INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

シューテングスター(39)

2009年11月15日 |    ┣ シューテングスター
(つづき)
福岡県宗像市の「青葉台入口」バス停。

JR赤間駅南口とその背後の住宅地を結ぶ「8番 森林都市線」の終点のひとつである。
なお、「青葉台入口」という名のバス停は、ここ以外に、福岡市東区北九州市若松区にもあり、単に「青葉台」という名のバス停よりも数が多い。

朝野第二」を取り上げた際、「8番」に関して、「枝番が付くのは駅→郊外の方向のみ、というのがルールになっている」と書いたが、「青葉台入口行き」は例外で、「枝番」の付かない「8番」である。
「青葉台入口行き」新設にあたって番号を付ける際、「8-1番」が自由ケ丘南、「8-2番」が広陵台・日赤看護大、「8-3番」と「8-4番」が朝野第二行きとして既にあって、順番でいけば次は「8-5番」だが、「青葉台入口行き」のルートは「8-1番」にもっとも近く、「8-5番」にすると混乱が起きそうなので単に「8番」とした…というのは個人的な推測なので、真相は全く違うかもしれない。
ただ、この推測がもし正しければ、「青葉台入口行き」は表面上は「8番」だが、その裏には「8-0番」とか「8-1-1番」のような番号が隠れていると言えるのかも。

「入口」と付いているが、「青葉台」という住宅団地の「入口までしか行かない」いう訳ではなく、住宅団地内を走りきり、その末端部にある「入口」で終点となる。
なので、バスを主体に考えるならば「入口」ではなくて「出口」ともいえる(かといって「青葉台出口」じゃおかしいですけどね)。

福岡市東区の「27B」「27N」「75番」の終点である「みどりが丘団地入口」(みどりが丘団地口、という場合もあり)も同様に、バス路線的には「出口」に位置するのだが、こちらは、もともと現在の終点である「入口」から団地に入って「みどりが丘団地」で終点という経路だったため、青葉台とは成り立ちがやや異なる。
福岡市南区の「若久団地」のように、「入口までしか行かない」のに逆に堂々と「団地」を名乗る場合もあるなど、このあたりは「団地」の事情によって様々である。

ここから南西方約4.2kmには、九州自動車道若宮インターがあることから、この付近に来ると、「(海老津駅~)赤間営業所~広陵台~葉山~森林都市~自由ケ丘~青葉台~若宮インター~九州道~福岡インター~都市高速~蔵本~天神」のような路線をついつい妄想してしまう。
ただ、現在、福岡市と宗像市を結んでいる「赤間急行」や「26A」は、宗像市だけでなく、沿線の福津市古賀市新宮町、福岡市東区からの利用があってこそ成り立っている訳なので、宗像市域からの利用者のみでは勝算は低そうである。

ちなみに、昔の時刻表では、「8番」に「自由ケ丘七丁目、朝野第二経由朝町行き」や「自由ケ丘七丁目、昼掛経由朝町行き」などの記載がある。
詳しいルートはわからないが、青葉台の開発よりもはるか昔には、この付近から若宮インター方面に少し行ったあたりまでバスが通っていたのかもしれない。
(つづく)


最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (レパード乗り)
2009-11-12 00:12:52
26Aといえば、先日17:30頃に白水峠を下った所ですれ違った赤間行き。
学生で、かなりの立ち客がいる状態にはビックリしました。

福岡から遠ざかるにつれて尻すぼみ。僅かの地元客を拾って・・・のイメージだったので。


同様に、松川口付近ですれ違った、学生で満員の宇美行き4-1etc...

走行区間で、かってに閑散路線のイメージを持っていたのですが、しっかり地元の重要な足として活躍してるんだなぁと感じました。
返信する
Unknown (soramame)
2009-11-13 18:36:13
レパード乗りさん、こんにちは。

たしかに「26A」は、都心~郊外を結ぶ役割と、地元の足としての役割がうまい具合に共存している感がありますね。
ただ、以前は10分間隔で走っていたものが、そのほぼ半分になってしまっているので、そういう意味では衰退しているのかもしれませんが…。

「26A」をはじめとして地元に定着している路線には今後も頑張ってほしいですね。
返信する

コメントを投稿