INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

イミカヨミカ(14)

2009年07月17日 |   ┣ イミカヨミカ
(つづき)
北九州市八幡東区の「中央二丁目」バス停。

英字表記は「CYUOU 2CYOUME」となっており、「ナナクマヨトゥカド」「トーゴーエキヒノサトグチュ」などとは異なり、カタカナでは表現し辛い。
「CYU」を「チュ」と読ませている例もたまに目にするが、「チュ」は、ヘボン式なら「chu」、訓令式なら「tyu」だと思うので一般的とはいえず、「減点」の対象といえそうだ。
「中央」において「長音を表記しない」方式を採用している点では「加点」、「丁目」において同方式を採用していない点では「減点」だろうか。

近年北九州地区のバス停の行先案内では、ひとつひとつの行先を表示する方法をやめ、「大まかな方面」のみを表示する方法順次切り替わっているが、このバス停には「大まかな方面」すらなく、真っ白である。
「八幡駅・黒崎方面」とでも表示しておけばよいと思うのだが、このバス停には福岡(天神)への高速バス「いとうづ号」も停車することから、それも踏まえた表示を考えはじめると面倒になってしまったのだろうか??

福岡地区に引き続き、今月21日には北九州地区でも免許維持路線の整理が行われるようである(ただし福岡地区とは違い、路線の新設なども併せて行われる)。
時代の流れと言ってしまえばそれまでなのだが、やはり寂しい。
今回廃止とならない(と思われる)区間については、少しでも長く生き延びてほしいものである。
(つづく)


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3 コメント

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Unknown (れぱん)
2009-07-16 14:27:23
「中央2丁目」のバス停は、ズバリ、いろんな方向へ行くバスが停車するので、いちいち書いてると大変な?ことになるから、白紙なのかもしれません。
たまに、私も、このバス停を使うことがあるので、よーくわかります。
バス停の英字表記・・・あれじゃ、外人さんは多分理解に苦しむと思います。
以前、下関駅前のバスターミナル?で、外人の女性が首をかしげていたので、単語の英語で聞いたら、私が乗るのと同じ方向だったので、「どこまで行くの?」と聞くと、●×・・と答えたので、路線図を指差しながら、1つ1つバス停の名称をローマ字読み?して、説明すると大方は理解したという表情をしてました。
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Unknown (Tokyo Chikushi)
2009-07-16 15:40:03
試しにこのパソコンで「cyu」と入力してみると、驚いたことに「ちゅ」と変換されます。つまり、「chu」「tyu」「cyu」のいずれの入力でも「ちゅ」となるわけです。
「中央2丁目」のバス停の表記を担当した社員(西鉄の社員か、下請けの看板屋の社員かはわかりませんが)は、「ちゅ」の入力に際して普段から「cyu」としているのかもしれません。

他にも、「ca」「cu」「co」と入力すると、「か」「く」「こ」となります。しかし、「cya」「cyu」「cyo」の入力では「きゃ」「きゅ」「きょ」とならず、「ちゃ」「ちゅ」「ちょ」となってしまうところが、通常のローマ字の拗音の原則と異なっていますね。さらに驚くべきことに「ci」「ce」の入力では「き」「け」とはならずに、「し」「せ」となってしまいます。
また、「cye」の入力では「ちぇ」となり「che」と入力したのと同じ仮名に変換されるのに、「cyi」の入力では「ちぃ」となり「chi」の入力とは異なる仮名に変換されてしまうのです。

パソコンが普及し、本来のローマ字表記と異なる入力が広くおこなわれるようになったことから、混乱しているように思われます。

長音表記も大いに問題です。

私の名前の「Tokyo」もカナ変換・漢字変換を前提として入力する場合は、「toukyou」としなければなりません。しかし、「toukyou」と書かれていてもそれが「東京(Tokyo)」のことを示しているとは、外国人は思わないでしょう。

「大牟田」や「直方」も本来のローマ字表記は「Omuta」、「Nogata」でしょうが、変換を考慮すると「oomuta」、「noogata」(「nougata」でも変換可能)と入力することになります。このように記載すると、外国人は「うーむた」「ぬーがた」などと発音するかもしれません。

でも、今の混乱が続くと、マイナーな地名は将来ローマ字での表し方が変わっていくかもしれません。「Tokyo」や「Osaka」は変わらないでしょうが。
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Unknown (soramame)
2009-07-17 12:11:36
れぱんさん、こんにちは。
>「中央2丁目」のバス停は、ズバリ、いろんな方向へ行くバスが停車するので、いちいち書いてると大変な?ことになるから、白紙なのかもしれません。
たしかにそうですね。
たとえば「八幡駅・黒崎方面」と書いたとした場合、「42番」は八幡駅や黒崎にも行くとはいえ、中央二丁目から八幡駅や黒崎に行く人は「42番」にはまず乗らないし、かといって「42番」の経由地を書いても混乱しそうだし…というふうになってきて、「○○・××方面」として簡潔にまとめるのは意外に難しいのかもしれませんね。

Tokyo Chikushiさん、こんにちは。
私自身、ワープロの時代からずっとカナ入力のため、ローマ字入力のことはよくわからないのですが、「入力用のローマ字」は、入力者にとって使いやすいようできる限りいろんなパターンを想定&許容しているということでしょうか。
いろんな方式があったとしても、それらが入力者の中で完結してアウトプットとして現れなければ特に問題はないのでしょうが、それがオモテに出てしまうと問題がでてきますよね。
本来「入力用」と「表記用」では全く次元が違って、後者は案内標識ではより厳格な統一が求められると思われ、実際に道路標識などでは「基準」もありますが、少なくとも西鉄のバス停にはそれらが活かされていないようですね。
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