初心者のための証券のある生活

豊かな生活を目指し、廣本修正のよくわかる “株・いろいろ”

円高の構造要因

2011-07-20 09:09:33 | 株・いろいろ
 アメリカがおかしくなても、ヨーロッパが問題おこしても、

 国内に大震災が起きても、そのつど円高になる、不思議な通貨について、

 過日の時局講演会の講師は以下のように説明されました。

 円高の構造要因は:

 ◎国際的に資金フローが滞るような局面では債権国に資金が流れやすい。

 つまり、有事のときには日本に資金が流れやすい構造になっている、ということだそうです。

 ◎また、インフレ格差は通常為替で調整されるので、デフレ国の通貨は強い。

 つまり、ここ長年デフレから抜け切れない日本の通貨は強く、安全資産といわれるのでしょう。

 (白石講師は「上記のようにしか考えらない」とも言われてました。)

 ただ、今後の方向については意見の別れるところである、としていますが、

 それについてはまた取り上げます。