INSIDE SORAMAME

私の頭の中のキオクを綴っていくつもりです・・

近い遺産(59)

2012年01月31日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
福岡県八女市の「福島」バス停に残る「運賃表」。

山鹿 1050」などの表示を見てとることができるが、



現在ここから行けるのは、2つ先の「八女営業所」まで。



2つ先までしか行けないバス停としては、立派な施設である。



こちらは対面の久留米方面行き乗り場。
現状では、バスを待つ人の数は、こちらのほうが格段に多いと思われるが、屋根などは特になし。

設備のアンバランス加減が、時の流れを物語る。


(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近い遺産(58)

2012年01月30日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
「西鉄二日市」のバスセンターの4番乗り場。
昨年春に廃止となり、現在は運行本数がゼロの「1-3番」だが、乗り場は健在(?)であり、いつでも復活できそうな感じある(…といっても、復活させるつもりはないでしょうけど)。



駅の反対側(東口)からもバス(星ヶ丘~五条駅方面)が出ていることをもっとアピールしては?とも思うのだが、常連客がほとんどなのでその必要は特にないということなのかも

上西山にも宇美方面にも行くことはできなくなったが、



「1-2番」の太宰府行きや、「22番」の下大利駅行きがあることで、「ITK」は最低限維持されている感あり(あくまで個人的な感想)。



朝一本だけの「急行 山口行き」も健在。



こちらは比較的“新顔”の、「3番」(まさかの)逆回り



複数の乗り場がある点は、「JR二日市駅」と好対照。


(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近い遺産(57)

2012年01月29日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
野河内」が消え、「羽根戸」も消えた、藤崎ターミナル(正式には「藤崎バス乗継ターミナル」)6番乗り場の表示機。



以前と比べると、行先のバリエーションもずいぶんすっきりしてしまった。



原往還」から分岐して、賀茂四角賀茂駅に向かう「2-9番」の運命やいかに。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

みなもとのよりみち(15)

2012年01月28日 |    ┣ みなもとのよりみち
(つづき)
複乗(復乗?)シリーズの15回目は、福岡県筑後市の「筑後市立病院」バス停。



バス停の行先案内には数多くの行先が記載されていて、たくさんの路線が発着するような錯覚(?)にも陥るのだが、



実際には、大川市の「大野島農協」と筑後市の「羽犬塚駅」の間を結ぶ「無番」が、国道442号を一旦離れて、病院に寄り道するのみである(筑後市役所まで行っていた時期がある記憶があるのですが、いかがでしょう…)。



西鉄以外だと、こんな路線もあり。

本線を離れ、病院の玄関近くにまで乗り入れることができるのは、鉄道にはできないバスの優位性というか独自性といえるのではないだろうか。
事実、ここ以外にも、医療施設がバスの複乗区間になっている例は数多く、バス利用者の高齢化が進む中、今後その傾向はさらに強まるかもしれない…ということを以前に書いた

複数の医療施設の間を結ぶことを目的の一つとしている「700番」も二度目の試行運行中だが、一定の利用はあるものの「盛況」とまでは言えない感じである。
この先、「存続」を前提に考えるのであれば、例えば、バスのサイズを一回り二回り(か三回り)小さくして、時刻も一時間に一本に減らす(その代わり、60分間隔に完全にパターン化して、平日も土日祝日も同じダイヤ…みたいに覚え易くする必要はあり)などして、「目標」自体を低く設定し直すことも考える必要があると思う。

26日付の西日本新聞に、廃止を一時的に免れた「賀茂線」が、再び「目標」ラインを下回るようになり廃止の危機にあると出ていた(“車を使えない沿線のお年寄りにとって買い物や医療機関へ行くための「生活の足」だが、地元では低迷が続けば3月廃止もあり得ると、チラシを配り利用を呼び掛けている”とのこと)。
ただ、先日「賀茂四角」の記事で書いたように、この問題についての一連の報道は、いまいち本質を捉えきれていないと感じるのは私だけだろうか。


(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうでもいいですよ(31)

2012年01月26日 |   ┗ どうでもいいですよ
(つづき)
昨年春のダイヤ改正で、「72番」に代わって「27B」が久山町の「猪野」に行くことになった。



このイメージ図のように、昨年春までの「72番」は「猪野」で終点だったものが、春以降の「27B」は「猪野」を複乗するという運行形態をとっているが、「27B」の中には、一部に「猪野」を複乗しないもの(=昨年春までの運行経路と同じ。下の図の点線を通るルート)がある(冒頭の時刻表の「篠栗駅前行き」のうちの左の方)。

ここからは「どうでもいい話」だが、仮に、ここにやってくる路線が、都市高速香椎浜ランプを通ることを意味するアルファベット「B」が付いた「27B」ではなく、都市高速を通らずアルファベットが付かない路線(例えば「27番」)だったとしたら、猪野を複乗しないものが「27番」で、複乗するものが「27-1番」などのように、「枝番」で振り分けられていた可能性があるのではないだろうか。
翻って、「27B-1」とか「27-1B」のような番号が出現しない背景には、「行先番号に使える文字数は(ハイフンを除いて)3文字まで」という暗黙の(?)ルールが存在しているように思える。
3文字と4文字の間には、「視認性」の面で大きな壁があるということなのではないだろうか。

もちろん、2文字と3文字の間にも、大きな「視認性」の壁がある。
3桁の行先番号の場合、3つの数字のうちの1つは、必ず「0」か「1」というプリミティブな(?)数字が入っている。
“「0」「1」が入らない3桁の番号がない”のは、(意図的ではないとしても)文字がゴチャゴチャすることを回避したいという意識が働いているのではないだろうか。
なお、3文字の場合でも、間にハイフンが入る「枝番」の場合には、「48-2番」「23-2番」という「0」「1」が全く出てこない番号も存在するが、「0」「1」が出てくる場合と比較すると、ゴチャゴチャした印象は否めないと思う(←感覚の問題ではあるのですが)。

4文字を消費する「201A」「204A」(西高下・野方~原~六本松~法務局前~天神)や、「0」「1」が入らない3桁番号「242番」(東大谷~天神一丁目~バス専用道~大門~砂津)があまり長続きしなかったのは、「視認性の面からも受け入れられなかった」という見方ができるのではないだろうか。

「行先番号に使える文字数は(ハイフンを除いて)3文字まで」という暗黙の(?)ルールが存在することを前提とするならば、それは、1桁、2桁の行先番号には枝番やアルファベットが付く余地があるのに対し、3桁の行先番号にはそれがないということを表していることになる。
「1桁、2桁」と「3桁」の行先番号は、並列には取り扱えないということであり、行先番号を体系的に取り扱うにあたってかなり大きな「制約」と言えると思う…というのは以前にも書いたところである。

最後に、話を「27B」に戻す。
「27B」の「B」は都市高速の意味なのだから、郊外行きについては、都市高速を下りたあとはアルファベットを取って、単に「27番」にしてしまえば枝番も「付け放題」なのでは?…という考えもあるかもしれない。
ただ「27番」には、「27B」のほかに、名島ランプを経由する「27N」という兄弟がおり、都市高速の利用ランプ以外にも、香椎台一丁目~みどりが丘一丁目間で、「27B」が青葉小学校経由であるのに対し「27N」が香椎東小学校経由という違いがある。
本来は都市高速のランプを示すはずのアルファベット(BとN)が、都市高速とは関係のない全く違う役割を担わされているという現状があり、アルファベットを安易に外す訳にもいかない面がある(「YKF」が華やかなりし時代であれば、「27B」と「27N」のそれぞれに、青葉小学校経由と香椎東小学校経由がある…みたいなパターンも有り得たのかもしれませんが)。


(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お役所前の風景(107)

2012年01月24日 |   ┣ お役所前の風景
(つづき)
福岡市城南区の「城南区役所前」バス停。

城南区役所は、城南区の中ではかなり中央区寄りに位置しているが、西区の分区にあたり、城南区役所を区域の中央部付近、例えば茶山とか七隈あたりに設置していれば、その後の都市化の進展や地下鉄七隈線の利用状況なども大きく違っていたかもしれない…というのは思いっきり結果論。 

バス停は、国鉄筑肥線の線路跡の道路上にあり、城南区役所連絡の役割を担う「94番」と、筑肥線代替の役割を担う「69-1番」が停車する(「69-1番」に現在でも筑肥線代替の役割があるのか、というのは微妙かもしれませんが)。
樋井川筑肥橋ができて、油山観光道路方面に道路がつながったことで、「94番」と「69番」(当時)が区役所の前までやってくるようになった…んでしたっけ?。



こちらは西行き(ただし、「94番」はすぐに右折、右折、左折をして北へ向かう)。



そして東行き(ただし、「69-1番」「94番」ともにほどなく南へ進路を変える)。
いずれの路線も本数は少なく、都心部とも直接的にはつながっていのだが、区役所への来庁舎がターゲットであるならば、それは特に問題ではないのかも。



ただ、「14番」の城南区役所経由の便は、2006年春に廃止となっている(隣りのバス停の「別府二丁目」と「城南区役所北口」はその名残り)。





ひとつ北側の、旧筑肥線と並行して走る道路上には「城南区役所北口」。
都心部に直結する「6番」「7番」「11番」が停車し、本数も「城南区役所前」と比較すると格段に多い。

「城南区役所北口」は、以前は「鳥飼六丁目」、さらにその前は「鳥飼駅前」という名称であった。
バス停付近の商業集積に、この付近に駅があったという雰囲気を感じ取ることができる。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

LED REAL(39)

2012年01月23日 |    ┣ LEDに位置図
(つづき)
西新四丁目」における「54-1番」の側面表示。



六本松二丁目梅光園一丁目、小笹、山荘通り、平尾、薬院大通り、薬院駅前、渡辺通一丁目…と、かなり大回りをして、天神、県庁方面に向かうため、西新四丁目から天神や県庁に行きたい人にとってはおススメできない路線なのだが、律儀に(?)終点を表示している。



時刻表でも、「小笹・平尾方面」などではなく「天神」「吉塚営業所」「九大前」と、終点が強調されている(なお、バス前面の行先表示は、行先部分上段に大文字で「小笹・平尾方面」とあり、終点は下段に小文字で表示)。
このあたりは、博多バスターミナルでの「80番」のケースとは取り扱いが異なっている。

「遠回りになるから」という“親切心”で終点を表示しなかったのに、「どれだけ遠回りであっても直通で行ければいいんだよ!」「遠回りかどうかは私が決めることなんだよ!」という“言いがかり”を付けられてしまったら身も蓋もない訳で、判断が難しいのは確かなのかもしれない。

ただ、この「54-1番」は全便一応「快速」なのだが、通過するバス停は、平尾~天神南間の「一本木」「新川町」「渡辺通二丁目」だけという、長い運行区間のうちのごく一部であることから、快速区間に関係ないエリアでは、「快速」という表示を見て、“自分が行きたいバス停に停まらないのではないか?”という余計な予断を与えてしまい、乗客の取りこぼしが発生するのでは?という懸念については以前指摘したところだが、「54-1番」登場以降、特筆すべき改善は見られない(逆に、より「快速」を強調する方向に向かっている感もあり)。

なお、「54-1番」の誕生についてはこちらの記事を参照のこと。
また、「親」である「54番」の歴史については、「天神三丁目」の記事を参照のこと。
そして、「54-1番」は途中から「54番」に変わるのに対し、「69-1番」は「69番」には変わらない…という「矛盾」についてはこちらの記事を参照のこと。


(つづく)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Day Tripper(20)

2012年01月22日 |   ┣ Day Tripper
(つづき)
福岡市中央区の「天神一丁目」バス停。

JR博多シティの開業で、天神から博多駅地区への客足の流出が強まり、天神の中心部もこんなに閑散とした状態になってしまった……というのもまたまたまたまたです。

福岡市中央区に「天神一丁目」という名のバス停が出現した経緯についてはこちらの記事を参照のこと。
福岡市の中心「天神」の中の「一丁目」であり、福岡、さらには九州の中心とも言える街区なのだが、バス停の位置だけに着目すると、「天神の中心」とは言えない場所にある。
この“違和感”については、「紺屋町」の記事を参照のこと。

冒頭の画像は、北九州市戸畑区の「天神一丁目」。


 
「7番」が都営大江戸線のような循環運行を行っていることから、小倉都心部への回遊性は比較的高い。


  
42番」の東大谷行き、「44番」の諏訪二丁目行きなど、魅力的な行先が並ぶ。
まあ、「42番」「44番」は、それ自体が既に魅力的な路線なのですが。

ちなみに、「42番」「44番」などは、2日前の記事でも出てきたが、それらは福岡都市圏を走る路線についてであり、この記事に出てくる北九州地区の「42番」「44番」とは全く別物である(…ということはいつもいちいち説明していませんが、たまには言っておかないといけないかな?と思って補足)。


(つづく)


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愛をください(58)

2012年01月21日 |    ┣ 愛をください
(つづき)
キリン」「」「」「」「」「鹿」「」「」「」「なまず」「」「」「」「」「」「ライオン」「鮟鱇」「千鳥」「」「ハブ」「海老」「かわせみ」「アマガエル」「怪獣」「」「チキン」「ひばり」「」「」「「ペンギン」「アザラシ」「アシカ」ひよ子」「」「」「ハリセンボン」「イクラ」「」「」「」「」「」「河童」「カラス」「」「ゾウ「ノミ」「サイ」」「イカ」「さざえ」「」「ダチョウ」「ハト」「インコ」「くじら」「子牛」「ツナ」に引き続き、福岡市早良区を駆け巡る「カモシカ」。



ただし、「賀茂四角」の読みは「カモシカク」ではなく「カモヨツカド」。


 
郊外向けは、かつては四箇田団地(一時期は四箇田団地東口)まで運行されていたが、現在は2つ先の「賀茂駅」が終点。


  
都心向けは、かつては原から六本松を通って天神~中央ふ頭まで運行されていたが、現在は藤崎~国立医療センターまでの運行。

現在ここを通る「2-9番」(賀茂線)は、廃止候補に挙げられており、沿線住民へ利用の呼びかけが行われている。

廃止候補の路線は他にもたくさんあるのだが、賀茂線は、都市部を通っていて目立つ(ネタにし易い)こともあり、マスコミでもその現状が取り上げられたりする(取材に行き易いというのもあるかも)。

以前の記事で、この賀茂線について
“「209番」(天神行き)が「2-9番」(藤崎行き)に変わったことで利用者がどう変化したのか、そしてその後、「2-9番」に変わって以降本数が削減されており、この影響がどうだったのか…などの検証がないまま、やみくもに「廃止の危機です!たくさん利用して地域のバスを守りましょう」と言われてもねぇといつも思っていた”
と書いた。
また、以前の記事へいただいたコメントの返信で、
“地区の住民の利用が存廃の動向を握っているのは確かなのですが、仮に当該区間よりもさらに「上流」の部分で多くの利用があれば、当該区間の利用が少なくても普通に存続する訳で、路線設定もダイヤ設定も西鉄のさじ加減次第である現状を考えるとなんだ不公平な感じもします(住民に「原因」はあっても「責任」まではない訳で)。賀茂線には「上流」もなく、住民の方の利用が存廃の全てを決めるのであれば、住民の方の要望をもっと反映する姿勢があってもいいような気もします”
とも書いたのだが、いまもそれらの思いは変わらないし、マスコミ報道でもそのような視点が欠如している気がする。
ただ、最終的には、利用者数だけでは割り切れない部分というか、「政治判断」的な場面も出てくると思われ、今後の動向に注目である。



これが「賀茂四角」。
私が子供の頃、ここにバスが通るようになるより前は「賀茂」ではなく「免」という名の交差点だった。
私が生まれる前には、賀茂線が通る道路と田隈新町経由のバスが通る道路の間の道路にバスが通っていて、金武線の派生系統として「免行き」という路線があったという話を聞いたことがある。


  
こちらは、北東に約350mに位置する「3番」の起点のひとつ、以前も取り上げた「星の原団地」



付近の位置関係はこんな感じ…ってわかりませんかね??
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうでもいいですよ(30)

2012年01月20日 |   ┗ どうでもいいですよ
(つづき)
「西鉄大橋駅」東口ロータリーの2番乗り場から発車するのは「42番」と「49番」。

どちらも40番台に属しているが、福岡都心部にまで運行エリアが及ぶ「49番」は福岡市内線のひとつに位置付けられるのに対し、大橋駅が起点であとは郊外に向かうだけの「42番」は春日ローカルのひとつに位置付けられている。
なぜこうなったのか?についての推察は「堅粕」の記事を参照のこと。

「42」「49」という数字は、「44」とともに、どちらかといえば忌み嫌われる数字であるため、「42番」「49番」そして「44番」は、いずれも40番台の中では後発の路線である(このことについても「堅粕」の記事を参照のこと)。

「42番」は、博多南駅行き、惣利南口行き、平野ハイツ行き、月の浦営業所行きと複数の行先があり、これに福岡女学院を複乗するか否か、松ケ丘団地に乗り入れるか否かというパターンが加味されることから系統数が非常に多くなっており、目下「YKF」の見本のような路線となっている。
一方の「49番」は、「博多南駅行き」のみであり非常にシンプルだが、もともとは、弥永団地行き、公民館入口行き、那珂川ハイツ行き、観晴が丘経由博多南駅行き…など複数の系統があったものが、縮小により、結果としてこのような形態に落ち着いていることから、「意図的なDKH」というよりは「意図せざるDKH」と言えるのかもしれない。


(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

couleurs(17)

2012年01月19日 |    ┣ colors&ぐりーん
(つづき)
colors(3)」で取り上げた一色目の「青」に引き続き、福岡市東区の二色目の「青」。
「青」ではあるものの、「茶色」に向かって浸食する「黄色」の住宅街に位置する。

福岡の都心部を郊外に向け出発して住宅街にたどり着いたバスは、その住宅街の外れだったり、郊外の営業所で終点を迎えるというケースが多いのだが、ここ「青葉小学校前」を通るバスは、住宅街を抜け、隣りの久山町を通り、さらにはその隣りの篠栗町の中心部まで行けてしまう点が大きな魅力。


 
時刻表で、「みどり丘団地」行きとなっているものは、実際は「みどりが丘団地」の3つ先の「みどりが丘団地入口」まで運行される。
天神など、中心部のバス停では、「みどりが丘団地入口行き」を「みどりが丘団地行き」と表記したところで大した問題はないと思うが、ここのような終点の間際では“どこまで行くのか”ということについてもう少し厳密であってもよい気がするのだがいかがでしょう(都心部と郊外部を逆にして、同様のことを「博多駅前A乗り場」の記事でも書きました)。
また、「猪野」を複乗するものが「都市高27B」で、複乗しないものが「27B」となっているが、どうしてこんな表現になってしまうのかは謎である…。


 
バス停の上には、住宅地に存する公園としてはとても広大な青葉公園。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ニュースなキザシ(2)

2012年01月18日 |   ┣ ニュースなキザシ
(つづき)
「今後何が起こるのか?」を把握するのに役立つ「気になる検索キーワード」紹介の2回目。
今回は、「今後何が起こるのか?」に限定せず、もう少し間口を広げて、ここ一ヶ月の検索キーワードをピックアップ。

「西鉄バス 新路線 予定 高宮駅」
「西鉄バス 社会実験 高宮 長丘 大池」
「長丘 高宮 バス 実験」
「長丘 高宮 西鉄バス 実験」
「西鉄バス 福岡市南区 社会実験」
「バス 寺塚 新ルート」

「バス 10番 南福岡 復活」
「バス 10番 南福岡」

「イオンモール福津 バス」
「イオンモール福津 西鉄バス」
「イオンモール福津 バス乗り入れ」
…これらは前回から引き続いての登場。
実際のところ、どうなるんでしょうね?


「久留米 原鶴温泉 20 新路線」
「久留米 杷木 20番 延長」
「杷木 久留米 復活 営業所」
都市間を結ぶ路線縮小傾向にある中、ホントであれば大歓迎です。


「野芥ランプ 新路線」
都市高速道路「環状線」が完成すると、何らかの新路線ができるでしょうか。
ただ、都市高速の本来の目的は、都心部を通らずに移動する手段を提供することにより、都心部に流入する車両を減少させることにあると思うので、「都市高速ができることによって一般道路の混雑が緩和→混雑が緩和した一般道路を路線バスが走る」というのが理想ではないかという気もします(あくまで理想ですが)。


「春日市 路線廃止 西鉄バス 白水」
西鉄春日原~白水(博多南駅)~那珂川ハイツを結ぶ春日ローカル2番」が廃止になることはないと思われます。
春日市の白水ヶ丘地区を走っていた「49番」は廃止となりましたが、沿線では新しいまち(フォレストシティ)も誕生していることから、月の浦から白水ヶ丘を通って博多南駅に至る路線の開設を行政が西鉄に要望しているという話は聞いたことがあります。


「賀茂線 存続」
…先週土曜のTNC「土曜NEWSファイル CUBE」にて、賀茂線橋本駅循環バスが取り上げられていたので、その関連と思われます。
そこに出ていた福岡市の高島市長は、バスが不便な地域について「市が直接バスを走らせることはないが、住民アンケートや調査など、地域が主体となって行う取り組みは支援していく」と話していました(二人の子供に邪魔されながら視聴していたため、論旨がずれている可能性あり(笑))。
こんな路線こんな路線が誕生する日は来るでしょうか。


「香椎 電気バス」
…1月22日から27日まで、香椎ローカル「1番」(香椎照葉三丁目アイランドシティ中央公園前香椎浜営業所香椎参道千早駅)で走ります。
※…というのは思い込みで、「1番」とは別に留学生会館前経由での運行でした。失礼しました。※


「三宅本町から福岡女学院行のバスはあるの」
「向新町 キャナルシティ 西鉄バス」
「天神から動物園へ」
「渡辺通り免許センター バスで行くには? 福岡市西区」
「天神から片江営業所まで行くバス停」
「西鉄バス 板付7丁目発~福岡タワー南口行き 時刻表」
「北九州し西鉄バス路線中央三丁目バス停の場所を教えて」
「篠栗駅前からトリアス前 バス 時刻表」
「舞松原から香椎浜イオンへ行くには?」
「飯塚から二日市にバスで行く」
「やよい坂から若久までの運賃」
「吉塚駅からゆめタウン博多まで」
「飯塚~久留米バス」
「姪浜駅南口から木の葉モール橋本西鉄バス」
「高速バス唐津バスセンター~引野口発着所」
「博多駅 路線バス 行先 粕屋郡志免町役場」
「横手南町→桧原桜」
「北九州市八幡西区黒崎から小倉三萩野方面へ行くバスは何番」
「東那珂バス停から東光寺バス停の区間は?」
「粕屋警察署イオンモール福岡行き」
「博多郵便局前Cのりが 66番 宮ノ下バス停 西鉄バス」
「西鉄バス 香椎浜営業所からマリンメッセ前まで行くには何番のバスに乗るの」
「西鉄バス四箇田営業所から国道263号へつなぐバス路線の時刻表」
「千代五丁目から天神  バス 料金」
年末年始を挟んだこともあり、非日常の移動が多く発生したのかも。
ただ、運賃や時刻について、このブログを見ても適切な回答はなかなか得られなかったと思われ、その点はお詫びします。


「28番西鉄香椎」
「53番楠橋経由」
「西鉄バス 30番 日の浦口」
「金武線 香椎花園」
「志賀島 今川橋 21」
「赤間 天神 26 通過」
「工場団地 久山町 バス停」
「西鉄バス(八女~山鹿)」
「西鉄バス 209番」
古い路線図や道路地図、バス停に残る掲示などで興味を持った方が検索した感じ。
一応、ここに挙げられている全路線については、このブログで過去に触れています。


「貝塚線新車計画」
「西鉄貝塚線 相互乗り入れ」
「福岡市 貝塚線 相互乗り入れ」
貝塚線、今年は何らかの動きがあるでしょうか??


(検索していただいた方に敬意を表して、珍しく「です・ます調」で書いています。)
※画像は、本文とは特に関係ありません。
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

趣に赴く(45)

2012年01月17日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
博多バスターミナル1階の12番乗り場を出発する路線のひとつ、「筑豊急行」の終着点である「後藤寺(後藤寺バスセンター)」。


バスの進入路、



奥から乗り場が並んでいて、



これが第1のりば。



第2のりば



第3のりば。



第4のりば。



第5のりば。



第6のりば



第7のりば。



第8のりば。



第9のりば。

「ターミナル会館」とは、2階にかつて存在した映画館のことであり、各乗り場の路線図の空白とともに、往時の栄華を物語っている。

ローカル線が衰退し、地方都市の中心部と大都市を結ぶ「都市間特急バス」や「高速バス」のほうがローカル線よりも充実しているという現象は他都市でも見られる。
ただ、田川市を発着する都市間路線は、直方市行橋市、嘉麻市(旧山田市)方面への路線がなくなり、北九州方面も減少傾向にあり、現在は、第1乗り場から出る「特急」と「急行」が飯塚市、福岡市方面への足として辛うじて踏ん張っている状況にある。

本数の少ない各ローカル線のために乗り場が割り当てられている現状は、贅沢なようでありながら、痛々しく、そして寂しくもある。
かといって、「甘木バスセンター」のようになってしまったら、もっと寂しいことになってしまいそうだ。

現在、試行運行中の田川市コミュニティバスをバスセンター構内に乗り入れたり…ということはできないのだろうか。

  
(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

近い遺産(56)

2012年01月16日 |    ┣ 近い遺産
(つづき)
博多バスターミナル1階の12番乗り場。



1~6番乗り場がある反対側と比べると、停車するバスの本数も少なく寂しい印象があるのだが、



筑豊急行」の「博多バスターミナル北本町」間は、乗れば乗るほど(?)運賃が下がること、
また、「長者原~山王間」が、「篠栗経由」から「篠栗北経由」に変更になったこと、



八木山峠経由」が「八木山バイパス経由」に変更になったこと、



「41番」「43番」は、博多バスターミナル出発直後のルートが異なっていたこと、



「43番」は「金隈」より先まで運行されていたこと、
「41番」の「新屋」は、以前は「広義の終点」ではなかったこと、
「41番」の「山田」から先は、以前は枝分かれしていなかったこと、さらに、「イオン大野城」は、以前は違う名称であったこと、



かつては「国際線」へも博多駅からのバスが運行されていたこと、

…などなど、いろんなことが物語られている


(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

続・ひっそりと(21)

2012年01月15日 |    ┣ ひっそりと趣に赴く
(つづき)
「小倉都心100円周遊バス」の廃止によりなくなったと思っていた「銀天街入口」バス停。
その後復活していたということに最近まで気付いていなかった…不覚。


(つづく)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする