(つづき)
一連の1996年5月1日の東部地区大改正シリーズ。
香椎台・みどりが丘地区、
三苫駅・高美台地区に続く3回目は、城浜団地・香椎浜及び下原地区である。
この地区については、改正の前後で路線自体に大きな変更はなかったようだが、それまで「23番」として運行されていた香椎浜地区行きの路線が
「23番」から独立し、新たに「22番」となった。
チラシから判明する、この時点で天神郵便局前から運行されていた路線は以下の通り。
「22番」
・名島経由城浜団地行き
・名島、
香椎浜海岸通り経由香椎浜営業所行き
・名島、香椎浜海岸通り経由
西鉄香椎行き
・箱崎埠頭、名島、香椎浜南公園経由香椎浜営業所行き
・
貝塚駅行き
「23番」
・名島、香椎経由下原行き
・箱崎埠頭、名島、香椎経由下原行き
「22N番」
・都市高速、陸運支局経由香椎浜営業所行き
・都市高速、陸運支局経由下原行き
・都市高速、香椎浜海岸通り経由香椎浜営業所行き
・都市高速、香椎浜海岸通り経由西鉄香椎行き
「22番」のうち、箱崎埠頭、南公園経由のものは、現在は枝番が付いて「22-1番」となっている。
また、「貝塚駅行き」が「22番」のところに載っているが、記憶では「23番」として運行されていた気がする(「22番」の時代もあったのだろうか…)。
「23番」の箱崎埠頭、名島、香椎経由下原行きは、現在は西鉄香椎止めとなり、枝番が付いた「23-1番」として運行されている。
なお、チラシには下原方面行きの「23番」のみが掲載されているため、その他の「23番」(和白方面など)についてはここでは取り上げない。
下原地区への都市高速線は、現在は香椎浜ランプ経由の「23B」が運行されているが、当時は名島ランプ、陸運支局(現在の運輸支局)経由の「22N」がその役割を担っていた。
なお、都市高速路線が本格的に運行をはじめたとき(
番号にA、B、C、Dのアルファベットが初めて付いた頃)の初代の「23B」は、香椎浜ランプを降りたあと、海岸通り→城香中→陸運支局→香椎浜営業所、という小文字のeのようなルートを走っていた(名島ランプができる前の話)。
1996年5月の改正で香椎浜地区に「22番」ができた訳だが、私の中で謎が多い路線である
箱崎ランプ経由の「22D」や「23D」はここには出てこない。
上りだけしかなかったのか?これより後にできたのか?…などなど、
謎は深まるばかりである…。
(つづく)