TVで相撲を見ていると、堂々たる体躯・・・・
以前読んだ本(矢島裕紀彦・漱石からの手紙)を読み返していたら、面白い場面がありました。
夏目漱石がロンドンから日本の妻宛てにだした手紙の一部:
・・・当地に来てみると自ら己の黄色なるに愛想をつかし申候。そのうえ背が低く
見られた物には之なく、非常に肩身が狭く候。向ふから妙なやつが来たと思ふと自分の影が
大きな鏡に写って居ったり・・・
ところで、漱石が第一高等中学在籍中の22,3歳頃の体格検査のメモによると、
身長は約159センチ、体重は53キロ となっていて、
当時の徴兵検査の資料で比較すると、
明治期の日本人としては平均をやや上回る体格であったようです。
漱石より少し前の世代では西郷隆盛が、178センチ、108キロ
高橋是清は、178センチ、90キロだった由で、当時としては巨漢ですね。
でも、二人とも巨体が人生に生かされましたが。
それにしても、夏目漱石も卑下するほど小さくなかったのです。
以前読んだ本(矢島裕紀彦・漱石からの手紙)を読み返していたら、面白い場面がありました。
夏目漱石がロンドンから日本の妻宛てにだした手紙の一部:
・・・当地に来てみると自ら己の黄色なるに愛想をつかし申候。そのうえ背が低く
見られた物には之なく、非常に肩身が狭く候。向ふから妙なやつが来たと思ふと自分の影が
大きな鏡に写って居ったり・・・
ところで、漱石が第一高等中学在籍中の22,3歳頃の体格検査のメモによると、
身長は約159センチ、体重は53キロ となっていて、
当時の徴兵検査の資料で比較すると、
明治期の日本人としては平均をやや上回る体格であったようです。
漱石より少し前の世代では西郷隆盛が、178センチ、108キロ
高橋是清は、178センチ、90キロだった由で、当時としては巨漢ですね。
でも、二人とも巨体が人生に生かされましたが。
それにしても、夏目漱石も卑下するほど小さくなかったのです。