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豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

PERでみる株の売り時

2014-06-27 14:31:20 | 株・いろいろ

 アメリカの株が新値をつけた最近の市場の中では、

 「株は高すぎるのでは」とか、「バブルでは」とか、意見がでています。

 高いかどうかを判断するモノサシの一つに株価収益率(PER)がありますね。

 ある企業の株価が、1株当たり利益(税引)の何倍に買われているか、という数字ですね。

 さて、前期の1株当たり利益が100円で、株価が1000円であったとき、、

 PERは1000÷100で、10倍と計算されます。その企業の、

 今期の1株当たり利益が120円になると予想されれば、

 PERは1000÷120で、8.33倍ですね。

 もし、PERを10倍まで買うことにすれば、

 120×10で、1200円が、目標株価になりますし、

 それに近いところにウリ目標を立てれば良いことになります。

 ところで、アメリカ株全体のPERをみるときには、

 S&P500総合指数のPERが引き合いに出されます。

 それはS&P500総合指数は、アメリカ株の75%を含んでいるからですが、

 今、そのPERは16倍台半ばで、

 東証一部の14倍台半ばより高く買われています。

 自分が買う銘柄の目標を立てる時には、市場全体のPERを参考にしたり、

 同業銘柄のPERと比較することが一般的です。



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