INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

素顔のままで(19)

2010年02月28日 |    ┣ 素顔のままで
(つづき)
福岡市早良区の「百道」バス停。

藤崎」と「ももち浜クリニックゾーン前」の間にできた、比較的新しい停留所である(この自作路線図の頃には、まだ存在していなかった)。

このバス停、北行きは百道小学校の前(百道三丁目)、南行きは早良保健所の前(百道一丁目)に建っており、バス停名が「百道」でも全然間違いではない。

しかし、ここから北に約300mを東西に走る「よかトピア通り」の北側に広がる埋め立て地「シーサイドももち地区」(住所でいうと「百道浜」)のことを「ももち」と呼ぶ人も最近は多いことから(RKBの「ももピッ!」も「百道」に由来している)、検索などを想定した「わかりやすさ」という観点からは、このバス停が、「小学校前」や「三丁目」「一丁目」等のコトバが下に付かない、(地域の中心というニュアンスもありそうな)単に「百道」という名称なのはやや不親切な気もする。

ただ、こちらのほうが「元祖」百道であることは確かであり、「百道浜」のほうはほんの2~30年前までは存在しなかった土地な訳なので、「百道」を地元にする人からは余計なお世話と言われそうだ。
(つづく)
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タイムリーヒット(11)

2010年02月27日 |   ┣ タイムリーヒット
(つづき)
諸事情ありまして、更新が滞っていたことをお詫びします。
その間も毎日300人以上の方に訪れていただき、たいへん感謝しております。

更新が滞っている間に花粉症の季節到来ということで、福岡市東区の「牧の鼻公園前」。
ただし、この「鼻」は「nose」ではなく、「岬」という意味である。

和白干潟の南端にある牧の鼻は、野鳥の観察ポイントにもなっているとのこと。

ここには「23番」のうち、
香椎花園→香住ケ丘五丁目→牧の鼻公園前→香住ケ丘四丁目→香椎花園→天神方面」
「天神方面→香椎花園→香住ケ丘五丁目→牧の鼻公園前→香住ケ丘四丁目→香椎花園」
という2系統が停車する(前者は午前中心、後者は午後中心の運行)。

「香椎花園~牧の鼻公園前~香椎花園」という香住ケ丘の西部地区にバスが乗り入れたのは確か三十数年前と思われ、この循環部分は「牧の鼻循環」と呼ばれている。
この付近は道路のアップダウンが激しく、近くの「香椎花園」のジェットコースターのようでもある。
なお、一方通行の循環なので、天神方面行きも香椎花園行きも同じバス停に停車する。

「牧の鼻循環」に倣って、「1-4番」「204番」の生松台経由の便も、「野方(生松台循環)」のような表示にすれば、よりイメージがつかみやすいのではないだろうか、などと考えたりもする。
17番」の扇町行きを「扇町(沖学園循環)」とか「扇町(東光寺循環)」などとしたとしても、マイナー過ぎて伝わらなさそうだけど…。
(つづく)
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SWEET NAIL(18)

2010年02月11日 |   ┣ 工夫とSWEET NAIL
(つづき)
福岡市東区の「貝塚駅」バス停。
西鉄貝塚線と市営地下鉄箱崎線の乗り継ぎ駅であり、かつての西鉄の市内電車の終点である(さらにその前の歴史については割愛)。
月見町」バス停も近いが、都心までのバス運賃は大きく異なる。

バス停の標柱は2本建っていて英字表記は手前が「KAIZUKA EKI」、奥が「KAIZUKA STATION」であり、“ふたつでひとつ”といった感じだ。

市内電車の廃止(1979年)から地下鉄箱崎線開業(1986年。ただし、中洲川端から呉服町や箱崎九大前までは、それよりも前に開業)までの間は、ここから都心までの足はバスに頼るしかなく、かつてはここにも「5番」「15番」「23番」「25番」「52番」「72番」「85番」と多くの路線が乗り入れていたが、現在では「25番」が残るのみである。

バス停の路線図兼運賃表は、以前紹介したものから変わっている。

貝塚駅を出発して、渡辺通一丁目交差点を右折するまでは、道路状況に比較的忠実に表現されているのだが、「渡辺通一丁目」から先では作るのが面倒になってしまった感じである…(笑)。
(つづく)

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近い遺産(33)

2010年02月09日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
朝倉郡筑前町の「朝日東」バス停跡。

ここにはかつて、飯塚と久留米を結ぶ「特急」が停車していた。
二日市、朝倉街道と甘木、杷木方面を結ぶ「40番」「41番」が停車する国道上の「朝日」バス停に近く、「特急」が健在だった頃は、飯塚(久留米)~甘木、飯塚(久留米)~筑紫野などの乗り継ぎも一応可能であった。
ただ、私も何度かここで乗り継いだ記憶はあるのだが、そのような利用のされ方はあまり定着していなかったようだ。

「特急」のメインターゲットを「久留米~飯塚間を速く移動したい」という人に定めてもあまり採算は期待できなさそうであり、そうであるならば、もう少し「区間利用」に狙いをシフトさせて、「冷水有料道路~新200号経由」から、「冷水峠~旧200号経由」に戻す、という手もあったのではないだろうか(その場合、乗り換えポイントは「朝日」ではなく「山家道」となる)。
廃止から相当な時間が経過しており、かなり「今さら」の話ではあるのだけど。

なお、甘木と博多駅を都市高速経由で結ぶ「400番」が運行を開始したのは「特急」廃止よりも後であり(←たぶん…)、「400番」誕生に合わせて、「朝日」と「山家道」の間に「朝日西」バス停が新設されている。

ちなみに、遠賀郡岡垣町には「旭東」「旭西」のバス停が現存する(「旭中」もあり)。
(つづく)
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エンギモノ(28)

2010年02月08日 |   ┣ お宝と縁起物
(つづき)
福岡県春日市の「天神山」バス停。
以前、「天神から天神山」についてご紹介したが、今回は「天神山から天神」である。

折り返し場内に建つこの乗り場には、ここを起点として西へ進む「630番」の天神行き(途中で「49番」に番号を変え、大橋駅~弥永団地~博多南駅へと向かう)のみが停車する。

西鉄春日原~天神山~博多南駅~那珂川ハイツ」を結ぶ春日ローカルの「2番」は、「天神山」発着便も含め、少し東側のバス停に停車する。
なお、春日ローカルの「1番」(郊外行きのみ)も、「大土居」の交差点が道が狭くて左折が難しかったためなのか、かつてはこの「天神山」を複乗していた。

2005年11月に登場した「630番」は、西鉄グループの路線バスの中で最も大きな数字の行先番号である。
この先、この「630」よりも大きな数字を行先番号に冠した路線が登場することは果たしてあるだろうか。

以下は、需要や利用見込みなどを完全に無視した、趣味的視点だけの単なる「落書き」である。

野多目ランプを経由する都市高速路線として「620番」「610番」の次に「630番」ができたことを踏まえると、この次にできるとすれば「640番」か?という感じもする。
野多目ランプを降りて、南ではなく西に進む路線が考えられそうな気もするのだが、その場合の数字としては「640番」よりも「600番」のほうが妥当だろうか。
そうすると「630」は超えられない。

「700番台」だとすると、福岡市東部(八田、土井地区)から都市高速経由で都心に向かう路線が考えられる。
ただ、現存する「72C」「74C」以外に、新たな展開は期待薄である。

「700番」【みどりが丘団地口~土井団地~土井営業所~西鉄多々良~多の津ランプ~(都市高速)~呉服町ランプ~天神】
「750番」【土井営業所~土井団地~みどりが丘団地口~名子道~※~粕屋ランプ~(都市高速)~呉服町ランプ~天神】
「760番」【(土井営業所から回送~)青葉小学校前~みどりが丘団地口~名子道~※~粕屋ランプ~(都市高速)~呉服町ランプ~天神】
「770番」【(土井営業所から回送~)香椎台三丁目~香椎東小学校前~みどりが丘団地口~名子道~※~粕屋ランプ~(都市高速)~呉服町ランプ~天神】
(※…「名子道~県道21号の蒲田西交差点」間の道路が供用開始したとして)
…いずれも実現性は低そうだ。

「800番台」については、以前、都市高速5号線「堤ランプ」供用開始前に、「堤ランプ」を利用する路線として新たに「800番台」を割り当ててみては?と考えたことがあった。
しかし、「堤ランプ」を利用する路線自体がひとつもできず、予想は完全に外れている…。

「900番台」も難しそうだ。
都市高速が全線開通したとして、
930番」【四箇田団地早寿園前野芥一丁目~野芥ランプ~都市高速~百道ランプ~福岡タワー南口藤崎
…これはないな。

いっそのこと、
「990番」【博多駅交通センター~博多駅筑紫口合同庁舎~駅東ランプ~都市高速~築港ランプ~博多ふ頭(ベイサイドプレイス)
…これもないな。

あくまで「落書き」ですので。
(つづく)
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春を待つ西鉄香椎2010

2010年02月07日 |    ┣ ○○の西鉄香椎
昨年の梅雨の時期に引き続き、現在の西鉄香椎駅前の様子。

今のところバス乗り場と折り返し場にはまだ大きな変化はない(バス停の行先表示の「2 青柳四角、JR古賀駅」もまだ残っていた)が、周辺の風景も含め、近いうちに一気に変わってしまいそうな空気が溢れている。

「西鉄香椎」駅の両隣りの駅は「香椎花園前」「香椎宮前」と、いずれも「香椎」が付いており、西鉄貝塚線の全10駅のうちの3駅、実に3割の駅に「香椎」の文字が入っている。
そういう意味では、西鉄貝塚線は、全16駅のうち2駅に「香椎」が入っているJR香椎線よりも、「香椎率」は高い(新宮から先の廃止により分母が減少したため、「香椎率」はさらに高まった)。

最近の報道によれば、現在は貝塚駅での乗り換えが必要な、西鉄貝塚線と福岡市地下鉄箱崎線の直通運転について、

・福岡市は議会交通特別委員会で、相互乗り入れする際の車両整備費を約50億円とする概算を示した。
・実現可能性がある直通運転のモデルとして、西鉄の三苫から地下鉄の中洲川端、天神までの2案を設定。
・車両数をこれまで検討してきた6両から、初期投資が圧縮でき採算性が見込めるなどの理由から3両に減らした。
・今後、新宮までの延伸も視野に西鉄とも協議したい。

とのこと。

ずいぶん前に、「箱崎線と宮地岳線(当時の名称。現在は貝塚線)を直通運行する」という発想ではなく、「(市営地下鉄としての)箱崎線は廃止して、西鉄電車を中洲川端まで延長する」という発想に転換したほうがよいのでは?という趣旨のことを書いたことがある((1)(2)(3))のだが、少しだけではあるがそういう流れに傾きつつもあるようだ。
ただ、現在の貝塚線の車両がそのまま箱崎線を中洲川端まで走ればよりコストも削減できるのでは?と考えていたのだが、それは難しいらしい(鉄道についても車両のことは全くわからないので、詳しい理由はわかりません)。

そして、例えば、中洲川端駅からアクロス福岡のあたりまで「動く歩道」を作って天神地区への利便性を高めるなどして(沿道の店舗から反発が出るかな?)、貝塚線の競争力が高まれば、アイランドシティ香椎浜地区から「千早駅」へのバス路線拡充も期待できるなど、いろんなメリットはあるのでは…などと、妄想は尽きないのだが、妄想のまま終わってしまう可能性も多分にありそうだ…。

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colors(29)

2010年02月06日 | 音楽
(つづき)
ブログの記事タイトルの「本家」紹介シリーズ

八回目は、「色」が付いたバス停を紹介している「colors」。

当ブログの「愛をください」では、「本家」に出てくる動物たちを十分に紹介しきれていないが、「colors」では、「本家」宇多田ヒカルの「COLORS」の歌詞に出てくる色は全てカバーしているもよう。

かなり「自己満足」的な色合いが強い今回の一連の音楽モノだったが、とりあえず今回で一区切りということで…。



(つづく)
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ぐりーんぐりーん(13)

2010年02月04日 | 音楽
(つづき)
ブログの記事タイトルの「本家」紹介シリーズ

七回目は、福岡シティループバス「ぐりーん」の動向、及び「ぐりーん」に見えて実は「ぐりーん」ではない「偽ぐりーん」について取り上げている「ぐりーんぐりーん」。

「ぐりーん」は、この3月から大幅にダイヤとルートが改正されるようだ。

昨年9月のダイヤ改正で、平日の運行間隔が30分から40分になっていたが、今回ついに平日の運行はゼロとなり(長期休暇期間中を除く)、休日のみの運行となる。

またルートについても大きく変わる。
都市高速道路を通らなくなり、新たに停留所も新設され、現在の一種類のみの経路から、「美術館ルート」「長浜ルート」の二経路体制となる。
「ぐりーん」が誕生する3年前、2005年7月に、「福岡市に周遊バスを走らせるとしたら…」ということで、ルートを考えてみたことあったのだが、偶然なのか必然なのか、これにまた少し近づいた感じもする。

この大幅な見直し、「ぐりーん」を浮揚させることができるだろうか。

今回、「グリーングリーン」を「パパ」になって初めてじっくり聴いた気がする。
「パパ」になってから聴くと、また別の感慨がある。



(つづく)
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く・ふ・う(24)

2010年02月03日 | 音楽
(つづき)
ブログの記事タイトルの「本家」紹介シリーズ

六回目は、バス停の掲示やバス停の名前の付け方などについて、工夫のあとが認められるケースや、もっと工夫したほうがよいと思われるケースを紹介している「く・ふ・う」。

その「本家」は、EPOの1983年のヒット曲「う、ふ、ふ、ふ、」である。
ずっと「う・ふ・ふ・ふ」だと思っていたので、こちらのタイトルも「く・ふ・う」としたのたが、正式には「う、ふ、ふ、ふ、」だそうであり、これに倣えば「く、ふ、う、」とすべきだが、今さら変えるのも面倒なので、「く・ふ・う」のままでいくことにする。

「う、ふ、ふ、ふ、」は、イントロのアレンジや転調の使い方など、とてもクオリティが高く、当時から、すごく工夫された曲だなぁという印象を持っていた。
もともとは化粧品のCMソングだが、その後90年代にかけても断続的にいろんなCMで使われており、そのキャッチーさを証明しているといえるだろう。
そしてこの曲は、その後のピチカート・ファイヴなどにも影響を与えたのではないかと思っている(←あくまで一人で勝手に思っているだけです)。



(つづく)
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LEDにまつわるエトセトラ(13)

2010年02月02日 | 音楽
(つづき)
ずっとバスの話題が続いてきたものが、いきなり音楽ネタになると反応が薄いですが(笑)、もうしばらくお付き合いください。

ブログの記事タイトルの「本家」紹介シリーズ

五回目は、西鉄のバスの行先表示のLED化が進行していく過程で、その気になるところや問題点について書いてきた「LEDにまつわるエトセトラ」。

もともとは、西鉄の路線バスにETCの機器の取り付けが始まった頃、「ETCにまつわるetc(エトセトラ)」というタイトルの記事を書こうと思ったのだが、車内の設備関係にほとんど詳しくない私は「エトセトラ」というほど書くことが思い浮かばなかったので、そのまま「LED」に流用した次第である。

「渚にまつわるエトセトラ」は、PUFFYの4枚目のシングルだが、個人的にはPUFFYの曲の中で一、二を争うお気に入りである。

ずっと前に、「カダン」のCMソングを取り上げた際にも書いたが、この曲のAメロとBメロの間「~飛び交うカモメはBOAC → メリケン波止場で~」への展開部分の“切なさ”がとても好きである(「まんが日本昔ばなし」のエンディングテーマの「夕焼けこやけでまたあした またあした → いいないいな」の部分なども同様)。

ちなみに、「カダン」については、2006年に一度だけしか記事にしたことがないのだが、いまだに「カダン」「カダン CMソング」などのキーワードで検索してこのブログにたどり着く方がとても多く、この曲の持つ底知れぬパワーを物語っているといえそうだ。
子供の頃は、「カダン」の曲の展開が怖くて泣いたこともあったようだ。
というわけで、自分の子供を泣きやませるとき、寝かしつけるとき、耳掃除をするとき…など、オリジナルの歌(といっても適当な鼻歌レベルですが)を歌っているのだが、その際は、なるべく“素直な”メロディを用いるようにしている。

今回は、メロディの展開が切ない三部作をどうぞ。







(つづく)
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素顔のままで(18)

2010年02月01日 | 音楽
(つづき)
ブログの記事タイトルの「本家」紹介シリーズ

四回目は、「バスセンター」「踏切」「会社前」「公園前」「格納庫前」のように、「そのまんま」の名称のバス停を中心に紹介している「素顔のままで」。
ただし、「そのまんま」の名称であることによりある種の「趣」を強く醸し出している場合には「趣に赴く」で取り上げるなど、線引きが結構曖昧だったりもする。

ビリー・ジョエルの「素顔のままで」は、KBCラジオの往年の人気番組「PAO~Nぼくらラジオ異星人」内のとあるコーナーのテーマソングにもなっていた。
CMなどで耳にすることも多く、スタンダードナンバーとなっている感じである。



(つづく)
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