INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

昭和の末期 それから(5)

2009年03月03日 |   ┣ 宮地岳と昭和
(つづき)
昭和バスのサイトからダウンロードした、平成15年4月1日改正分の時刻表が出てきた。

「今宿~今宿野外活動センター」「今宿~福岡歴史の町」「今宿~三陽高校」、そして「野河内~博多駅」…いずれも現在は運行されていない。

上の原線(今宿野外活動センター発着)は2006年10月末に、城の原線とともに廃止され、現在は姪浜タクシーのマイクロバスが「今宿野外活動センター~今宿~姪浜駅」というルートで運行している。
西鉄は、城の原線の代替路線を運行しているが、上の原線には手を差し伸べなかった。

「今宿~三陽高校」というルートは、今から考えれば、「ネットワーク」という観点からすると、非常に重要な路線だったように思える。
この路線をベースとして、ウエストヒルズ、生の松原団地あたりから、九大学研都市駅(イオン伊都SC)への路線なども考えることができたのではないだろうか…。

野河内線は、何度か利用したことがあるが、あるときは、上りで、西鉄と重複する区間のバス停から乗ってこようとするお客さんに対し「昭和バスですけどいいですか?」と確認していた。
「“バスカードや各種パスは使えないし、停車するバス停も西鉄よりも少なかったりしますけど、それでも”いいですか?」という意味なのだろうが、「昭和バスですけどいいですか?」というかなり自虐的な問いかけに驚いたものだった…。
なお、当路線が走っていた内野から西入部五丁目(現在の西鉄のバス停。昭和バス時代は「浦江」と「西入部」の間)までは、現在バスが走っていない。
(つづくかも)


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