのだが、この直通運行も既に廃止になっているため、結果として、「単に不便になっただけ」「単に本数が減っただけ」という現実が残ってしまうという、なかなか寂しい状況である。


このほか、廃止ではないが「370番」「390番」も結構な減便。
都市高速経由の路線の淘汰がさらに進みます。
(つづく)

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続・一週間に一本だけ(12)

2023年09月19日 |    ┣ 一週間に一本だけ

(つづき)
見事に一週間に一本だけ


「キャナルシティ博多前」のワシントンホテル前の乗り場。

  
もともと「福岡都心100円循環バス」用の乗り場として設置され、循環バス廃止後は「キャナルシティラインバス」の乗り場となっていた。
今年春、地下鉄七隈線の博多延伸に伴うダイヤ改正で「キャナルシティラインバス」も廃止となり、「6番」が土曜日に一本だけ停車するバス停となり(他の「6番」は、はかた駅前通り沿いの「キャナルイーストビル前」に停車)、現状、西鉄バスの中で一番目立つ免許維持路線となっていたが、


それも9月末で廃止となる。

1時間に8本以上のバスが停車していた時代もあるのだが、天神、博多に地下鉄ですぐに行けるようになり、さすがに勝ち目はなさそう。
住吉通りから明治通り昭和通り方面など、地下鉄では行きにくいところを小型~中型バスでつないでみては?などとも考えるのだが、人手がかかること新たに始めるのはなかなか難しいご時世のようで・・
(つづく)

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続・一週間に一本だけ(11)

2023年09月04日 |    ┣ 一週間に一本だけ

(つづき)
見事に一週間に一本だけ


「筑鉄直方」構内の乗り場。


10年前に取り上げたときは、ここから天神にも行くことができました。


掲示されている路線図は、この乗り場とは関係なく、道路上の乗り場を通る路線のもの。
道路上のバス停も、黒崎行きがなくなり、筑鉄中間行きがなくなり、コスワエ経由がなくなり、赤間行きがなくなり…で、現状は、直方遠賀川駅を結ぶ2路線のみとなり、とても寂しくなってしまいました。


隙間には物凄いものが隠れています

このブログ、最近は一週間に一本どころではなく、一ヶ月に一本も更新できておりません。
また、記事に使っていたgoo地図のサービスがまもなく終了とのことで、今後は過去記事の地図が見られなくなってしまいます。
そんな中でも一日300人以上の方に見ていただいていることに恐縮ですが、今後、頻繁に更新する時期が二度とやってこないとは言い切れませんので、引き続きよろしくお願いいたします。
(つづく)

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LED REAL(133)

2023年07月16日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
順番通りのルートを辿ると、なかなか乗り応えがありそう。
天神三丁目には停車しません」を入れたことで溢れた「都市高」が、行き場を誤ってしまった感じでしょうか。

22N」の同類異形は、9年前にも取り上げています。

前面には矢印がないので、順番が無茶苦茶に見えても必ずしも「誤り」とは言い切れないのだが、側面は矢印があるため、正誤が際立つ結果に。
(つづく)

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LED REAL(132)

2023年05月15日 |    ┣ LEDに位置図

(つづき)
「46L」、46リットルではありません。

今年の春から運行を開始した新路線
「行先番号の末尾に付くアルファベットは都市高速道路のランプを表す」のが現在の一応の原則だが、この路線は「39B」などと同様に都市高速は通らない。
“L”は、ららぽーと福岡のイニシャルで、美術館のイニシャル“M”を付けた北九州の「7M」と似た概念。
ちなみに、「37B」「39B」の“B”はバイパス、「90B」の“B”は馬場、「201A」「204A」の“A”は赤坂門、「8A」の“A”は足立中学校を、それぞれ意味する…のではないかと推測される。

46番」の福岡市都心部~竹下間と、竹下~ららぽーと福岡を運行していた「直行」を合わせてできた路線で、既存の「46番」「46-1番」と区別して「46L」。

福岡市都心部とららぽーと福岡を結ぶ路線は、当初は筑紫通り経由で「44番」として乗り入れていたが、誤乗多発により4ヶ月後に「無番」となり、さらにその7ヶ月後、今年の3月25日からは「L」として運行されている。
「46番」のルートでららぽーと福岡に乗り入れる路線が「46L」なら、筑紫通り経由でららぽーと福岡に乗り入れる路線は「L」ではなく「44L」でもよさそう…という気もする。
しかし一方で、既存の「40番」のルートを変更してららぽーと福岡の前を通るようにした新路線には、ららぽーと福岡内に乗り入れないにも関わらず「40L」が付いており、だったら、既存の「44番」「45番」「5番」も、「44L」「45L」「5L」でいいじゃないか、という気もしてくる。
「46L」「L」「40L」の“L”は、ららぽーと福岡を表すことに間違いはないのだが、全て意味合いが微妙に違うという状況が発生している。
まあ、厳密さを求めてもあまり意味がなく、なんとなく伝わればよいのかもしれませんが。

なお、「46L」の登場で、「46番」「46-1番」のみが通る竹下から先(郊外)の部分、五十川宮竹井尻一丁目方面はかなりの減便となり、特に「46番」のオリジナルルートかつハイライトともいえる一方通行区間を通るバスは一日数本のみと、一昔前からは考えられない少なさとなってしまった。
(つづく)

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