ひろしま美術館に行きました。狙いは、永年の念願?ゴッホの“ドービニーの庭”を観ることでした。
ゴッホが自殺する1890年7月、つまりほとんど最後の作品です。
明るく、豊かな色、筆遣いの絵で、「これが死を覚悟した人の絵か」とか「すっかり達観した後の絵か」、などと考えながら何度も観ました。
その折気になったのが、「もう1枚の“黒猫のいるドービニーの庭”がスイスにあり・・・」という解説文です。私の認識では、「アメリカ・テキサスのキンベル美術館にある」ということだったのです。
スイス旅行を考えている私としてはどうしても気になり、帰宅後に問合せのハガキをひろしま美術館にだしました。
折り返し丁寧な返事をいただき、「たしかに一時キンベル美術館に寄託していましたが、現在はまたスイスに戻っている」由でした。
私の知識が古かったようです。
次回のスイス旅行の折には、バーゼルも行程の候補に入れたいと思っています。
写真は、ひろしま美術館で買った絵はがきです。左下の部分に黒猫がいたのを後に誰かが塗りつぶしたとか、もともと描いてなかったとか、描いてなかったとしたらゴッホな何を考えたのか、とかいろいろ興味深い、話題の多い絵です。
ゴッホが自殺する1890年7月、つまりほとんど最後の作品です。
明るく、豊かな色、筆遣いの絵で、「これが死を覚悟した人の絵か」とか「すっかり達観した後の絵か」、などと考えながら何度も観ました。
その折気になったのが、「もう1枚の“黒猫のいるドービニーの庭”がスイスにあり・・・」という解説文です。私の認識では、「アメリカ・テキサスのキンベル美術館にある」ということだったのです。
スイス旅行を考えている私としてはどうしても気になり、帰宅後に問合せのハガキをひろしま美術館にだしました。
折り返し丁寧な返事をいただき、「たしかに一時キンベル美術館に寄託していましたが、現在はまたスイスに戻っている」由でした。
私の知識が古かったようです。
次回のスイス旅行の折には、バーゼルも行程の候補に入れたいと思っています。
写真は、ひろしま美術館で買った絵はがきです。左下の部分に黒猫がいたのを後に誰かが塗りつぶしたとか、もともと描いてなかったとか、描いてなかったとしたらゴッホな何を考えたのか、とかいろいろ興味深い、話題の多い絵です。
小さなお子さんがいるという環境だけでなく、誰でもいろいろの事情で好きなことをすぐ実行することは困難でしょうね。だからこそ“念願の”ということになるのです。普段は“知識を身に着ける”ことに意を払うようにしましょう。
ひろしま美術館の学芸員の方から「行くときには、その絵が展示してあるかどうかを確認してから・・」と言われました。そりゃそうですよね。