初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

初めての飾り雛

2012-03-05 07:17:04 | 生活の中で
 後水尾天皇に女の子供・興子(おきこ)が生まれたのですが、

 いろいろなことがあって、その子が6歳で女帝(明正天皇)になるのです。

 母親の中宮和子は興子が健やかに育って、美しい花嫁になることを夢見ていたのですが、

 天皇になったらもはや結婚はできないだろうと、

 興子の幸せを夢に描いた掛け軸を作ったのですって。

 モデルは美女の代表・小野小町とイケメンの代表・在原業平にして、

 男雛を右(向かって左)、女雛を左(向かって右)に描いたものだそうです。

 この、娘の幸せを祈る気持ちの表れとした座り雛が、

 現在の雛のはじめといわれているそうです。(永田久・年中行事を科学する、より)