今月はじめの4,5,6日に穴窯焼成し、13日に窯出しした作品のひとつです。
穴窯、すなわち薪で焼く作品の魅力は、
炎がどうあたるか、
灰の釉薬がどんなふうにかかり、どんなふうにやけるか、
それらが総合して、どんな景色(模様)になるか、
ですね。
そして、それらは期待と不安と緊張感のなかで、
窯を開けて作品を出してみるまで分からない、ということです。
おーっ、きれいに焼けてるな。
ほっとする一瞬。なんともいえません。
この花器、高さは41cmです。
花器とはいえ、花を生けることはほとんどなく、
たいていは置物ですね。