企業統合の根底にあるもの

　米系ファンドのスティール・パートナーズの買収提案を契機に、アサヒビールとサッポロビールの統合話し合いが行われようとしています。

　今朝のニュースでは、大丸と松坂屋という大手百貨店どうしの統合交渉が伝えられています。

　連日の企業統合関連ニュースで、投資家としてもオドロキの連続ですね。

　この根底にあるものはやはり“少子高齢化社会”だと思います。

　消費社会の構造が、今まで通りの製造、販売では耐えることができなくなっているのです。

　より製造コストや販売コストを引下げるための大会社化なのです。

　それが、ＴＯＢがきっかけになるのか、Ｍ＆Ａでなされるのか、友好的か敵対的か・・・・

　今後もますますふえることでしょう。

　そんな目で業種、企業を眺めることが大事ですね。