浅草文庫亭

"大哉心乎"
-大いなる哉、心や

イマドキの学生

2012-09-21 11:28:55 | 仕事
たまにだけど現役の大学生と話をすることがある。なんでか男子ばかり。まぁ女子大生だとなに話していいかわかんないからいいんだけど。

大学生と話してると「真っ当だなー」と思う。

僕が会う大学生はいろいろ考えてNPOとかやっている人なので真っ当なのも当然かも知れない。確実に僕が大学生だった頃よりいろいろ知ってるし考えてる。まぁ僕はひどすぎた。

「今の学生は弱々しい」なんてことをいう人もいるけど、そうとも言い切れないっすよ。

ただ全体的に将来に不安を持っている傾向はあるような気がする。

そりゃそうだよね、こんな時代だもん。「なんも不安ねーっす」って学生のほうが「大丈夫かよ、お前」って思っちゃうよね。

先日、学生と酒を飲んでたんだけど、僕がいい続けていたのは「やりたいことやったほうがいいよ」ということ。

なんかこんな時代だから安定を求めてなりたくもない公務員になったりするのもどうももったいない気がする。

もちろん子供の頃から公務員に憧れてそういう仕事したいんです、というなら問題ないけど。

今の時代、どこに行ってもマックと吉野家とユニクロはあるんだから生きていくことは出来る。一方で40年後も安泰な仕事なんてない。あのソニーですらエライ赤字なわけだし。

僕の大学の同期で安定を求めて地元の役場に勤めたものの御多分にもれずそこも財政赤字で毎日「このままの税収だったら町は何年持つか」というシミュレーションを毎日している人がいる。そういうのもどうかと思う。

だったら自分が真剣になれる仕事したほうがいいんじゃない?いい給料もらえるかどうかなんて結果論なところもあるんだし。

そういう話すると相手の学生の顔も少し明るくなる(ような気がする)

僕の話が正しいかどうかは僕にも分からない。でもこういう話もひとつの意見としてあってもいいんじゃないかなと思う。みんながみんな真面目な事ばっかり言っていたら学生も息苦しいだろう。

加えて言うことは「自分の仕事を楽しそうに話さない社会人のことはあんま信じなくていいよ」ということ。そういう人がダメというわけじゃないけど、少なくとも学生にとってある一人の人がある仕事をつまんないと言ってるからってその仕事がつまらないということにはならない。

僕はこう思う。

「つまらない仕事はない。仕事を楽しめない人がいるだけ」

この言葉はアレンジがきいていい。

「つまらない学校はない。学校を楽しめない人がいるだけ」
「つまらな人生はない。人生を楽しめない人がいるだけ」

あれ?今日なんの話だ?

こういう話する社会人は学生に嫌われそうだ。
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