(つづき)
「40番」。
北九州では、香月・小嶺と戸畑・若松を結ぶ路線だが、2016年春以降は「香月・小嶺~スペースワールド駅」「八幡駅~戸畑・若松」と、八幡地区で分断されている。
「祇園町」「中央町」と経由地に表示されているものの、「祇園町」「中央町」という名のバス停には停車しない。
「40番」は、他の路線との比較において「中央町」交差点付近で独自の動きを見せる路線でもある。
下上津役経由ではなく馬場経由なのも「40番」の魅力。
日中以外の時間には香月・小嶺から戸畑・若松まで直通するものも残る。
「40番」には6つの系統があって時刻表で幅を利かせているが、それぞれの行先に「熊西局前」に停車するものと停車しないものがあることから、実質的には3つの行先(アイランドシティ照葉の時刻表などでも似たような現象が起こります)。
北九州では、門司港駅と恒見営業所を結ぶ全く別の「40番」もあり。
久留米地区では、「40番」は久留米と佐賀をを結ぶ。
福岡地区では、博多駅と板付七丁目を結ぶ路線に「40番」が付けられている。
「二日市~甘木~杷木」を走っている「40番」は、かつて博多駅や天神まで運行されており、この「40番」というのは福岡市内線の連番の名残なのだが、板付七丁目線が新たに「40番」となることでその面影が薄れ、ひとつの時代が終わったなぁ…と思ったものだった(ただしその後、甘木から都市高速経由で博多駅に向かう路線が「40」の末尾に「0」を付けた「400番」として新設されており、「40番の本家は私だ」と主張しているようにも見える)…と、10年以上前の記事で書いておりました。
福岡地区の「40番台」については、こちらの記事も参照のこと。
(つづく)