世界中が注目していたFOMCの決定は、
「ゼロ金利解除は先送り」でした。 その決定の理由は、
◎世界経済と国際金融市場の動向が経済活動を制約し、
◎インフレ率の下押し圧力を強める、
ということで、極めて常識的な結論でしたね。
常識的ということは、FOMCメンバー10人の内9人が“先送り”だったことにも表れています。
ニューヨーク株式もダウ平均株価が、発表後:
+190ドル ⇒ -100ドル ⇒ 終値-65ドル と動きました。これは:
“それでは、いつ解除?” の思惑ですね。例えば、
10月のFOMCは記者会見がないからやらず、12月ではないかとか、
いや、もう来年になるのでは、とかいろいろ言われ始めています。それまでは、
これまで同様?為替や株式は、
“神経質な動き”にならざるを得ません。