INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

2013年12月1日ダイヤ改正(2)

2013年12月11日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
12月1日に運行を開始した「橋本駅循環ミニバス」。


前回の試行運行の時から、橋本駅のバスロータリーも様変わりした。


向こうに見えるのは地下鉄七隈線の車両基地。


循環バスを含めても、バスの本数はこれだけ。
地下鉄の終着駅という拠点性の高い場所だが、それに反比例してバスの本数が少ないのは、近くに別の拠点があるため。


その別の拠点「野方(壱岐営業所)」も通るのが、今回のルートの大きな特徴。


前回試行時は、電柱巻き付けタイプ他のバス停からの使い回しも多く見られたのだが、今回は「長丘~高宮循環バス」タイプのバス停が標準となっており、本格運行への意気込みも窺える(なお、画像のバス停の名称は本当は「野方南三区集会所」)。
本数もルート設定も、あまり手を広げずにできる限りコンパクトにまとめました…という感じであり、前回は一律200だった運賃を160~170円に下げたところも評価できると思う。

走行中、
「このバスの運行には、村上華林堂病院、福岡リハビリテーション病院、タケシマ整形外科医院、木の葉モール橋本からのご協力をいだいております」
という車内アナウンスが何度か流れる。


病院の敷地の中に入ったり、バックして玄関前に乗りつけたり…というのは、前回にはなかった試み。


橋本駅のロータリーには病院の送迎バスも出入りしているが、将来的には、それらの機能も全て循環バスが担うようになれば、本数やルート設定のバリエーションが広がってくるかもしれない(現在のルート、本数では、「家~病院の行き帰り」にはやや使いにくそうだし)。

従業員送迎バスの機能を路線バスが担うという試みが行われたりもしたが(鳥栖市のシーエックスカーゴ)、自動車学校のバスや幼稚園バスなんかも、コミュニティバス的な機能が担えるのでは?などと考えたりもする。
ただ、幼稚園バスは学期によってルートが変わったりするし、座席が幼児用なので大人はかなり座りにくいかも。


“造成時期が異なる団地の境目”好きな私としては、循環バスの道のりはとても面白い。
そんな趣味のジャンルがあるかは知りませんが(笑)、南区の鶴田二丁目-柏原二丁目付近、東区の水谷二丁目-香椎一丁目付近、香椎浜-城浜付近、西区の豊浜-愛宕浜付近、福津市の有弥の里-原町団地付近、東区の美和台-新宮町の湊坂付近なども「おすすめ」。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(12)

2013年12月10日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
前回の記事で触れた「W」の専用デザイン車。


本来は複数色ある車体を取り囲む“環”がピンク一色。

大橋方面の「方面色」は一応「緑」なのだが、「W」は天神と大橋を結ぶ以外に、“天神から福岡タワー方面への足”という別の役割も担うことから、「緑とは別の色」にしたのかも。



可愛い…かどうかは評価の分かれるところと思われるが、どこか林家ペーっぽくもある。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(11)

2013年11月23日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
オール「W」。
なんだかバカにされてるような感じもw。


このバス停の「当バス停」は、「天神バスセンター博多大丸前」。
「当バス停」の時刻に加え、「西鉄大橋駅」のバス時刻表も併記されている。
ただ、これだけ説明しても、左側の時刻表をこのバス停の時刻表だと思って見る人は必ず居ると思われ、この種の案内方法の難しさを実感する。


路線図も、大橋駅での乗り継ぎが前提なので、「平野ハイツ」「月の浦」など、天神ではなかなかお目にかかれない地名が出てくる。



続いてこちらは福岡市南区の「向新町」バス停。


「天神方面へのバスは」を入れ忘れ、手書きになっている。
W」のことで頭がいっぱいで、博多駅方面のことまで頭が回らなかった感じだろうか。


路線図。


まさにこういうこと。


「向新町」の時点では、天神方面行きもまだ「62番」。
福岡タワー行き、藤崎行きは都市高速を通るので、「都市高62」で間違いではないのだが、都心部のさらに先で乗る都市高速のことをここで言わなくても…とも思う。
桜丘に「都市高39」と「都市高390」がやって来る違和感(私だけかもしれませんが)に似ている。

「向新町」のさらに南側、「都市高620」などが停車する野多目ランプよりも郊外部では、「都市高62」ではなく単に「62」としたほうがより親切な気も。
(つづく)
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2013年12月1日ダイヤ改正(1)

2013年11月16日 |   ┣ ダイヤ改正2013
橋本駅循環バス」復活、そして、「長丘~高宮循環バス」6ヶ月の試行期間延長だそうです。

長丘~高宮循環バス」は、乗り継ぎ割引適用バス停の追加(福海公園前)以外は、大きな変更はないもよう。

橋本駅循環バス」は、今回、「橋本駅循環ミニバス」として新たなスタート(来年5月末までの試行運行)。

前回の試行時は、AとBの2つのルートがあったが、今回はルートはひとつだけ。
運賃は前回200円均一だったものが、今回は160~170円に。
前回のルートAが運行していた、県道周船寺有田線の北側の壱岐団地地区には今回は乗り入れず、その一方で、前回運行がなかった生松台野方台方面まで乗り入れる(以前提案したこの路線とも少しだけかぶるところもあったりする)。

そして、「地下鉄七隈線橋本駅」と「生松台・野方台・藤ケ丘団地地区」の間に、新たに「野方(西鉄バスの壱岐営業所)」が登場するところが、今回の大きなポイントである。

壱岐営業所構内への乗り入れについては、第一回の試行開始前の記事で触れたことがあった。

また、別の以前の記事で、

“今後、同様の試みを他の場所で行う際には、既存の西鉄路線の収支に悪影響を与えないか、新規・既存路線に「WIN WIN」の関係が成り立つか、という見方も重要になってきそうだ。
そういう意味では、以前提案した「香椎花園前駅~香住ヶ丘地区~留学生会館前」なんかはアリなのでは?と勝手に考えている(一方で、「橋本駅循環バス」は厳しいということになるでしょうか。ただ、普段バスを全く利用していなかった人が新たに利用するようになる、という側面もあると思うので、一概には言えませんが)”

と書いたことがあった。
今回のルートは、その「厳しさ」を少しでも軽減することを目的にしているといえそうだ。

結果として、橋本駅は「遠く」なってしまう訳だが、このルート設定はうまくいくでしょうか。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(10)

2013年11月09日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
「W」の運行開始に伴い、西鉄大橋駅のバス乗り場が変更になっている。


これまで別々だった「老司・那珂川方面(「62番」など)」と「弥永・春日方面(「42番」「49番」)」の乗り場がひとつになり、全て1番乗り場からの発車となった。
また、これまで一緒だった都心行きの乗り場が「天神方面」と「博多駅方面」で、2番乗り場、3番乗り場に分割されている。


駅東口をでてすぐの1番乗り場。


1番乗り場から発車するバスの行先番号や路線は、いずれ再編が行われそう。
那珂川営業所行きも、何か一つの番号に統一されると思われる。


2番乗り場からは「W」と区役所連絡バス


これまではなかった左上方面に路線が延びている。


W1」と「W3」。


3番乗り場。
福岡空港行きができたらここから発車でしょうか(笑)。


乗り場変更の告知は行われているが、定着するまではまだ少しかかるかも。
従来の乗り場番号、イメージカラーを引き継ぐのではなく、A乗り場、B乗り場、C乗り場…みたいに名称も変えて、乗り場のイメージカラーも変えたほうがよかったような気もする。


バスがかなり幅を利かせていて、タクシーや一般車両はより肩身が狭くなった感あり。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(9)

2013年11月07日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
「W4(620)」という摩訶不思議な表示。


今は「W4」だが天神からは「620番」に変わるということなのだが、果たしてどれくらいの人に伝わっているのでしょうか。


ここは「南区役所前」。


新たに「47番」も停車するようになった。


W」の次は、こんなことが起こったりして。
(こうあるべきだ、とか、こうなったらいいな、と思っているという訳ではなく、この調子でいったらこんなこともあり得るかも??という話です)
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(8)

2013年11月05日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
ついに登場した「W」。


「W」は小文字ではなく大文字w。

このブログでは、後から検索がしやすいように、バスの行先番号は、「23番」「48-1番」のように、原則として「番」を付けて表記しているのだが(「24C」などアルファベット枝番は除く)、「W番」というのもいまいちしっくりこないため、非常にどうでもいい話だが、今後、渡辺通幹線バスについては「W」「W1」「W2」などと表記していこうと思う。


「W」関係の初回の記事で、
“都心部から那珂川方面に行く足がなくなる(ように見える)という懸念があるため、「大橋駅で乗り換え可能」な旨を継続的にちゃんと周知していけるか、というのも課題になると思われる”
と書いたのだが、その「周知」のための看板。
一目で言いたいことが直感的に伝わるよう、もう少し、ビジュアルを工夫すべきだったようにも思える。


「W」が、渡辺通り(~日赤通り)以外の意味を持つことへの懸念は2回目の記事で書きました。
百道ランプ経由のタワー行きは、当初は「直行」という“番号”(…ではありませんが、種別というより愛称)だったが、その後、「302番」→「307番」→「W2」と、3回目の番号変更となった。


那の津四丁目行きの統一番号がこんなカタチで実現するとは全くの予想外。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(7)

2013年11月01日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
“Xデー”ならぬ“Wデー”まであとわずか。
車内の掲示は2枚にわたる“大作”。


後野」からは、(直通では)大橋駅よりも先には行けなくなります。


警察本部前・九大病院入口」からは、(直通では)大橋、老司方面には行けなくなります。


62-1番」が、近いうちに違う番号になりそうな予感も。


博多駅には行かない「302番」も登場。


「いとうづ号」はルートが変わり、「なかたに号」は築港本町経由が廃止に。
小倉発の「いとうづ号」の一部の便は、もう魚町始発とかでよさそうな気も。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(6)

2013年10月26日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
今回のダイヤ改正で、「南市民センター前」に改称される「南警察署入口」バス停。

  
ここに停車する路線の多くが「W」となるが、全てが「W」になる訳でもない。
また、那珂川営業所から先、市の瀬方面へはここから直通では行けなくなる。

「南警察署入口」から「南市民センター前」への改称は、新たに警察署の前(まん前ではないかもしれませんが)に「南警察署前」ができるため、混同を防ぐ目的がありそう。

新たに「南警察署前」を通るのは「47番」であり、西鉄大橋駅~清水四丁目間の経路が「塩原四丁目・塩原経由」から「南区役所前・中央病院前・南警察署前経由」に変更となる。
「47番」の経路変更は、「W」の登場で、大橋駅を跨いで運行される便が減少し、「みやけ通り」から南区の公共施設(区役所、市民センター、保健所、図書館など)へのアクセスが悪くなることへの配慮と考えられる。


「47番」が通ることになる警察署前の道路。

   
「47番」は、ここ「塩原」には停車しなくなり、

 
「塩原」に停車するのは「48番」と「63番」のみに。
竹下駅西口経由、きよみ通り経由、それに南警察署前経由と、この付近の経路も、ここ1年あまりでにわかにバリエーションが増えてきた感じ。


 
こちらは再び大橋駅前のロータリー
もし今回の「バスからバスへの乗り継ぎ」が敬遠されて乗客が電車に流れたとしても、「JRや地下鉄じゃなくて西鉄電車だから別にいいや」という考えもどこかにあるのかも。

次の段階では、大橋駅から郊外部の路線・番号の再編を行って、大橋駅の拠点性をさらに高めることが求められると思われる。
「62番」「62-1番」「49番」に加え、「42番」も含めた番号再編は、遠くない将来に行われそうな気がする。
このほかにも、福岡空港線とか、南大橋地区へのミニバスとか、大橋駅西口の活用(「区1」「区2」「6番」「700番」を西口発着にするなど)とか、「老司方面~大橋駅~区役所~南署~竹下駅西口~塩原四丁目~大橋駅~老司方面」のようなループ運行とか、検討の余地はあるのではないだろうか。



あと、「7番」(大橋ローカルの東若久行きではなく、昭代線)に「那の津四丁目行き」が復活したりもします(天神→那の津四丁目は「W3」)。


 
こちらは、明治通りにもかかわらず「W」が停車することになる「蓮池」バス停の掲示。

住吉や柳橋からタワー行きは「W1」「W2」ではなく「305番」「307番」であったり、警固一丁目や今泉一丁目などから那の津四丁目行きが「W3」でなく「7番」「204番」などであったり、「W」が登場するシーンを渡辺通~日赤通りにできるだけ限定しようとしている中にあって、ここ「蓮池」に登場する「W」はかなり異質。
でも、じゃあ何番にすればいいのだ?という話にもなりそうですが(「もうすぐW」とか「天神からW」とか??w)
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(5)

2013年10月25日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
今回の改正で登場する「W」の行先表示勝手に予測

どんなもんでしょう。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(4)

2013年10月24日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
西鉄大橋駅前のロータリー


今回のダイヤ改正で、大橋駅を起終点とする便が増えるのは確実と思われるのだが、ロータリーがバスで溢れかえったりすることはないのでしょうか…。


現在の乗り場配置は改められる予定とのこと。


都心行きの現行時刻表。
ここに出てくる路線の多くが、


ダイヤ改正後は、「W」に置き換わる。


掲示されているこの路線図にはない左上方向(福岡タワー方面)に路線が延び(W1、W2)、


那の津四丁目行き」は「W3」に。


吉塚営業所行き」は廃止となり、千代町県庁吉塚駅方面には行けなくなる。

「W4」で、明治通りの呉服町の先、「蓮池」までは行けるが、運行時間帯が午後のみであり(千代ランプで都市高速に乗って郊外に向かう便との直通運行のため)利用しづらい。
電車では不便なので、呉服町~県庁方面へはバスを利用していた…という人も居たと思うのだが、その人たちにとってはお気の毒(「47番」などに乗れば、博多駅経由で呉服町には行けますが)。


天神北止まり」の便もなくなる。
今後、もし復活したら「W0」(ダブリューゼロ)でしょうかw

なお、大橋駅でのバス同士の乗り継ぎの利便性向上のため、バス車内前方の液晶画面にて、「バスナビ」を表示して乗り換え便の案内をするとのこと。
従来のデジタル運賃表に代わる液晶モニターの導入は、今回の改正エリアを管轄する那珂川営業所と、もう一つは、宇美営業所の車両で実施されている。
ということは、今後、宇美営業所の管轄エリアでも大胆な路線再編が行われる…ということでしょうか??

でも、乗り継ぎ拠点の「大橋駅」は地下鉄JRの駅じゃなくて西鉄の駅なのだから、電車との乗り継ぎメリットについても、もっと高めるべきだったのではないだろうか(乗り継ぎ割引とか、現在もバス車内のモニターで大橋駅到着前に表示される電車時刻表に予想車内混雑度(?)を表示するとか…)。
西鉄電車に対して控え目でよそよそしいというか、バスの一人よがりというか、なんだかそんな印象を受けてしまう。
まあ、現時点でバス-電車の乗り継ぎ行動は既に成熟していて、それで十分収益が上がっているから、変にいじりたくないということかもしれませんが。



こちらは「天神バスセンター博多大丸前」の時刻表。
ここに出てくる路線全てが「W」になる。


これらも全て「W」に。


天神で「62番」が見られるのもあとわずか。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(3)

2013年10月23日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
今回のダイヤ改正で「福岡城・鴻臚館前」に改称される「平和台・鴻臚館前」バス停。


“平和台”の名がついに消えてしまうことになるが、一つ北の筋、昭和通りにはまだ「平和台通り」があるため、まあいいや、という感じだろうか。


ただし、バス停名変更に係るお知らせは、現時点ではなし。


来年の春からは、ここを通るバスが「M」になったりするのでしょうか。

なお、「6-1番」「13番」「140番」が停車する「NHK放送センター入口」も、「福岡城・NHK放送センター入口」に改称される。
今年春に、「城内美術館東口」が「福岡市美術館東口」に改称となって以来消えていた、福岡「城」が2つのバス停で復活する(ただし、もっと広い目で見れば、「城南」「城西」などに「城」は入っていますが)。
「城内町→城内→城内美術館東口→福岡市美術館東口」「美術館東口→NHK放送会館入口→福岡城・NHK放送会館入口」と、隣り同士2つのバス停で、お互い牽制し合いながら(?)名称が変わってきている感じも。

その他、今回の改正では、福岡タワーから百道ランプ経由で天神~早良or野方方面に向かう路線が、新たに「302番」として運行される(那の津口から先は「200番」「204番」として運行)。
天神から先、博多駅に向かうものも同じく「302番」で、大橋方面に向かうものは「W2」…というのはなんだかチグハグな印象もあり。

「タワー→都心(→さらにその先)」という大きな流れでみた場合、都心からさらにその先の目的地に基づいた番号(「39番」「44番」「151番」「W1」「W2」など)と、都心までのルートに基づいた番号(「200番」「204番」に変わる「302番」)が併存する状況は、いずれ改められるかもしれない。
(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(2)

2013年10月21日 |   ┣ ダイヤ改正2013
(つづき)
まず、「なかたに号」で朝一本だけ運行されている築港本町経由(築港ランプ経由)の便が廃止となる。
先日の記事は、悪いほうの虫の知らせだったもよう。

また、先日「高砂」の記事で取り上げていたSWEET NAILは、今回の改正でSWEET NAILではなくなるが、これもある種の虫の知らせだったのかも。

あと、「いとうづ号」の到津の森公園前~西小倉駅前間のルートが、下到津、金田経由から歯大前、南小倉駅、大手町西、ソレイユホール経由に変更となる。
現在、福岡~北九州間の高速バスは、福岡側の停留所は天神、中洲、蔵本だけなのに対し、北九州側の停留所はとても多い。
これは、北九州側でJR駅へのアクセスが相対的に悪い場所に停車して客を集めて天神に連れていくという構図であり、小倉都心部と比較した福岡都心部の優位性を表しているともいえる(まあ、天神にJR駅がない、というのもありますが)。
小倉都心側の勢いが再び高まるようなことがあれば、福岡側でも経由地のバリエーションが増える可能性もあり(例えば、県庁・東浜ランプ経由とか香椎浜・古賀インター経由みたいな感じで。古賀インター経由は以前ありましたが)、それに少し期待したりして。

で、ここからは、今回の改正の目玉、「渡辺通幹線バス(W)」関連で思うところを書き連ねてみたい。

そもそもこの「W」の試み、どういう意図があるのかというと、「都心部~ターミナル~郊外部」を運行する路線をターミナルで切り離すことにより、都心部の幹線道路を通る路線の系統をできるだけシンプルにして、バスに不慣れな人にもわかりやすく…ということと思われ(あくまで表向きには)、その意味で統一する番号(記号)として「渡辺通り」のイニシャルである「W」を付けていると考えられる。
そして将来的には、明治通りを走るバスには「M」、昭和通りは「S」、国体道路は「K」…みたいな感じで、都心部内の行先番号体系を再構築しようとしていると見るのが自然だろう(渡辺通り~日赤通りだけ「W」という異質な番号を持ち出しておいて、それ以外は現状通り…では逆に変だし)。

ちなみに、こんな記事もありました。
--------------
【ピストンバスで渋滞緩和 西日本鉄道 通りで色分け 福岡】
2013.6.4 02:06
西日本鉄道が、福岡市中心部の大通りでピストンバス運行を計画していることが3日、明らかになった。繁華街・天神を東西に走る「明治通り」や南北に通り抜ける「渡辺通り」など、通りごとに色分けしたバスを往復させる。観光客の利便性を高めるとともに、マイカーからの乗り換えを促し、都心部の渋滞緩和を目指す。
国内有数のバス保有台数を誇る西鉄だが、福岡を訪れた観光客を中心に「どのバスに乗ればいいか分からない」と不満が出ていた。また、福岡の天神や博多地区は、マイカーに加え、数多くの路線バスが集まり、渋滞が慢性化している。
西鉄はまず天神地区のメーンストリートに色分けしたバスを導入し、路面電車のように、大通りを数分~十分間隔でピストン運行する。
本数を多く設定することで、観光客に加え通勤・通学客も利用しやすくなる。また、ピストンバスが運行する通りの両端に駐車場を整備すれば、そこでマイカーを降りてバスに乗り換える「パークアンドライド」も普及し、渋滞緩和にもつながるという。西鉄は将来的に、二酸化炭素を排出しない燃料電池バスの導入も検討している。
こうした運行には実績もある。西鉄は平成23年3月、九州新幹線全線開業に合わせて、博多と天神地区を往復する黄色のバス「天神ライナー」を導入した。新幹線で福岡に来る観光客が迷わず、博多駅から天神に行けるように配慮した。
西鉄次期社長の倉富純男取締役常務執行役員は「幹線ごとにシンボリックなバスを走らせれば、海外の観光客はじめ、福岡都市圏に住む人にも分かりやすく、都心のスムーズな移動が可能になる」と述べた。
--------------

都心部を通る路線の番号統一は、
天神→中央ふ頭の「80番」
でまず行われ、バスの行先表示のLED化の進展とともに、
天神→博多ふ頭の「90番」、博多駅→中央ふ頭・博多ふ頭の「88番」「99番」
さらに、
天神→県庁方面の「1番」、天神→明治通り→博多駅の「3番」、天神→昭和通り→博多駅の「2番」、天神→タワー方面の「305番」、天神→渡辺通り→住吉通り→博多駅の「5番」
そして、
天神→国体道路→博多駅の「8番」
などで行われてきており(厳密には、行先番号が変わるのは天神よりも少し前)、これらは基本的に
「天神“から”○○方面“へ”」
というある種の“指向性”を持ったものだった(ただし、「1番」「2番」「3番」は逆方向にも走っており、この詰めの甘さについては過去の記事で触れました)。
これに対し今回の「W」にはこのような“指向性”がなく、渡辺通り~日赤通りを走るバスには両方向ともに「W」が付く。
この“指向性がない”ことは、かなり根本的な問題であるような気がする。
「どの通りを通るか」だけがわかっても、「天神からどこに行けるのか」がわからなければ、すなわち、目的地へのベクトルがイメージできなければ、実はあまり意味がないのではないだろうか(渡辺通りに限らず、他の通りでも同様)。

また、渡辺通り~日赤通りを通ることを意味する「W」なのに、それ以外の場所にも「W」のバスが走ることも問題点として挙げられる。
従来、「305番」「307番」が担っていた天神→福岡タワー間の統一番号の役割を、新たに「W」(西公園ランプ経由がW1、百道ランプ経由がW2)が引き継ぐため、「W」に「渡辺通り」以外の意味合いが出てくる。
また、都市高速経由との直通運行との兼ね合いで、明治通りの蓮池→天神間にも「W」が登場することになる。
「W」を名乗るのは、原則として日赤通り~渡辺通り上のみ…というルールを事前に作っておかないと、今後、「M」など他のアルファベット系統が出てきたときに混乱が起きると思われ、早くも“火種”を抱えた印象がある。
天神からタワー行きの統一番号は、現時点では従来通りにしておいて、将来的に「T」などに移行させるほうがよかったのでは?。

さらに、W1、W2などアルファベットの後に付く数字のチョイスも大丈夫なの?という気がしている。
今後、明治通り~博多駅が「M1」、明治通り~県庁が「M2」になったりして、数字の整合がとれなくなり混乱を招く…という状況も容易に予測され、これも“火種”と言えそうだ。

新たに登場する「W」の意味を、一般の利用者がごくごくシンプルなカタチで理解できなければ、やや厳しい言い方だが、導入の意味がないような気もする。

その他、
郊外向けは大橋駅まで行かなければ「W」ではなく、清水町までしか行かない「61番」「151番」などは「W」を名乗らないため、「渡辺通り~日赤通りならW」とは言えない点、
その逆方向、野間四角方面からやってきて清水町から日赤通りに合流する都心行きのバスは、「151番」などのタワー行きは「W1」「W2」となる一方で、天神から呉服町方面に向かう「61番」は番号が変わって「W4」にはならない点、
この整合を図るため、清水町から合流する路線にも「W」を適用しようとすると、福浜が「W5」、博多ふ頭が「W6」、中央ふ頭が「W7」…みたいに早くもグダグダになってしまいそうな点、


郊外行きで、大橋駅を跨いで運行されるものも完全になくなるわけではないが、大橋駅から先、片縄方面、警弥郷方面、曰佐方面、どこに行こうと大橋駅より手前の区間では「W」としてやってくる点、
…など、もう少し詰めてほしかった点がかなりあるのだが、あくまで今回はまだスタート(過渡期の始まりというか実験段階)であり、場合によっては「後戻り」もありますよ、ということなのかも。
Wの悲劇、黒歴史にならなければよいのですが…。

なお、那の津四丁目行きの番号統一の可能性及び現状の問題点は以前の記事でも触れたが、それは今回一応解決をみることになる。

また、那珂川ハイツからの「急行」が「162-1番」ではなく「162番」となり、過去の記事で指摘した“条件面での制約”が露呈してしまったカタチ。


(つづく)
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2013年11月2日ダイヤ改正(1)

2013年10月19日 |   ┣ ダイヤ改正2013
「62番」「49番」の大部分が「郊外~西鉄大橋駅間」のみの運行となり、そこから先の「日赤通り~渡辺通り~天神方面」は新たに「W1~W4番」が約8分間隔で走るとのこと。

「W1~W4番」の「W」は、渡辺通りのイニシャルと思われる。
「W」の後に付く1~4の数字は、天神から先のルートの違いで、1は西公園ランプ経由タワー方面、2は百道ランプ経由タワー方面、3は那の津四丁目、4は呉服町方面である。

なお、那珂川方面から大橋経由で天神にバスで行こうとすると、原則、大橋駅での乗り換えが必要になるが、その弊害を緩和するため、従来の乗り継ぎ割引(80円)に加え、nimocaポイントの付与(100ポイント)も行われるとのこと。

また、「47番」が現在の「塩原四丁目、塩原経由」から、「南警察署前(新設)経由」に変更となる。
これは、南区役所への足が分断されないようにするための措置と思われる。
また、「4番」が、再び老司団地から先、やよい坂経由那珂川営業所まで延長となる。

このような試みは、姪浜駅で「1番」が分断されて以来だが、果たしてうまくいくでしょうか(「32番」「34番」を上宇美止めにして、「極楽寺上宇美~原田橋」の「無番」への乗り継ぎを図ろうとしたかつての失敗のようにならなければよいですが…)。
あと、このような試みを行う場合、逆方向、すなわち、都心部から那珂川方面に行く足がなくなる(ように見える)という懸念があるため、「大橋駅で乗り換え可能」な旨を継続的にちゃんと周知していけるか、というのも課題になると思われる。
例えば、「曲渕や椎原方面に行きたければ、早良営業所で乗り換え可能」などは、現状、都心部では案内されておらず、需要は多くなくても、そのような周知は必要と思われる(大橋駅から先に行きたい人は、椎原・曲渕よりも断然多いし)。

今回の変更がうまくいけば、将来的には、「M番」や「S番」なんかも登場することになりそう(昭和通り経由の大濠公園行きは、早速「S番」にしてもよさそうですが)。
(つづく)
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2013年10月1日ダイヤ改正(2)

2013年09月24日 |   ┣ ダイヤ改正2013
・「美和台コミュニティバス」運行終了

…だそうです。
二度目の試行期間を一度延長したものの、再延長や本格運行には至らず。


このようなS字ルート運行で、福工大前駅までかなりの遠回りとなる地区があったので、


右回りと左回りの交互運行とかも検討の余地があったのでは?という気もする。
ただ、そもそもコミュニティバス(的なもの)に「遠回り」や「寄り道」は付き物であり、それが原因で敬遠されたのであれば、将来的にも勝算はない…という見方もできるのかもしれない。


あと、最終便が早過ぎたのも残念だった。
昼間の時間帯の買い物や通院がターゲットだということだったのかもしれないが、朝に駅までの快速便を出しているわけだから、その帰りについてもフォローしてほしかった…ということは再開当初にも書きました。

 
二度目の再登場(ということは三度目の登場)に微かな期待を寄せたい。

・小倉北区で「泉台・高尾地区ミニバス」運行開始

「美和台コミュニティバス」と入れ替わるように、今度は北九州地区でコミュニティバス(的なもの)が登場である。


小倉北区の「愛の家車庫」を起点として、泉台、高尾の高台の住宅地と、黒崎~小倉間のバスが多く停車する「三又路」「到津の森公園前」バス停を垂直的につなぐ路線である(12月末までの試行運行)。

4年前、この付近の路線が廃止になる際の記事で、
“「泉町」を含む区間は、バス路線の「ネットワーク 」という観点からは重要なラインとも思えるし、このあたりから到津のほうに歩くのも坂が結構きついので、バス路線を残しておく余地もあったような気もする”
と書いたのだが、この“到津のほうに歩くのも坂が結構きつい”部分に小型のバスが走ることになる。

「愛の家車庫」の記事にいただいたコメントへの返信で
“ここから先の路線も、再度検討してもらいたいものです”
と書いた時点で既に検討されていたもよう。

・「香椎浜・千早駅~福岡空港線」試行延長の追記

  
先週末、東京出張だったので、朝、千早駅から福岡空港行きに乗ったのだが、すぐに満席になり、最終的には立ち客も居て、この路線に対する認識を改めた次第。

・「福岡空港~大牟田・荒尾線」が九州新幹線「新大牟田駅」に乗り入れ

 
福岡空港関係ではこんな改正も。
福岡市で例えるならば、「48-1番」が竹下駅西口に乗り入れるようなイメージ(←説明が大雑把すぎ笑)。
参考で、こちらの記事もご参照ください。
(つづく)
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