INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2005年11月1日ダイヤ改正(6)

2005年10月29日 |    ┣ ダイヤ改正2005
(つづき)
11月1日のダイヤ改正での主なポイントとして取り上げた「野方方面からの都市高速線の充実」「630番の新設」「3番特別快速の延長」に共通して言えることは何だろうか?
かなり大げさになるが、「ライバルとの共存の拒絶」「ライバルへの対抗心の表明」といった言葉で表現できるのではないだろうか。
例えば、「野方方面からの都市高速線の充実」に関して言えば、地下鉄七隈線「橋本駅」への流出を阻止しようとする路線配置であるし、また、新設される「507番」は、地下鉄空港線「姪浜駅」のそばを通るのを無理矢理避けているようなルートである。
「630番の新設」については、この路線はJR博多南線「博多南駅」のすぐ近くまで行くのに駅には入らない。
「3番特別快速の延長」についても、ルート上に地下鉄七隈線「野芥駅」の最寄り停留所である「野芥1丁目」があるにもかかわらず、このバス停は通過する。

「橋本駅」「野芥駅」「姪浜駅」「博多南駅」などへのアクセスを向上させるための路線については、まだまだ開発の余地があるはずなのに、それにはあまり力を入れずに、都心直通需要の掘り起こしに終始している感が多分にある。
他の交通機関との協調を放棄して、「うちはうちでやりますよ」ということを実際の運行経路をもって表現したと言えるのではないだろうか。
局地的な利便性の向上は図れるにしても、もっと大きな視点で見た場合、ホントにこれでよいのだろうか、という気持ちになってしまうのだが…。
(つづくかも)
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2005年11月1日ダイヤ改正(5)

2005年10月28日 |    ┣ ダイヤ改正2005
(つづき)
来たる11月1日の西鉄バスのダイヤ改正に関する話題をさらに続けて…。

「3番」の特別快速が、従来の早良営業所発着から、朝夕に限り、早良高校及び陽光台まで延長される。
そもそもこの路線は、バスカードによる「乗り継ぎ割引」の導入により、ローカル線の中心部への乗り入れを減らし、郊外の拠点(この場合は早良営業所)で乗り継ぐという習慣を定着させるためにスタートした路線である。
早良営業所から先への延長は、本来のコンセプトからすると、それに逆行する流れだといえる。
ただ、直通を望む声も無視し続ける訳にはいかないし、車輌の運用上こちらのほうが都合がよいということもあったのかもしれないが。

「野方方面からの都市高速線の充実」「630番の新設」「3番の特別快速の延長」と、ダイヤ改正での主なポイントを取り上げてきたが、これらの根底に共通して流れる思想は何だろうか?
(つづく)
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2005年11月1日ダイヤ改正(4)

2005年10月27日 |    ┣ ダイヤ改正2005
(つづき)
ただ、この次に那珂川地区から都市高速道路を経由する路線を新たに開設する場合に、いったい何番を付けるつもりなのだろうか?
既存の「64番」との兼ね合いからすると、「640番」ではやや「問題あり」と思うのだが…。
あ、「600番」という選択肢もまだ残されているな…。
個人的には、野多目ランプ開業前に予測していた下記のルートを、「600番」として、次の改正ではぜひ誕生させてほしい。

柏原営業所~中尾2丁目~福翔高校~野多目ランプ~都市高速~千代ランプ~明治通り~天神~61番として野間、桧原、片江方面へ
(これを機会に、61番のうち片江方面へ向かうものは「60番」としてもよいかも)

妄想はこのくらいにして、「630番」の話に戻るが、「天神」から「天神山」に行く路線というのも、どことなくシンボリックな感じだ。
かつて「46番」が那珂川まで行っていた頃に、一時期「天神山行き」があったことを思い出した。
(つづく)
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2005年11月1日ダイヤ改正(3)

2005年10月26日 |    ┣ ダイヤ改正2005
まずは訂正から。
10月23日に掲載した野方地区から都市高速経由のバス路線図のうち、「506番」の経路に間違いがありました。
上記の通り訂正してお詫びします。

(昨日のつづき)
新路線「630番」のベースとなる一般道路経由の路線は、博多南駅、弥永団地から大橋、天神方面に向かう「49番」(もしくは「62番」のうち、警弥郷地区を通る「那珂川ハイツ行き」)が相当すると考えられる。
ということは、新路線の番号は、順当にいけば「490番」(もしくは、620番の派生という意味で「621番」などもあり得るが…)が適切であるといえる。
ちなみに、既存の「63番」は、博多埠頭~天神~博多駅~東光寺というルートを走っていて、新路線のベースと言うには程遠い。
ではなぜ「630番」なのか。
おそらく、既存の都市高速経由の路線「610番」「620番」という2路線との「並び」を重視して、「630番」としたものと考えられる。
理論的ではなく、かなり「感覚的」「直感的」「例外的」なナンバリングと言えよう。
また、既存の「63番」という路線が、昔からあるにもかかわらず、かなりマイナーな感のある路線であることも、「例外」が許容されたひとつの要因だったのかもしれない(近いうちに、廃止や他の路線との統合などが検討されている可能性もある)。
(つづく)
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2005年11月1日ダイヤ改正(2)

2005年10月25日 |    ┣ ダイヤ改正2005
(つづき)
来たる11月1日の西鉄バスのダイヤ改正に関する話題を続けて…。

6月1日の本ブログにて、西鉄バスの「620番」に関して、この「620」という番号は、
 ①福岡地区の西鉄の路線バスの番号の中で一番大きな数字であり、
 ②既存の番号(62番)の末尾に「0」を付けるという法則を用いてできたものである
ということを説明した。
今回の改正では、この①と②を2つとも覆す路線「630番」が登場する。
この路線は、
天神山~弥永団地~警弥郷~野多目ランプ~都市高速~千代ランプ~明治通り~天神~49番として大橋、弥永方面へ 
というルートで運行される。
①を覆していることは言うまでもないが、問題(?)は②である。
(つづく)
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2005年11月1日ダイヤ改正(1)

2005年10月23日 |    ┣ ダイヤ改正2005
Yマダ電機の5年間保証に入っていたことを思い出して、壊れたパソコンは修理に出してきた。
ただし、なおるまでは2~3週間かかるとのこと…(泣)。
応急措置で、実家から使っていないパソコンを持ってきて、とりあえずネットができる環境には復帰した。

先日、きたる11月1日から福岡地区の「1番」が分割される旨を書いたが、その他にも、福岡地区全体で西鉄バスの大規模なダイヤ改正が行われることが発表されたので、気になる点についていくつか触れていきたいと思う。
一つ目は、西区野方地区から都市高速道路経由で福岡市中心部へ至る路線の充実である。
文章にすると長くなりそうなので絵にしてみたが、11月1日からはだいたい上記のようになるもようだ(短時間で書いたため、間違いもあるかもしれません)。
地下鉄七隈線「橋本駅」への流出を食い止める戦略は健在のようだ。
ただ、これで天神北ランプ~キャナルシティあたりの渋滞&バスの遅れが酷くなるのではないかと懸念している…。
(つづく)
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ついに1番が

2005年10月17日 |    ┣ ダイヤ改正2005
6月16日のこのブログで、福岡地区の西鉄バス「1番」の経路の複雑さについて触れ、「番号が整理されるのは時間の問題だ」と述べた。
このたび、この問題が「解決」する日がやってくることになった。
11月1日より、現在はすべて「1番」として運行されている路線が、下記の通り分割される。
 1番  ~姪浜駅南口~新室見~橋本方面
 1-4番 姪浜駅南口~外環状線~野方~生松台方面 
 1-5番 国立医療センター~姪浜駅南口~新室見~拾六町団地~野方
なお、1-2番は現行通り(姪浜駅南口~新室見~福重~宮の前~ウエストヒルズ方面)である。
「1-3番」が空いているのは、何らかの新路線ができることを示唆しているようだ。
また、拾六町団地経由は「1-6番」のほうがより覚え易かったかもしれない。
まあ205番、505番、515番との整合性からすれば、「1-5番」でいいのかもしれないけど。
ただ、もともと私の考えていた案では、「橋本駅経由金武方面」「野方、藤ヶ丘経由金武方面」についても新たに番号を与え、さらに現行の「97番」「98番」についても、新系統に準じた番号付け(今回の変更に即せば「1-8番」や「1-9番」など)を行うべきだと思っていたので、最小限というか、かなり物足りない感がある。
ただ、今回の発表は、「とりあえず」の意味がありそうであり、新路線やダイヤ改正などもおそらく同時に行われると思われるので、全貌が明らかになるのを待ちたい。
本件は、Mさんからも情報をいただきました。

それにしてもきょうのホークスすごかった。
99年の初優勝といい、03年の日本シリーズ第7戦といい、そして昨日といい、TVQの強運には神がかり的なものがある。
今日の第5戦もTVQでの中継なので、優勝の可能性は高いのでは?
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2005年10月1日ダイヤ改正(2)

2005年09月29日 |    ┣ ダイヤ改正2005
(つづき)
美しが丘が開発された当初は、筑紫駅からは1時間に3本程度バスがあり(当時は15番と16番)、筑紫野東急のあたりから基山駅方面へ向かう路線(たしか2番)もあった。
また一時は、飯塚~久留米間の特急バスが、団地内の2ヶ所に停車していたのだが、いずれもどんどん縮小していって、現在は惨憺たる状況である。 
私も何度か利用してみたことがあったが、利用者は少なかった。
今後、天拝坂あたりもアブナイかもしれない…。
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2005年10月1日ダイヤ改正(1)

2005年09月28日 |    ┣ ダイヤ改正2005
10月1日の西鉄バスのダイヤ改正で、筑紫野市から小郡市にかけての住宅団地(美しが丘、光ヶ丘、希みが丘、美鈴ヶ丘、みくにの団地など)を走るバス(17番)が整理され、一部区間が廃止される。
多くは小郡市のコミュニティバスで代替できるし、コミュニティバスも結局は西鉄グループが委託を受けて運行している訳だから、自社で運行するよりもそっちのほうがいいということだろう。
また、「苅又」や「みくにの団地」地区は、もう10年もの間、免許維持路線状態が続いていたから、廃止も当然といえば当然かもしれない。
(つづく)
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2005年6月20日 ダイヤ改正(2)

2005年06月16日 |    ┣ ダイヤ改正2005
(つづき)
それにしても今回の改正で、「1番」のバスの運行経路がさらに複雑になる。
例えば、「姪浜駅南口」でバスを待っていると、野方行きだけでも橋本経由、拾六町団地経由、外環状・生松台経由などがあり、金武営業所行きについては先述の通り今回の改正で橋本駅経由と野方経由とができ、これ以外にも、三陽高校行き、壱岐ヶ丘中学校行き…これらは全て「1番」として運行される。
さらに、姪浜駅から北へ約500mほど行った「姪浜小学校前」停留所からも、様々な行先の1番が出ている。天神、博多駅、県庁(吉塚営業所)、月見町(九大前経由と巴町経由がある)、国立医療センター…何でもかんでも「1番」である。
なぜこう1番ばかりになったのかを説明すると長くなるのでここでは割愛するが、行先が多数あるだけならまだいいとしても、それに複数の経由地が絡んでくると厄介である。
確かに「1番」というのは、文字通り一番覚えやすい番号だし、付けたくなるのはわかる気もするが、これだけ複雑になってしまうと、利用者にとって番号はもはや識別するためのツールではなく、何のための番号なのかわからない。
かつて福岡市中心部と大橋、那珂川方面を結ぶ「62番」にも同様のことが言えたが、現在は番号が整理され、幾分わかりやすくなっている。
「1番」についても、整理されるのは時間の問題だと思っている。
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2005年6月20日 ダイヤ改正(1)

2005年06月15日 |    ┣ ダイヤ改正2005
6月8日の本ブログにて「免許維持路線」について取り上げた。
その際、免許維持路線は「後に復活するという例は極めて少なく、最終的には廃止の運命をたどる場合が多い」と書いたのだが、その例外があらわれた。
現在、一週間に一本だけしか運行していない「壱岐ヶ丘中学校」~「羽根戸」間(福岡市西区)間が、来たる6月20日のダイヤ改正を機に免許維持路線から這い上がる。
そもそもこの区間は、今年2月3日の福岡市営地下鉄七隈線開通による橋本駅へのバス乗り入れに伴い、それまでは
・姪浜駅方面~橋本~野方~壱岐ヶ丘中学校~羽根戸~金武営業所(行先番号1)
という経路で運行していたものを、
・姪浜駅方面~橋本~橋本駅~羽根戸~金武営業所(行先番号1)
・姪浜駅方面~橋本~野方~壱岐ヶ丘中学校(行先番号1)
の2系統に分割したことから、「壱岐ヶ丘中学校~羽根戸」間が実質的に空白となったものだった。
それが今回の改正によって、分割前の経路が復活することとなり、免許維持路線返上の運びとなった。
とは言っても一日6本だけなのだが…。とりあえず、おめでとう(?)。
(つづく)
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