INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

お役所前の風景(84)

2009年11月06日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
福岡市中央区の「市役所北口・アクロス福岡前」バス停。

明治通り東行きのバス停は、水鏡天満宮の真ん前にあり、この水鏡天満宮が天神の名の由来であることから、ここは「天神」発祥の地といえる。

「市役所北口・アクロス福岡前」は、現在の名称になる前は単に「市役所北口」、さらにその前は「県庁前」であった。
現在のアクロス福岡の場所に福岡県庁があったためである(県庁は、1981年に東公園に移転)。
その当時は、昭和通り上の現在の「天神四丁目」は「県庁通り」、国体道路上の「春吉」は「県庁裏」だった。
なお、「県庁通り」と「天神四丁目」の間には、「歴史資料館前」という名称だった時期もある。

福岡市役所は、このバス停だけでなく「天神福ビル前」「天神大和証券前」「天神コア前」「天神バスセンター博多大丸前」「天神一丁目」…など、多くのバス停から近く、とても利便性の高い位置にある。
「福岡市の場合、一般の窓口業務は主に各区役所で行われているため、市役所が天神の一等地にあり続ける意味があるのだろうか、とたまに思ったりもする」と、以前書いたことがあるが、「こども病院をアイランドシティに移転して問題ない」と言うのであれば、「福岡市役所をアイランドシティに移しても問題ない」のでは?という気もする。
まあ、私自身は市役所が市の中心部にあることの便益を享受している身ではあるのだけど…。

東行きのバス停には、市内各地からやってきた「博多駅行き」が平日計383本と、数多く停車する(100円循環バスを除いた本数)。
以前は、ここから同じルートを通って博多駅に行く便であっても、「1番」「3番」「12番」「13番」56番」「57番」…と、数多くの行先番号が付いていたが、今年の春以降、市内どこからやってきたバスであっても、「天神→明治通り→博多駅」の間(厳密には天神より少し前から)は全て「3番」に統一されるようになったため(100円循環バスを除く)、ここ「市役所北口・アクロス福岡前」には物凄い数の「3番」がやってくる。
でもバス停の行先案内の部分は、「博多駅行き」の行先番号の数が減ったことで「博多駅行き」が占める「横幅」が狭くなり、他の相対的に少ない便数の路線たちの中に埋もれて、本数の割には目立たなくなってしまった感じである。
(つづく)

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2 コメント

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Unknown (レパード乗り)
2009-11-07 00:30:52
時刻検索すると、ラッシュ時の天神→博多駅・県庁は、凄まじい本数ですね。
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Unknown (soramame)
2009-11-08 00:29:01
レパード乗りさん、こんにちは。

>時刻検索すると、ラッシュ時の天神→博多駅・県庁は、凄まじい本数ですね。

バス停の時刻表ではあまり本数が多くなると「4分間隔」で処理されてしまいますが、サイトではご丁寧に全便表示されるので、その本数に圧倒されますね。
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