(つづき)
福岡市博多区の「駅前一丁目」バス停。
かつて、「16番」「17番」「18番」などは「博多駅前」からひとつ先の、このバス停まで運行されていた。
博多区役所最寄りのバス停だが、中間市や筑前町と同じく、停留所名にその名前は出てこない。
ただ、車内アナウンスでは「博多区役所、博多区保健福祉センターへお越しの方は次でお降りください」と案内している。
「お役所前の風景」99回目を記念して(?)、バス停には「99番 博多ふ頭行き」が停車している。
このバス停は、博多駅方面(南東行き)が「博多駅前一丁目」に、博多駅と反対方面(北西行き)は「博多駅前二丁目」に立っている(「駅東三丁目」などと同様、バス停名では「博多」は省略されている)。
博多駅前一丁目と二丁目とでは、町の雰囲気は全く違うのだが(三丁目と四丁目も同様)、「丁目」というのは「面」であるのに対して、バス停は「点」、そしてバス路線は「丁目」と「丁目」を隔てる「線」であることが多いため、上りと下りで一対を成すというバス停の「原則」を踏まえれば、“バス停名では「○丁目」といいながら、実際は「□丁目」にある”というケースはよくあることである。
ただ、明治通りの「天神福ビル前」「市役所北口・アクロス福岡前」や昭和通りの「天神郵便局前」(西行き、旧山一証券前)のあたりまで町名としては「天神一丁目」なのに、その「天神一丁目」の南端にあるバス停に「天神一丁目」と名付けてしまったことには違和感がある…というのは以前書いたところだ。
ここ「駅前一丁目」バス停(北西行き)には、博多バスターミナル(旧福岡交通センター)1階1~6番のりば、2階24番のりば、及び博多駅前Eのりばに停車するバスのほぼ全てが停車する。
8つののりばから出たバスたちがたった一つのバス停に集まってくる訳であり、停車するバスの種類・本数もとても多く、バス停の路線図もデカい。
一番右の「駅前一丁目」はタテに長~くなっており、バス停の路線図における「バス停の面積コンテスト」がもし開催されれば、「駅前一丁目」はかなり上位に食い込みそうである。
なお、以前、「41番」の吉塚営業所系統が廃止になる際の記事で、この路線について、“吉塚・堅粕地区、及び旧3号線沿線地区から博多区役所への連絡という意味合いもあったのでは?”と書いていたのだが、よく考えると「41番」は、「駅前一丁目」を通過していたので、この見立ては的外れだったかもしれない。
(つづく)
福岡市博多区の「駅前一丁目」バス停。
かつて、「16番」「17番」「18番」などは「博多駅前」からひとつ先の、このバス停まで運行されていた。
博多区役所最寄りのバス停だが、中間市や筑前町と同じく、停留所名にその名前は出てこない。
ただ、車内アナウンスでは「博多区役所、博多区保健福祉センターへお越しの方は次でお降りください」と案内している。
「お役所前の風景」99回目を記念して(?)、バス停には「99番 博多ふ頭行き」が停車している。
このバス停は、博多駅方面(南東行き)が「博多駅前一丁目」に、博多駅と反対方面(北西行き)は「博多駅前二丁目」に立っている(「駅東三丁目」などと同様、バス停名では「博多」は省略されている)。
博多駅前一丁目と二丁目とでは、町の雰囲気は全く違うのだが(三丁目と四丁目も同様)、「丁目」というのは「面」であるのに対して、バス停は「点」、そしてバス路線は「丁目」と「丁目」を隔てる「線」であることが多いため、上りと下りで一対を成すというバス停の「原則」を踏まえれば、“バス停名では「○丁目」といいながら、実際は「□丁目」にある”というケースはよくあることである。
ただ、明治通りの「天神福ビル前」「市役所北口・アクロス福岡前」や昭和通りの「天神郵便局前」(西行き、旧山一証券前)のあたりまで町名としては「天神一丁目」なのに、その「天神一丁目」の南端にあるバス停に「天神一丁目」と名付けてしまったことには違和感がある…というのは以前書いたところだ。
ここ「駅前一丁目」バス停(北西行き)には、博多バスターミナル(旧福岡交通センター)1階1~6番のりば、2階24番のりば、及び博多駅前Eのりばに停車するバスのほぼ全てが停車する。
8つののりばから出たバスたちがたった一つのバス停に集まってくる訳であり、停車するバスの種類・本数もとても多く、バス停の路線図もデカい。
一番右の「駅前一丁目」はタテに長~くなっており、バス停の路線図における「バス停の面積コンテスト」がもし開催されれば、「駅前一丁目」はかなり上位に食い込みそうである。
なお、以前、「41番」の吉塚営業所系統が廃止になる際の記事で、この路線について、“吉塚・堅粕地区、及び旧3号線沿線地区から博多区役所への連絡という意味合いもあったのでは?”と書いていたのだが、よく考えると「41番」は、「駅前一丁目」を通過していたので、この見立ては的外れだったかもしれない。
(つづく)