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梅沢富美男,研ナオコ特別公演風景at八尾プリズムホール(スケッチ&コメント)

2018-10-15 23:33:11 | スケッチ


梅沢富美男,研ナオコ特別公演風景

江嵜企画代表・Ken



梅沢富美男、研ナオコ特別公演が、10月10日(水)午後2時から八尾プリズムホールで開かれ家族と楽しみにして出かけた。JR住吉を12時に快速に乗車、大阪駅で環状線乗り換え、鶴橋で近鉄大阪線に乗り換え、会場に着いたのは2時開演の15分前だった。

その日は朝から強い雨が降っていた。大衆演劇では、いま一番の人気者のひとりの出演とあって、1,500人入る大ホールは既にほぼ満席だった。いつものように会場の様子を手前の席から順番に前へ前へと描き始める。平日の時間帯ということもあるが圧倒的にお年をめしたご婦人客が多かった。

この日は3幕。第1幕は、芝居「十九の春」。いま一国一城の主であるが、若いころの落とし子である女児を梅沢富美男演じる貧しい長屋の夫婦が自分の子供として育て、見事に成人させた。伝え聞いたのであろう、成長した我が子にお武家様が会いに来た。

我が子可愛さに、お武家様は、梅沢が演じる家の主の機嫌を損じたくない。娘を立派に育ててやったんだという自負がある男と殿様のやり取りを目のあたりして、殿様を守る侍は、狼藉者と、梅沢に刀を抜く。

梅沢と上から目線の武士とのやり取りがまた会場の笑いを誘う。妹と共に落とし子で姉として育てられた2人が共に殿様に江戸で召し抱えられる、めでたしめでたしのエンディングを迎える。

第2幕は、梅沢富美男と研ナオコによる2人の歌謡ショー。研ナオコは「かもめのかもめ」など彼女のヒット曲を声量豊かに歌い切った。梅沢は「紅白」でも歌った「夢芝居」を歌って第2幕を締めた。

ここでも梅沢は「研ナオコあっての公演です。お陰で本日も満席です。」と、彼女を持ち上げたかと思うと、研ナオコが会場入り口に用意した特売場のグッズに描かれた彼女の顔を「修正をたっぷり致しております。是非お帰りに一枚お買い上げ下さい」と言葉を挟んだ。

研ナオコは「梅沢さんと2014年からご一緒させていただいております。梅沢さんはいつもひとこと多いんですよ。」と受けた。梅沢の上げたり下げたりのアドリブで会場を笑いで包んだ。

第3幕は、本日の最大のイベント。「華の舞踏絵巻」と謳ったバラエティショー。副題は「この世のものとは思えない珠玉の女形」である。きらびやかな衣装をまとった妖艶な舞を披露した。広い舞台が狭く感じた。特別ゲストの竜小太郎の踊りは、梅沢と好対照だったが、折り目正しく、緊張感あふれる踊りで、良かった。

梅沢の前エリを締めて背中を大きく開ける着付けは兄武生が考案したそうだ。梅沢の妖艶な舞を一層引き立てる役割を果たした。2012年に兄から座長を引き継いだ。「座長は一代限りです」と2017年11月放送のNHKのファミリーヒストリーでもきっぱり話していた。梅沢富美男の実演を見るのは初めてだった。半端な役者でないことだけは確かである。(了)


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