○○男、ってタイトルの本は結構好きなんですよ。「第三の男」っていう感じじゃなくてたとえば「箱男」(阿部公房)、「スメル男」(原田宗典)、「ハサミ男」(殊能将之)とかさ。
他に何?と聞かれると浮かばないけど、いいよね。
妖怪っぽいけど案外、妖怪には○○男ってのは少ない。やっぱり妖怪といえば坊、爺、婆、少し落ちて小僧でしょ。
ライダーシリーズの敵役には多いけど。恐怖!蜘蛛男とか。
なんのこっちゃ。
今日はトリツカレ男の話。
昔々、ジュゼッペという男がいました。でも誰も彼のことを名前では呼びません。彼はすぐに何かにトリツカレます。
三段跳びにトリツカレれば職場のレストランでもジャンプし続け皿をひっくり返し、オペラにトリツカレれば挨拶さえも歌いだし。そんな彼を人々はトリツカレ男と呼びます。友達は言葉を喋るハツカネズミだけ。
その彼がペチカという風船売りの娘を一目見たところから話は始まります。
どうすか?この出だしだけでわくわくしてきませんか?
大きなドラマは起こらないけど途中途中ちょっと涙が出そうになった。
この人の本は「プラネタリウムのふたご」もそうだったけど童話的なおっとりした空気の中になんかすごく大事なことがあるような気がする。
好きなシーンをひとつだけ。
ホッケーをしながら私たちは氷の上で三つ、大事なことを学ぶ。
「そのいち。氷の上の私たちはいつか必ず転ぶ」
うん、そのにとそのさんはぜひ読んでみて下さい。
他に何?と聞かれると浮かばないけど、いいよね。
妖怪っぽいけど案外、妖怪には○○男ってのは少ない。やっぱり妖怪といえば坊、爺、婆、少し落ちて小僧でしょ。
ライダーシリーズの敵役には多いけど。恐怖!蜘蛛男とか。
なんのこっちゃ。
今日はトリツカレ男の話。
昔々、ジュゼッペという男がいました。でも誰も彼のことを名前では呼びません。彼はすぐに何かにトリツカレます。
三段跳びにトリツカレれば職場のレストランでもジャンプし続け皿をひっくり返し、オペラにトリツカレれば挨拶さえも歌いだし。そんな彼を人々はトリツカレ男と呼びます。友達は言葉を喋るハツカネズミだけ。
その彼がペチカという風船売りの娘を一目見たところから話は始まります。
どうすか?この出だしだけでわくわくしてきませんか?
大きなドラマは起こらないけど途中途中ちょっと涙が出そうになった。
この人の本は「プラネタリウムのふたご」もそうだったけど童話的なおっとりした空気の中になんかすごく大事なことがあるような気がする。
好きなシーンをひとつだけ。
ホッケーをしながら私たちは氷の上で三つ、大事なことを学ぶ。
「そのいち。氷の上の私たちはいつか必ず転ぶ」
うん、そのにとそのさんはぜひ読んでみて下さい。
ご無沙汰!おすすめですよ。ちょっと長い絵本みたいなもんです。
ごはん日記のいしいさんみたいですね、ちょっと検索してみたら。オススメですよ~。
>よね3
0%と言わずぜひ。ま、書いたらネタばれになるんで書きませんけど。
絵本の翻訳のいしいさんとは別なのかな。
ここで 本の紹介読むと
買いたくなるから困りますw