日経平均株価９０００円の攻防？

　暑い！暑い！ですね。

　日本列島は、すっぽり熱いトタン屋根の上にいるみたいですね。

　涼しいのは株式相場だけ？

　いま、日経平均株価で９０００円のところが攻防ラインのようです。

　９０００円のプットオプション残高が（８，９，１０月もの合計）５万枚を超えている由。

　プットオプションを買った人は、

　日経平均株価が９０００円を下回ったときに、９０００円で売ることができるので、

　例えば、８７００円で買い戻せば３００円儲かるのですね。

　下回らなかったときは、プットオプションの買い付け料が損になるだけで済むので、

　「９０００円を割るかも知れない」と思ったときに買っておけば安心？というわけで、

　残高が増えているのですね。

　一方、チャートからは、「一目均衡表では、いま日経平均株価は雲の中にいて、下値は

　９０００円位で止まり、そのあとは上がっていく。」と、みている人も多いです。

　はたしてどうなるでしょうか。

中国株のてこ入れにも

　これまで、中国の証券市場に対する海外投資家は、

　政府から認可を受けたごく一部にしか参加が認められていませんでしたが、

　今朝の日経紙によると、

　「香港に拠点を置く外国投資家に対して、香港経由での証券市場への参加を認める」ようになるようです。

　そうなると、

　「香港の証券会社に元建て投資信託の販売も認められる」ことになるだろうし、

　「上海や深せん市場に海外からの資金流入」が促進し、

　「低迷が続く株式市場のてこ入れ」になる、

　ことが期待されるのですね。

真夏は休む人が多い？

　昨日、避暑のことを書いているうちに思い出しました。

　私が、証券会社の事業法人部に在席していたころ、

　担当会社（大手の鉄鋼会社でした）がヨーロッパでドル建ての転換社債を発行することになり、

　はじめて、海外出張することになりました。

　“はじめて”のことで、いろいろ失敗談？珍談？（笑）ありますが、それはさておき、

　ロンドン、パリ、フランクフルト、チューリッヒなど、主要都市で、

　機関投資家向け説明会について行きました。

　それぞれ現地の支店で準備してくれていたので（ある程度販売までしてくれたあと？）なにがあっても「こんなものかナ」くらいにしか考えなかったのですが、

　後日聞いて“フーン”とうなったのは、

　時期は真夏、ヨーロッパの普通の人はみんな休暇をとっていて、

　説明会に来てくれたのは、留守番をしている（決定権を持たない？）人が、

　「日本の会社が準備してくれた“立派なご馳走”でもたべるか」と・・・・

　そういえば、発行会社（鉄鋼会社）のお偉いさんも、

　夏のヨーロッパ旅行を楽しんでおられました。

真夏も休まない日本の文化

　梅雨もあけ、大方の学校も夏季休暇に入りました。

　そして、３連休の初日ですね。

　朝、散歩をしていましたら、房総の海に向かうのでしょうか、京葉道路が渋滞中で、

　ラジオの交通情報によると、穴川を先頭に船橋まで１６㌔の渋滞の由でした。

　日本の夏はイネを栽培する農家にとっては大事な暑さの時期で、

　農家だけでなく、真夏の勤務は当たり前の国民文化ですね。

　日本人にとって避暑地という発想がなかったのもそのためのようで、

　上高地、軽井沢、野尻湖、六甲山などは、すべてヨーロッパ人が開いた由です。

　フランスではパリ祭が終わると一斉に長期休暇をとって避暑地に向かうとか、ですが、

　日本では長期避暑という習慣はありません。

　１，２日の海、山で過ごす楽しみ・・・・ですね。

　気をつけて行ってらっしゃい！

　

個人投資家の投資意欲はさらに減退

　最近の日本の株式市場は、さかんにアメリカの景気先行きを心配して、

　上げないor下げ先行、をしていましたが、

　昨日のアメリカ市場は、それに応えるように下げました。

　「企業の強い決算発表」が、「不安のある経済見通し」を吹き飛ばすだろう、として、

　先週は上げたのですが、今週は“どうもだめかな”という感じとなり、

　ＮＹダウは－１％、ナスダックは－０．８％、Ｓ＆Ｐ５００は－１．２％となってしまいました。（週間ベース）

　一方、ロイターの個人投資家ＤＩによると、

　日本の個人投資家の投資意欲（ＤＩ）はマイナス５４と、

　先月比１０ポイント悪化した由。

　どうもあまり元気がないようですね。

３週ぶりに、買い越し・売り越し

　先週の株式市場で、

　外国人が３週ぶりに買い越しました。

　アメリカの主要企業の決算発表が好調である、ことが支えとなったのですね。

　一方で、ここのところずっと買い越して来た個人投資家が、

　３週ぶりに売り越しになりました。

　もともと個人投資家は下がったら買い、上がったら売るという“逆張り”である上に、

　信用取引の比率が高いため、動きが早いのですね。

　先週は、先々週に比べて、日経平均株価は３８０円上げましたので、

　すかさず売ってきたのでしょうか。

　
　

相場も梅雨明けに

梅雨前線と南からの湿った気圧の影響で西日本中心に豪雨が続いています。

被害にあわれた方々に心からお見舞い申し上げます。

入梅から30日ぐらいで梅雨は明けます。

平年では、鹿児島7月15日頃、大阪、東京16日頃だそうですので、もうすぐです。

株式相場もアメリカに牽引されて、

梅雨明けの様相です。

かっ、とした夏になることを期待したいです。

魚に虫歯ある？

私がかかっている銀座の歯科クリニックでは、

ディスプレイで歯の状態を説明してくれますが、

普段は魚の泳いでいる写真が流れています。

ある時、歯の掃除をしてくれている女性の助手？に聞きました。「魚にも虫歯があるのか」と。

馬鹿馬鹿しそうに「さあ、知りません」が返事でしたが、

末広恭雄さんの本を読んでいたら、

魚は風邪をひいて喉を腫らしたり、食べ過ぎて吐いたり、

胃潰瘍にも、癌にも罹るそうです。

となると、

やっぱり虫歯が気になります。(笑)

認知されるか中国の格付け会社

　格付けは、債券やＣＰなどの元本や利子の支払について、

　その確実度合いを評価して記号などであらわしたものです。

　日本では格付投資情報センター、アメリカではＳ＆Ｐやムーディーズなどが知られていますね。

　ギリシャの財政危機問題がおきてからは、各国の国債の格付けがおこなわれていますが、

　今朝の日経によると、中国の格付け会社がはじめて国債の格付けをした由です。

　それによると、

　中国の国債は上から２番目のＡＡプラス、アメリカは３番目のＡＡ、日本は４番目のＡＡマイナスだそうです。※

　評価は、

　政治が安定し経済成長が高い新興国を高く、経済発展が緩慢で政府債務の多い先進国は低く、

　したそうです。

　そうでしょうが、果たして

　中国の評価会社はどこまで認知されるでしょうか。

　※一番上はＡＡＡです。

　

証券学習協会定例の理事会

　選挙結果はあまり予想しなかった？結果になりましたね。

　今後の経済運営はなかなかスムーズにいきにくいでしょう。
　
　目先的には、株も為替もちょっと戸惑うでしょうが、一時的？

　日本のためにそれぞれの立場で頑張ってほしいですね。

　今日は証券学習協会の定例理事会です。
　
　今月２４日に開催する外国株の講座「活躍する外国企業への投資を考える」などについて

　運営の相談などをします。

　さらに、秋に向けての講座の計画なども。

　梅雨の末期は荒れますね。

　天候不順の折から、健康管理には気をつけましょう。