(つづき)
11月1日のダイヤ改正での主なポイントとして取り上げた「野方方面からの都市高速線の充実」「630番の新設」「3番特別快速の延長」に共通して言えることは何だろうか?
かなり大げさになるが、「ライバルとの共存の拒絶」「ライバルへの対抗心の表明」といった言葉で表現できるのではないだろうか。
例えば、「野方方面からの都市高速線の充実」に関して言えば、地下鉄七隈線「橋本駅」への流出を阻止しようとする路線配置であるし、また、新設される「507番」は、地下鉄空港線「姪浜駅」のそばを通るのを無理矢理避けているようなルートである。
「630番の新設」については、この路線はJR博多南線「博多南駅」のすぐ近くまで行くのに駅には入らない。
「3番特別快速の延長」についても、ルート上に地下鉄七隈線「野芥駅」の最寄り停留所である「野芥1丁目」があるにもかかわらず、このバス停は通過する。
「橋本駅」「野芥駅」「姪浜駅」「博多南駅」などへのアクセスを向上させるための路線については、まだまだ開発の余地があるはずなのに、それにはあまり力を入れずに、都心直通需要の掘り起こしに終始している感が多分にある。
他の交通機関との協調を放棄して、「うちはうちでやりますよ」ということを実際の運行経路をもって表現したと言えるのではないだろうか。
局地的な利便性の向上は図れるにしても、もっと大きな視点で見た場合、ホントにこれでよいのだろうか、という気持ちになってしまうのだが…。
(つづくかも)
11月1日のダイヤ改正での主なポイントとして取り上げた「野方方面からの都市高速線の充実」「630番の新設」「3番特別快速の延長」に共通して言えることは何だろうか?
かなり大げさになるが、「ライバルとの共存の拒絶」「ライバルへの対抗心の表明」といった言葉で表現できるのではないだろうか。
例えば、「野方方面からの都市高速線の充実」に関して言えば、地下鉄七隈線「橋本駅」への流出を阻止しようとする路線配置であるし、また、新設される「507番」は、地下鉄空港線「姪浜駅」のそばを通るのを無理矢理避けているようなルートである。
「630番の新設」については、この路線はJR博多南線「博多南駅」のすぐ近くまで行くのに駅には入らない。
「3番特別快速の延長」についても、ルート上に地下鉄七隈線「野芥駅」の最寄り停留所である「野芥1丁目」があるにもかかわらず、このバス停は通過する。
「橋本駅」「野芥駅」「姪浜駅」「博多南駅」などへのアクセスを向上させるための路線については、まだまだ開発の余地があるはずなのに、それにはあまり力を入れずに、都心直通需要の掘り起こしに終始している感が多分にある。
他の交通機関との協調を放棄して、「うちはうちでやりますよ」ということを実際の運行経路をもって表現したと言えるのではないだろうか。
局地的な利便性の向上は図れるにしても、もっと大きな視点で見た場合、ホントにこれでよいのだろうか、という気持ちになってしまうのだが…。
(つづくかも)