INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

お役所前の風景(92)

2010年04月12日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
佐賀県吉野ヶ里町 の「東脊振庁舎前」バス停。

現在は、主に吉野ヶ里町のコミュニティバスの停留所となっているが、一日一本だけ、福岡空港行きの高速バスも停車する。

福岡空港と佐賀を結ぶ高速バスのうち、佐賀大和インターを通らず、東背振インター(吉野ヶ里歴史公園~神埼)を経由する便が一日一往復だけあり、それがここを通る。
運行時刻は、福岡空港発の便は9時00分発であり、空港から吉野ヶ里歴史公園に向かう人を想定しているようにもみえる。
その逆の便をみると、空港行きは、吉野ヶ里歴史公園を出るのが13時20分であり、ターゲットがいまいちよくわからない(一泊して、午後から移動ということか?)。
一日一往復の状態は、もう10年以上続いていると思うのだが、存続しているということは一定の利用があるということなのだろうか(私も数回乗ったことがあるが、そのときは乗客は少なかった。それがたまたまなのかはわからないけど)。

仮に、空港~吉野ヶ里がターゲットだとすれば、吉野ヶ里~佐賀間は、電車も並行しているし無駄なようにもみえる。
ここから国道385号を南下して、国道34号に入らずに、そのまま直進すれば、福岡県大川市に行きつくので、「天神~福岡空港~[九州道~長崎道]~東背振庁舎~吉野ヶ里歴史公園~田手~藤ノ木~青木中津大橋~大川市役所前~中原高木病院前~筑後川昇開橋or大川橋」のような路線を一日4~5往復作ってみては?などと、たまに考えるのだが、そこまでの需要は見込めないのだろうか。
ほんとは、「福岡空港~東背振庁舎間」は九州道・長崎道経由ではなく、都市高速~野多目ランプ~那珂川営業所市の瀬佐賀橋~東背振トンネル経由だったらもっと魅力的なのだけど、あまり早くなさそうだ…。
(つづく)

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4 コメント

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裏ルート (Kassy)
2010-04-11 00:54:56
こんばんは。

おしごとで城島~柳川付近にお邪魔するとき、時間帯にもよりますが 主に東脊振インター経由で向かうことが多いです。交通量が少なく信号がほとんどないので、スイスイ進みます。←飛ばしているわけでは…ないと…ないか?(笑)
バスが通っていてもおかしくないような道にバスが通っていなかったら、なぜかガッカリします。かといって、田んぼしかないところにバスが通っていたら、集客できるわけないじゃん!って思ってしまいます。勝手なもんですね(笑)。

あくまで私が持つ勝手なイメージなんですが、高速バスって市内一般路線の(比較的)運行本数が多いところを通るものだ というのがあって、市内バスの中に存在感抜群の高速バスが走っていると、やはり近寄りがたいというか、高速バス独特のオーラを感じずにはいられません。でも、この吉野ヶ里付近はそういうイメージからはかけ離れた印象を受けます。でも、この路線なくなってほしくはないんですよね。やっぱり勝手なもんですかね?
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Unknown (ひろし)
2010-04-11 06:12:31
>東脊振庁舎前発の高速バス
単刀直入に、単なる「免許維持路線」ではないでしょうか。
(しかし、10年以上も免許維持というのもおかしい気がするが…)
空港行き13時20分ということは、観光目的の利用は無理があり過ぎるし、はっきり言ってこの地区に宿泊するにも宿の情報もあまり聞かないし…。

>大川橋のような路線
1往復くらいはあってもいいとは思いますが、その前に大川地区は観光地区としてのPRが足りないと思うので、まずはこれが先決でしょうね。

>東背振トンネル経由~あまり早くなさそうだ
意外と早く行けるのではないでしょうか。
坂本峠を通らない訳で、大型車でも無難に行けるルートだし、週末の例の渋滞を考えれば、このルートは穴場かと思います。
ただ、6月以降は高速道路も「上限制」になるらしいので、その後はどうなるか…?
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Unknown (Tokyo Chikushi)
2010-04-12 15:22:53
20年ちょっと前、妻を連れて帰省した際、周辺の見どころを案内しました。

電車で柳川へ行き、川下りをした後、お昼にうなぎを食べ、次に吉野ヶ里へ行くため、佐賀行き準急バスに乗り、佐賀駅でバスを乗り換えて吉野ヶ里へ行きました。帰りは吉野ヶ里から高速バスで天神へと帰りました。東京出身の妻にとっては、「高速バス」という乗り物がとても珍しかったようです。
当時は空港系統だけでなく、天神行き「わかくす」号にも2本ほど東背振インター経由がありました。その中には、国道385号上の「吉野ケ里遺跡入口」バス停に停まるだけでなく、中まで入ってきて「吉野ケ里遺跡前」に停まる便もありました。

その2~3年後、職場の上司が、「休暇に九州を旅行するのに、吉野ヶ里へ行ってみたい。君は九州の出身だが、どう行けばよいか、教えてくれ。」と言います。前日の宿泊地は小倉だというので、「かささぎ」号の時刻を調べて教えました。これなら乗り換えなしだと言って。
鉄道でなくバスであったのが、彼にとっては不満だったらしく、数日後に、「自分でも調べてみたが、君の言うバスくらいしかないようだ」と言って、どうもしぶしぶ乗ったようです。
帰ってきて彼が言うには、「あのバスは実に快適、それに時間も2分遅れただけで着いた。」と言ってたいへん満足げでした。
その「かささぎ」号、今はありませんが、当時は1日5往復走っていて、そのうち1つか2つが東脊振インター経由であったと思います。

ついこの春には、東京在住の友人が家族で九州を旅行すると言います。唐津と福岡に泊まり、レンタカーで移動するが、唐津から福岡への途中で柳川でうなぎを食べて、その後太宰府に行くけど、ほかにはどこがお勧めか、と聞かれました。
唐津から柳川への移動の途中で、佐賀大和インターで降りて佐賀市内を観光するか、東脊振インターで降りて吉野ヶ里を観光するかのオプションを示し、どちらでも筑後川を渡るときには、昇開橋を見ることができる、と言っておいたところ、はたして彼は吉野ヶ里を選んで、たいへん満足した様子でした。

長文になり、申しわけありませんが、「東脊振インター」と聞くといろいろな思い出が浮かんできます。
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Unknown (soramame)
2010-04-12 17:29:30
Kassyさん、こんにちは。
>おしごとで城島~柳川付近にお邪魔するとき、時間帯にもよりますが 主に東脊振インター経由で向かうことが多いです。
私が大川に行くときは、行きは八女インター経由、帰りは東脊振インター経由(もしくは東脊振トンネル経由)というケースが多いです。
佐賀市に行くときも、行きは佐賀大和インター経由、帰りは三瀬トンネル経由ということが多いです。
特に理由がある訳ではないのですが、仕事を終えたささやかな「余裕」がそうさせているのかもしれません。
>でも、この吉野ヶ里付近はそういうイメージからはかけ離れた印象を受けます。でも、この路線なくなってほしくはないんですよね。
私も同感です。
きっかけがあれば浮揚の可能性も少しはありそうな気もするのですが…この先どうなるでしょうかね。

ひろしさん、こんにちは。
>大川橋のような路線
>1往復くらいはあってもいいとは思いますが、その前に大川地区は観光地区としてのPRが足りないと思うので、まずはこれが先決でしょうね。
ほんとそうですよね。
大川はオンリーワンを活かしきれていないというか、もったいない印象を持ちます。
また、福岡から公共交通機関では非常に行きにくい場所でもあることから、需要さえあればバスはそこそこ繁栄しそうな気もするのですが…(でも「需要さえあれば」というのが一番難しいんですけどね)。
>坂本峠を通らない訳で、大型車でも無難に行けるルートだし、週末の例の渋滞を考えれば、このルートは穴場かと思います。
たしかに、高速道路の渋滞を考慮すればアリかもしれませんね。
福岡県側のトンネルに至る道路(五ヶ山バイパス)が開通すればもう少し走りやすくもなりそうですし。

Tokyo Chikushiさん、こんにちは。
>唐津から柳川への移動の途中で、佐賀大和インターで降りて佐賀市内を観光するか、東脊振インターで降りて吉野ヶ里を観光するかのオプションを示し、どちらでも筑後川を渡るときには、昇開橋を見ることができる、と言っておいたところ、はたして彼は吉野ヶ里を選んで、たいへん満足した様子でした。
吉野ヶ里、「選んでみると正解だった」というのはなんだかわかる気がします。
九州以外の人が、「九州」を感じられる場所なのかもしれませんね。
国道385号に東脊振トンネルができ、「難所」だった坂本峠を通らなくてよくなったので、福岡市方面からもかなり手軽に行けるようになっており、九州以外の人だけでなく九州の人からももっと脚光を浴びてもよさそうな場所ではないかと思います。
たしかに、大川、柳川あたりとセットにすると良い回遊ルートだと思います。
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