INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

no alternative(3)

2010年04月30日 |   ┣ no alternative
(つづき)
春日市の「北町四丁目」バス停。

実際の町名は「北町」ではなく「春日原北町」であり、「駅東三丁目」同様、省略されている。

現在ここからは、ひとつ先の「西鉄春日原」のみしか行くことができず、「no alternative」である。
かつては、その先のJR南福岡駅、雑餉隈営業所まで行くものもあったが、現在は廃止となっている。

昔の時刻表には、平日夜の22時台の「6番」に一本だけ、「筒井経由雑餉隈営業所行き」という便があり、とても興味をそそられていたのだが、子供が乗ることのできる時間ではなかったことから、結局乗ることはできなかった。
西鉄春日原から筑紫通りに向かわずに、3号線(現在は県道112号)に出て、現在の山田4丁目交差点から雑餉隈営業所に向かうというルートだったと推測され、筑紫通り(厳密には「筑紫通り」は福岡市の愛称なので、末端部の春日市域は「筑紫通り」ではない)が開通する前のルートの名残りなのかな?などと考えるのだが、実際はどうなのだろうか。

この付近、JR春日駅と西鉄春日原駅に挟まれた交通利便性の高い場所であり、西鉄春日原から先も、西鉄電車だけでなく、「やよい」や「まどか」にもつながっていることから、あまり「no alternative」な感じはしない。

現在、4月16日の「愛をください」以降、シリーズものの記事を重複させないで(同じシリーズを登場させないで)どこまで続けることができるかを勝手に展開中…。
(つづく)
コメント (4)
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Day Tripper(9)

2010年04月29日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
「田町」と「五反田」。

いずれも東京の山手線の駅だが、福岡県鞍手郡鞍手町の「田町」と直方市の「五反田」も、同一路線(「75番」赤間~猿田峠~直方)上のバス停である。
(つづく)

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イミカヨミカ(20)

2010年04月28日 |   ┣ イミカヨミカ
(つづき)
北九州市戸畑区の「八幡製鉄所総合センター前」バス停。

英字表記は「YAHATA SEITETSUSHO SYNTHESIS CENTER」となっている。
これが、施設の正式な名称なのであれば、この表記でもよいのだろうけど…。

昨年春のダイヤ改正で、戸畑渡場行きの多くが、ここ「八幡製鉄所総合センター前」発着に短縮となった。

バスのLEDの行先表示では、行先部分の上段に大文字で「戸畑駅」、下段に小文字で「(八幡製鉄所総合センター)」という感じで表記されている。
方向幕ほど字を盛り込めないLEDで、末端部分の行先のために、わざわざ「(八幡製鉄所総合センター)」と長い文字数を表示しているのを見るたび、「もったいないなぁ」といつも思ってしまう(余計なお世話かもしれませんが)。
イトーピア室見が丘」のように、新日鉄との間で、施設名を入れろという「契約」があったりするのだろうか…。
「契約」がないことを前提として、じゃあどう略せばよいかを考えてみるのだが、「製鉄所総合C」「製鉄センター」「製鉄総合C」…とかではいずれも余計わかりにくそうであり、適当な略称もなかなか見当たらない。
また、バス停の時刻表では、行先が「総合センター」となっているが、これではどこに行き着くのか全くわからず、かなり不親切だと思う。

「八幡製鉄所総合センター」という施設にこだわらなくてもよいのであれば、「八幡製鉄所総合センター前」は、「アクロス福岡前」「博多座前」のような“副名称”にしてしまえば、行先表示に出さなくてもよくなるのではないだろうか。
そして、その前に付く“正名称”(?)に、利用者にイメージしやすいものを持ってくればよいと思う。
バス停の所在地「飛幡町・八幡製鉄所総合センター前」があまり伝わりにくければ、「幸町北・八幡製鉄所総合センター前」や「戸畑渡場口・八幡製鉄所総合センター前」などはどうだろうか。
バスの行先表示も「戸畑駅(幸町北)」「戸畑駅(渡場口)」などとなって、現状よりもかなりすっきりしそうである。
でも、「戸畑駅(渡場口)」だと、戸畑駅北口のことかと思われるかな?
だったら、「戸畑渡場手前・八幡製鉄所総合センター前」とか…、意味は伝わりそうだけど名称としては乱暴だろうか…。
(つづく)
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もっと愛をください(10)

2010年04月27日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
愛をください」で取り上げた「一頭目のイノシシ」に引き続き、福岡県糟屋郡新宮町に居る「二頭目のイノシシ」。
ただしこちらは「」ではなく「亥」である。
隣りには、西鉄バス「新宮急行」の「亥の坂」バス停もある。

コミュニティバス「マリンクス」の「相らんど線」に新たに設定された逆回りルートのバス停であり、まだ新しい。
そして、系統数の増加にあわせ、新車も導入されている。

なお、写真の隅に写っている帽子はわが子のものである。

ちなみに、当ブログのここ3週間のアクセス状況は以下の通り。

   日付       閲覧数 訪問者数   ランキング
2010.04.18~04.24 10135PV 2914IP 1653位/1400413ブログ
2010.04.11~04.17 9308PV 3011IP 1671位/1396955ブログ
2010.04.04~04.10 11906PV 3115IP 1548位/1393660ブログ

みなさまに支えられ、相変わらずとても安定的に推移しているが、前回アクセス状況をご紹介したときからは、少しだけ増えた感じである。
今後もマイペースで続けていければと思っております。
(つづく)
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失われた風景(6)

2010年04月26日 |   ┣ 失われた風景
(つづき)
今年3月26日まで、福岡市内に夥しい本数走っていたものの、その翌日に忽然と姿を消した「西公園行き」。
いったいどこへ行ってしまったのだろうか…(?)。

ほぼ毎朝、西公園行きで通勤していたのだが、現在でも、たま~に「西公園行きです」という運転手さんの声を耳にすることがある。
それまで毎日何度も口にしていた「習慣」を変えるというのは、なかなか大変なんだろうなぁと思う。

「西公園行き」というのは、福岡地区では、「天神行き」「博多駅行き」に次いで、本数が多い行先だったのではないかと思う(数えた訳ではないので正確ではないかもしれません)。
影響する路線も多岐に渡ることになるのだが、それを一瞬にして「大濠公園行き」に変えてしまえるのは、行先表示のLED化の利点なのかもしれない。

それまでの「西公園」バス停は、「西公園」という名称が付いていながら、公園としての「西公園」、町名としての「西公園」のいずれからも離れており(市内電車の電停の名称としては適切だったのかもしれないけど)、かつ、ランドマークである「大濠公園」のそばに位置していることから、より実態に即した「大濠公園」という名称にしたということなのだろう。
「西公園」により近い、那の津通りの「荒戸二丁目」を「西公園」という名称に変えて、「61番」の福浜行きを 「福大若葉高校経由」から「西公園経由」という呼び方にしてみては?などと考えたりもする。
でもこれを今すぐにやると大混乱しそうなので、もしやるとしても少なくとも2~3年は間を空ける必要があるかも。

ちなみに、側面の行先表示LEDの下に、「おたずねはこのインターホンで」というシールとインターホンがあるのだが、このインターホンに向かって「おたずね」をしても、運転手さんから「前にお願いします」(=前ドアのところまで来て直接尋ねてくれ、の意)と言われるのがお約束というかお決まりのパターンになっている。
このインターホン、要るんですかね?
(つづく)
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ぐりーんぐりーん(14)

2010年04月25日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
緑色の循環バスだが、福岡シティループバス「ぐりーん」ではなく、大野城市コミュニティバス「まどか号」である。
ぐりーん」よりも歴史が古いので、「偽ぐりーん」と呼ぶのは失礼かと思われる…。

「まどか号」のこの路線に乗ると、太宰府市コミュニティバス「まほろば号」への乗り継ぎが可能である(といっても、同一のバス停ではなく、住宅地の中を数分歩いて市境を越える必要あり)。
個人的な話だが、私は、「まほろば→まどか」の乗り継ぎは何回か経験あるが、「まどか→まほろば」はまだ経験がない気がする。

まほろば号」のほうは、最近、行先表示がLEDのものが登場しているが、写真のような「幕」に比べると情報量の少なさは否めない。
そして、その情報量の少なさをカバーするだけの表示の工夫も今のところ見られない(←あくまで、私が見かけた範囲での話なので、事実と異なるかもしれません)。
台数も限られているし、これまで方面による色分けが定着していた面もあるので、別に「幕」のままでいいのでは?と考えるのたが、現実にはいろんな事情があるのかもしれない。

なお、ゴールデンウィークの「みどりの日」は、「ぐりーんの日」として、「ぐりーん」の運賃が100円になる…というようなことは特にありません。
(つづく)
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趣に赴く(31)

2010年04月23日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
福岡県大川市の「大川橋」バス停。

国道208号上ののりばには「西鉄柳川~佐賀駅バスセンター」の「無番」(旧「準急」)、及び「西鉄柳川~大川橋←諸富橋」の「1番」が、県道久留米城島大川線上ののりばには大川橋から大善寺~久留米方面に向かう「15番」が停車する。

佐賀方面行きののりばの路線図は、手書きの味のあるものであった。
手書きではあるものの、これ一枚で複数のバス停で使えるという、ある意味「優れもの」である(?)。

「大川橋」には西鉄バス久留米大川支社(かつての南筑交通本社)がある。
もともとこの場所は、西鉄大川線の車庫だったそうであり、由緒正しい場所といえるのだが、大川地区のバス路線は、幹線である「柳川~佐賀」を除き、めっきり寂しくなってしまった

大川市でよく見かける木製のバス停に木製のイス…、決してありふれた光景ではないと思うのだが、これが「観光資源」となるかどうかは微妙である。

西鉄電車で行ける隣りの柳川市とは違い、大川への公共交通機関は現在ではバスしかない。
それも、久留米市(大善寺方面、八丁牟田方面とも)からは本数が少なく、隣りの佐賀県と県南の柳川市を結ぶ路線がメインであり、福岡都市圏に対しては背を向けているような印象がある。

身近な観光地として、柳川、大川、そして城島あたりを、自動車ではなくバスで巡るというのは、バスファンのみならず、それなりに楽しめるのではないかという気がする。
鉄道がなく、かつ、いろんな観光資源も眠っている場所であることを考えれば、バスの「出番」がもっとありそうだと思うのだが…。
(つづき)
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チラシのオモテ(57)

2010年04月22日 |    ┣ チラシとキロク
(つづき)
今回は偽物ではなく本物のチラシである。

一連の1996年5月1日の東部地区大改正シリーズ。
香椎台・みどりが丘地区三苫駅・高美台地区城浜団地・香椎浜及び下原地区青葉・舞松原地区赤間急行に続く6回目は、「雁の巣・奈多地区」である。

このチラシの時点の天神郵便局前発の「21番」及び「21A」の運行本数(平日)は以下の通りである。

「21番」
 香椎、和白経由雁の巣レクレーションセンター行き …46本
 香椎、和白経由志賀島国民宿舎行き …2本(早朝のみ)
「21A」
 都市高速、和白経由志賀島国民宿舎行き …20本
…合計68本

そして現在の「21番」及びその派生系統の運行本数は、
「21番」
 香椎、和白経由雁の巣レクレーションセンター行き …3本(最終間際のみ)
 香椎、和白経由志賀島小学校前行き …21本
「21A」
 都市高速、和白経由雁の巣レクレーションセンター行き …61本
 都市高速、和白経由志賀島小学校前 …3本(早朝2本と最終1本)
「210番」
 都市高速、アイランドシティ、雁の巣経由和白方面行き …13本
 都市高速、アイランドシティ、雁の巣、三苫駅経由新宮緑ケ浜行き …13本
「21B」(4月26日より)
 都市高速、アイランドシティ、西戸崎経由大岳行き …12本
…合計114本(季節運行の「21B」を除いた本数)

となっている。
チラシの時点の「志賀島国民宿舎」は、現在の「志賀島小学校前」である。
このときの改正で、志賀島国民宿舎行きのほとんどが都市高速経由の「21A」となってしまい、志賀島から東区の中心である香椎地区に直通するバスが実質なくなったことに対してクレームが出たらしく(このチラシの裏の時刻表では「21Aは香椎には行きません」という注意書きがある)、その後の改正で、「21番」が志賀島行き、「21A」が雁の巣行きに組み替えられた。
そして相対的に収益性が高まった(と思われる)「21A」のほうは増便を重ね、現在では「21A」のほうがメインのようになっている。
というわけで、この2つの時点の間に全体の本数は7割ほど増えているものの、行先によるメリハリがはっきりしており、雁の巣レクレーションセンターから先(西戸崎、志賀島方面)はほとんど変わっていない。
また、この間に博多湾に人工島(アイランドシティ)ができ、新たに従来とは反対方向から雁の巣~奈多方面に入る「210番」も運行を開始し、和白から雁の巣にかけてのバスの利便性はかなり向上したといえる。

なお、かつては「21番」は、「志賀島国民宿舎」から先の「志賀島国民休暇村行き」「勝馬行き」、国民宿舎の手前の「大岳行き」「久保行き」「和白営業所行き」そして「養護学校行き」があり、都心向けも「天神行き」だけでなく「西公園行き」「今川橋行き」もあった。
「21番」と、「22番」(こもの線)「26番」(福岡~赤間線)は、天神を出た後は、中洲、蔵本、千鳥橋、箱崎浜、箱崎松原、貝塚…の順に停車し、天神四丁目(以前は歴史資料館前、さらに前は県庁通り)、博多五町、石堂大橋、千代五丁目、馬出三丁目、浜松町、網屋立筋、九大北門は通過しており、「23番」など他の東部地区の路線よりは格が一つ上という感じであった。
(つづく)
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SWEET NAIL(19)

2010年04月21日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
二日市地区の「2-3番」の側面方向幕。

ローマ字は「フツカイティ」となっていて、「トウゴウエキヒノサトグチュ」「ナナクマヨトゥカド」「ケイサトゥホンブ」同様ちょっとかわいい。
でも、せっかく「ツ」を「TSU」と表示したのであれば、「チ」も「CHI」と表記してほしかった…(ヘボン式ではなくて訓令式だと「TI」でもよいのだが、その場合は「ツ」を「TU」にする必要がある)。

バスの行先表示のLED化が進む中、LED化されずに新たに方向幕が作られる場合は、最近は、写真のようなフォントの方向幕が導入されている(ただし「イオンモール」の文字は、「イオンモール筑紫野」のロゴの模式または流用と思われる)。

このタイプの方向幕、従来のものと比べて、作り方が雑というか品がないものが多い気がする(←あくまで個人的な感想です)。
「31番」の郊外向けは平気で方面色(茶色)を無視しているし、八木山峠で最近すれ違う「飯塚→日の浦口」はこれまでみたことないようなレイアウト(経由地が三段で、行き先がどデカイ)だし、「赤間急行」の赤間営業所行きは「赤間営」という表記(「赤間」と「営」が同じサイズ)だし…。

西鉄バスにおける方向幕が斜陽アイテムであり、従来のように力を入れられないというのはわかるのだが、明らかに従来のものから品質が低下しているように見えてしまうのは私だけだろうか。
(つづく)
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く・ふ・う(25)

2010年04月20日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市中央区の油山観光道路上の「梅光園一丁目」バス停。

「12番」「13番」「16番」など、天神博多駅に向かう路線が主流の中で、「69-1番」「96番」そして「54-1番」は都心には行かない。
時刻表の中にこういう路線があると、なんだか「自己主張」しているように見え、用もないのについつい乗ってみたくなる。
ただ、「69-1番」「96番」の発車時刻は、ご覧の通り非常に接近しており、思いつきで乗るにはやや難があり、もう少しダイヤを工夫してほしいという思いが一瞬頭をよぎる。

しかしよく考えてみると、「69-1番」と「96番」はいずれも藤崎行きだが、始発地も途中の経由地も全く異なるし、それに、2路線が重複するのはここ「梅光園一丁目」と一つ南の「梅光園口」だけであり、もしこの場所で概ね等間隔のダイヤを実現したとしても他の場所でもっと大きな歪みが生じる可能性が高そうであり、この場所で、私のような「用もないのについつい乗りたくなる人」に合わせても仕方なさそうである。

ちなみに、私が幼いころは、油山観光道路の六本松西交差点~友泉団地交差点間(バス停でいうと「梅光園一丁目」と「梅光園口」)がまだ開通しておらず、「11番」(現在の「96番」)「12番」「13番」「16番」などは、いずれもひとつ西側の樋井川沿いの県道(東油山比恵線。バス停でいうと「別府団地前」と「梅光園」)を通っていた。
油山観光道路の全線開通を機に、「13番」「16番」などは観光道路経由になって現在に至っている。
「12番」は、観光道路の全線開通に合わせ、六本松~田島間が観光道路経由となったが、その後、郊外向けのみ再び県道経由に戻っている。
また「12番」は、以前は下りの一部が「美術館東口経由」であるなど、基幹路線であるにもかかわらず、経由地がフラフラしている感がある。
「94番」も、1999年春のダイヤ改正において、油山観光道路経由から県道経由に再び戻っており、城南区の神松寺交差点~下堤交差点の免許維持路線的な意味合いを担っているといえるのかもしれない(一日9往復走っているので「免許維持」と呼ぶのはかなり失礼ですけど)。
なお、神松寺交差点~下堤交差点間の「北片江」バス停は、現在は「94番」のみしか通っていないが、かつては「60番」「64番」「65番」(「60番」は現在は廃止。「65番」も現在のものとは異なる)も停車していた。

「梅光園一丁目」バス停の行先案内の部分も、「天神・博多駅/西新方面」という「北九州方式」に変更となり、かなり味気ないものとなってしまった。
「わかりやすさ」「簡潔さ」を求める利用者の視点、「メンテナンスの簡単さ」を求める事業者の視点、いずれからみても妥当な選択なのかもしれないけど、「用もないのについつい乗りたくなる人」にとってはやや寂しいものがある。
(つづく)
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近い遺産(34 )

2010年04月19日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
福岡県筑紫野市の「西鉄二日市」バス停。

22番」の路線図には、かつて存在した「杉塚経由」の「遺産」が残っている(塔の原と大佐野の間の空白のバス停が旧「杉塚」)。
「杉塚経由」は、「天拝坂経由」ができる前の「22番」のオリジナル経路だが、「杉塚経由」が走っていた道路のうちの一部は、現在は道路自体がなくなってしまっている。

ここは西鉄二日市駅の「西口」にあるバスターミナルだが、路線図や時刻表の「昔ながら」の感じにとても癒される。
駅には2003年に「東口」もでき、線路の東側に向かう路線(梅香苑~星ケ丘~五条方面)は新しい「東口」からの発着に変更されたが、「東口」のほうはごく普通のバス停である。
現在の「西口」は、線路の西側に向かう路線がメインであり、駅のそばの踏切を渡って反対側に向かう路線は、現在では「1-3番」が土曜の夜に一本だけとなってしまっている(ただし「1-1番」「1-2番」も、まずは線路の西側に向かうものの、最終的には線路の東側に行くのだが)。
ちなみに、ここよりも停車するバスの本数が多い「JR二日市」のバス停は、たった1つののりばで乗客を捌いているが、ここ「西鉄二日市」には6つもののりばがある。

「西鉄二日市」と「JR二日市」の間、「西鉄二日市」と「塔の原」の間、「西鉄二日市」と「筑紫野市役所前」の間、「西鉄二日市東口」と「福岡経済大学前」の間など、二日市の市街地は、バス停の間隔が結構開いている。
市街地にバス停が少ないと、「駅」が通勤、通学のための単なる通過点にしかならず、駅利用者が中心市街地で回遊しないことから、地元経済にもマイナスなのでは?などと考えたりもする。
車線変更の必要性や渋滞懸念や踏切の存在など、実際は、バス停の設置にあたりいろんな問題がありそうなのはなんとなくわかるのだけど。

なお、下の写真は、二日市の市街地を循環する「3番」ののりばであり、今月1日のダイヤ改正で、これまで一方向のみの循環だったところにまさかの逆回りが新設されたことから、路線図も新しく(というか、東町を消して逆回りの線を書き足したものと思われる)なっていた。
「1-1番」の吉木行きが写っているが、ローマ字の「YOSHIKI」が「X JAPAN」のようである。
(つづく)
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colors(30)

2010年04月18日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
色付きのバス停を紹介している「colors」も、「愛をください」「エンギモノ」と同じく今回で30回目である。

ただし、途中で“番外編”を挟んでいるため、色の数としては29色目である。
今回は「虹色」なので、7色分カウントしてもよいのだが、「虹」というものの「色」ということで、一色分とする(←かなりどうでもいいことですけど)。

ここ「虹ケ丘」には、嘉麻市バス(標柱はいまだに「山田市バス」)の「熊ケ畑~生涯学習館(市バスの起点)~虹ケ丘~西牛隈方面」系統と、主に下山田地区を循環する系統の2つが停車する。
西牛隈方面への路線は、平日と土曜日の朝と夕方の計4便が、市域を飛び出してJR筑豊本線(福北ゆたか線)の「桂川駅」まで運行されており、福岡市方面への足が一応確保されている。

ここは、国鉄(JR)上山田線が走っていたところ(大隈~下山田間)であり、廃止後は西鉄の代替バス(80番台)が運行されていた。
現在、旧山田市と飯塚市中心部を結ぶ西鉄バスは、鴨生、山野経由の「13番」と、鴨生、上三緒経由の「23番」のみとなっていることから、山田~牛隈方面に運行されるものはない。
(つづく)
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エンギモノ(30)

2010年04月17日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡県春日市の「春日」バス停。

「春日」は西鉄バスのバス停名であり、コミュニティバス「やよい」春日原線)のバス停名は「春日神社前」である。

西鉄の「春日」と「やよい」の「春日神社前」の関係は、西鉄の「太宰府」と「まほろば号」の「西鉄太宰府駅」との関係にも似ている。

「やよい」のバス停名の通り、春日神社の真ん前にある。
この神社が「春日市」の名の由来となっていることから、この付近は市の中心商業地などではないものの、ある意味春日市の「中心」とも言える。
似たような例として、以前、マリンクスの「新宮」バス停を取り上げたことがあるが、その後、「新宮」バス停があった場所(先月末のルート変更で、現在は少し移動している)は、かつて役場があった場所であるということを知った。
こちらもやはり、ある意味では「中心」と言えそうだ。

「春日」を通る西鉄バスは、西鉄春日原月の浦営業所を結ぶ春日ローカルの「6番」だが、現在の「6番」には、途中の折り返し便や寄り道系統などは一切なく、「西鉄春日原←→月の浦」の一系統のみとなっている。
かつては、西鉄春日原から先、JR南福岡駅や雑餉隈営業所行きがあったし、郊外部も南ケ丘十丁目行きなどがあった。
また、光町三丁目方面からやってきて春日→春日ローンテニスクラブ前(県道31号上。現存せず)を通って、光町三丁目に戻り、そこから井尻駅や再び西鉄春日原方面に向かう系統もあった(井尻駅は「8番」)。
以前に比べると系統のバリエーションは減ってしまったが、現存する一系統は、駅と住宅地を結ぶ使命を淡々と果たしていて、あまり寂しいという感じはしない(あくまで個人的な感想です)。

なお、「6番」のルートのうち、ここ「春日」を含む春日一丁目交差点~春日神社入口交差点間のみが、依然道幅が狭く、神社の風景も相まって、少しタイムスリップした感じが味わえる。

現在、西鉄春日原を起点とするローカル線は「1番」「2番」、そして「6番」であり、かつては「7番」「8番」もあった。
なぜかずっと「3番」~「5番」がないのだが、その理由は、
・当初、春日地区の路線に番号を付けるとき、将来路線が増えたときに混乱しなしいように、「春日原駅方面から来て、光町交差点を直進する路線と、曲がる路線に分け、前者に1~5、後者に6~10を割り振ろう」という方針がまずたてられた。
・それに従い番号を付けていったものの、結局思ったほど路線は増えず、3、4、5、9、10番が空いてしまった(ただし、「10番」は後に南福岡~老司団地で使われた)。
…ということなのか?と勝手に考えているのだが、真相はどうなのだろうか。
(つづく)
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愛をください(30)

2010年04月16日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」「」「」「」「鹿」「」「」「」「なまず」「」「」「」「」「」「ライオン」「鮟鱇」「千鳥」「」「ハブ」「海老」「かわせみ」「アマガエル」「怪獣」「」「チキン」「ひばり」「」に引き続き、福岡県三潴郡大木町の「蛭(ヒル)」。

鵜の池」と同じく国道442号上に位置する「動物+池」だが、ここには堀川バスではなく、「JR羽犬塚駅~蛭池~八丁牟田~大川市役所~一ツ木~大野島農協前」を結ぶ西鉄バスの「無番」が停車する。
八女市街地~羽犬塚~大川の間はひたすら一直線であるが、広すぎない道幅がバス旅には心地よい(ただし、トラックも多いので、歩くと怖い箇所もあります)。

バス停には、「福岡県大川市、大木町、筑後市の補助金により運行されています」という掲示があった。
もし仮に、各自治体が独自でコミュニティバスなどを走らせるようになると、このような自治体の境を跨いで運行されるローカル線は、存在が危うくなりそうだ。
柳川市~大川市~佐賀市を結ぶ「西鉄柳川~市役所前~御花前~北間~大野島農協前~早津江」の「6番」も同様といえるかもしれない。

各自治体の中をきめ細かいルートで結んで住民のニーズに応えること自体は決して間違いではなく、それが功を奏している例も多いと思う。
ただ、それによって、自治体を跨ぐ移動が困難になっていくことに対しては、もう少し目を向けてほしい気がする。
「となり町の大型商業施設や病院に行きたいけど、バスがない」ということはよくあることであり、「住民サービス」という観点からも、広域的な移動手段という視点も忘れないでいてほしい。 
春日市の徳洲会病院への「45-1番」の福岡市側からの乗り入れなどは、そのようなニーズに応えるものであるといえ、今後、西鉄バスが生きていくための選択肢のひとつとして、もっと積極的に検討していく余地があるのではないだろうか。
例えば、「72番」の古賀橋トリアス行きを、新宮町の「佐屋」まで延長して、「マリンクス」や「高速立花山」との乗り継ぎを可能にするとか…(「需要」という点では、まず実現は困難そうだけど…。あくまで「例えば」です)。
Kassyさんが、「Mほろば」「Mどか」「Yよい」「Kわせみ」の「渡り」をされていたが(ここだけ伏せ字にしても仕方ないですかね?笑)、これらのコミバスを横断的に繋ぐ「幹線」的なものが一本あれば、各「支線」の利用ももっと増えるのではないだろうか。

「国境は人間が勝手にひいたものであって、実際の地球の上には線なんてない」というような内容は、メッセージソングなどにありがちなテーマだが、バスについても同じようなことが言えそうである。

おかげさまで「愛をください」も今回で30回目である。
途中“番外編”を一つ挟んだため、動物の種類としては29種類である。
ただ、「鳥」と「鶴」「かわせみ」など、「魚」と「なまず」「あんこう」などを並列に扱っているため、「29種類」というのもかなりいい加減ではある。
冒頭の動物名の羅列は、「もういい加減にしろ!」と思われる方も多いと思うが(笑)、もう少し続けさせてください…。
もっと愛をください」同様、今後ともご愛顧のほど、よろしくお願い致します。
(つづく)
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愛をください(29)

2010年04月15日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」「」「」「」「鹿」「」「」「」「なまず」「」「」「」「」「」「ライオン」「鮟鱇」「千鳥」「」「ハブ」「海老」「かわせみ」「アマガエル」「怪獣」「」「チキン」「ひばり」に引き続き、福岡県八女市の「鵜」。

「鷺」「チキン」「ひばり」「鵜」と、鳥類が続いている。

「鵜の池」は、国道442号の筑後市羽犬塚と八女市福島の間に位置し、堀川バスのバス停の中でも、停車するバスの本数が多い部類に入るのではないかと思われる。
「羽犬塚~八女~黒木矢部(柴庵)」を結ぶ堀川バスの「羽矢線」は、国鉄矢部線の代替路線でもあり、ここから少し八女インター寄りにはかつて「鵜の池駅」という駅もあったようだ。

羽犬塚から西へは、大木町、大川市方面へ、西鉄バスの「大野島農協前行き」が運行されており、この「羽矢線」と合わせ、福岡県南部の東西を結ぶ非常に重要なラインを形成し、路線バスの「ネットワーク」構築に寄与している。
ただ、いずれの路線も自治体などの補助金が入っているのが実情であり、途中のどこかで切れてしまうことがないよう願うばかりである。
(つづく)
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