初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

信用取引の「つなぎ売り」

2009-07-25 09:12:13 | 株・いろいろ
 さて、もう一つの方、実は今回はこれが言いたかったのですが、

 「自分が持っている株」あるいは「持つことになる株」が下がるかも知れないと思った時、

 「とりあえず、信用取引で売っておこう」という“売り”がよくでるのです。

 これは、自分の株に保険をかける、ということから“保険つなぎ”→“つなぎ売り”といわれます。

 そこで本題・・・・

 公募増資とか第三者割当増資とかが行なわれますと、

 いま、それらの株を持っている人(機関投資家も含め)は、「増資の株を手に入れて、自分の株をつなぎ売りしよう」という動きにでます。

 増資の株は通常は時価より3%位安い価格で発行されますので、最低でもそのさやを抜くことができます。

 最近の公募増資銘柄に売残が多い背景がこれである、とは言えませんが、

 なにがしかは含まれているのではないでしょうか。

 昨日(24日)、みずほFGの売買高が市場最多の6億4千万株強だった由。

 その背景は、“公募にともなう新株受渡し日”で“新株を取得した人の売り”がかなりでた模様です。

 はたして、信用取引の売り残はどうなったか、

 来週火曜日発表になります。

 

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