(つづき)
18.駅前の風景
「八幡駅前」「八幡駅前」「西本町・八幡駅前」「西本町」。
JR八幡駅周辺の同じような名前のバス停たちだが、それぞれ全く別のバス停である。
駅のまん前にあるバス停が「西小倉駅」「吉塚駅」「JR原田駅」で、そこから少し離れたところにあるバス停が「西小倉駅前」「吉塚駅前」「原田駅前」のように、駅との位置関係によって「駅」と「駅前」を使い分けるケースもあるが、駅のまん前にあるバス停でも「千早駅前」「JR二日市駅」、駅から少し離れていても「南小倉駅前」…のように、決まったルールがある訳ではない。
また、正式名称が「~駅」なのか「~駅前」なのかよくわからないバス停も多い。
それに、駅自体の規模によっても、駅「前」と呼べそうな場所の範囲は変わるし(駅の規模が大きいほど駅「前」の範囲は大きくなると思われる)、バス停と路面電車の電停の違いでも駅「前」と呼べそうな場所の範囲は変わる(バス停よりも電停のほうが駅「前」の範囲は大きくなると思われる)。
さらに、駅の名前自体に「前」が入っていたら、バス停名からは簡単に「前」が取れてしまったり、時間軸における「前」は、「十年前」や「一時間前」のように意味的には「後ろ」だったりして、「前」というコトバは脆さや曖昧さを含んでいる気がする。
それでも、バス停の名称としては、「前」を付けることによって、なんだか収まりが良くなるという面もあり、「前」は、ある種の麻薬のようなコトバと言えるかもしれない。
どうでもいい話が長くなったので話を「前」に進めると、写真左上のJR八幡駅に一番近いバス停(「54番」山路行きなどの始発になっている)は、とりあえず「八幡駅前」ではなく「八幡駅」としたほうがよいのでは?
(つづく)
18.駅前の風景
「八幡駅前」「八幡駅前」「西本町・八幡駅前」「西本町」。
JR八幡駅周辺の同じような名前のバス停たちだが、それぞれ全く別のバス停である。
駅のまん前にあるバス停が「西小倉駅」「吉塚駅」「JR原田駅」で、そこから少し離れたところにあるバス停が「西小倉駅前」「吉塚駅前」「原田駅前」のように、駅との位置関係によって「駅」と「駅前」を使い分けるケースもあるが、駅のまん前にあるバス停でも「千早駅前」「JR二日市駅」、駅から少し離れていても「南小倉駅前」…のように、決まったルールがある訳ではない。
また、正式名称が「~駅」なのか「~駅前」なのかよくわからないバス停も多い。
それに、駅自体の規模によっても、駅「前」と呼べそうな場所の範囲は変わるし(駅の規模が大きいほど駅「前」の範囲は大きくなると思われる)、バス停と路面電車の電停の違いでも駅「前」と呼べそうな場所の範囲は変わる(バス停よりも電停のほうが駅「前」の範囲は大きくなると思われる)。
さらに、駅の名前自体に「前」が入っていたら、バス停名からは簡単に「前」が取れてしまったり、時間軸における「前」は、「十年前」や「一時間前」のように意味的には「後ろ」だったりして、「前」というコトバは脆さや曖昧さを含んでいる気がする。
それでも、バス停の名称としては、「前」を付けることによって、なんだか収まりが良くなるという面もあり、「前」は、ある種の麻薬のようなコトバと言えるかもしれない。
どうでもいい話が長くなったので話を「前」に進めると、写真左上のJR八幡駅に一番近いバス停(「54番」山路行きなどの始発になっている)は、とりあえず「八幡駅前」ではなく「八幡駅」としたほうがよいのでは?
(つづく)
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