浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

営業

2015-07-27 14:05:32 | 仕事
「営業」って言葉をよく聞く。

「仕事は営業やってます」
「営業向いてるねー」
「営業はやりたくないです」

とかね。

あのですね、僕はこの「営業」、まったくわからない。

もちろん、例えばラーメン屋の軒先に「営業中」って書いてあったりする、その「営業中」は理解できるんですよ。「営業」は「業を営むこと」ですから「あ、今は業を営んでるんだな」と分かる。

集英社国語辞典(第三版)で営業をひくと「利益を目的として事業を営むこと」とあるの。

だからさ、「仕事は営業です」って言われたら「仕事は業を営むことです」だから「いやいやそれはだから、どんな業を営んでるのさ?」と思っちゃうね。

僕自身は営業という仕事をやったことがない。驚かれるけど本当です。名刺の肩書きに営業と書いてあったことも無いし営業部に所属したことも無い。

もちろん、販売の仕事はやったことある、顧客対応の仕事もある。僕の仕事人生のメインしてはコンサルタントとしての仕事を多くやってきましたよ。

でも、営業の仕事やったことないんですよね〜。

だから教えて欲しくて「営業ってなんですか?」って色んな人に聞くんだけどあんまりみんなちゃんと答えてくれない。

「やっぱり仕事は営業力だよ」とか言う方がいらっしゃるんで「営業って何ですか?」と聞くと多くの人がキョトンという顔をする。ほんとに漫画みたいにでっかい文字で「キョトン」という擬音が見えるくらいに。

「いや、冗談で聞いてるわけじゃなくて僕、分からないんです、やったことないから。営業って何なのか教えてください」と聞くと、「そんなのお客さんに商品売ることに決まってんだろ」とか言われる。

「え?決まってるんですか?僕の持ってる辞書(集英社国語辞典第三版と岩波国語辞典第七版新版)には営業=売ることって書いてないんですけど。。よしんば営業は売ることだとしたら僕はそれって『販売』という仕事だと思っていたんですけど違います?なんで『販売』って言わないんですか?」と聞くとさらにキョトンとされる。

「営業は売ることだけじゃなくて色々あるんだよ」「うん、ですからその色々を教えて欲しいんですけど、、、」とやっているとなんか相手が僕にムカついてきてる空気を感じる。

なんで?(^^;;

別に馬鹿にしているわけではなくて単に教えて欲しいだけなんだけどなあ。。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« サマームービー | トップ | つらい本 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

仕事」カテゴリの最新記事