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豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

騰落レシオ、赤信号?続く

2012-02-08 09:39:27 | 株・いろいろ
 ニューヨークの株式が2008年5月19日以来の水準まで戻したのに、

 東証1部の株価はまだ去年の8,9月のあたりまでしか戻していません。

 ただ、目先の株価をみる騰落レシオはやや危険水域が続いています。

 株式相場は好材料がでても何十日も上げ続けることはありません。

 もちろん下げ続けることもありませんね。

 そこで、日々の値上がり銘柄数や値下がり銘柄数から、

 売買のタイミングをはかろうとするのが、「騰落レシオ」なのです。

 具体的には:

 (過去25日間の値上がり銘柄数合計 ÷ その期間の値下がり銘柄数合計)×100

 で計算します。(毎日、1日ずつずれていくのですね。)

 経験則では、その答えが「120%は売り場」「70%以下は買い場」といわれます。

 最近は120%台で推移しており(因みに昨日現在125.66%)、やや危険水域にいるようです。

 ただ、120%台だからといって直ちに下げるわけではありませんので、

 「横目で見ながら」ということでしょう。