鍼管は使わないことが多いです
快適法での、手足や胸腹部は鍼管を使わないことが多いです。
鍼灸学校では鍼管を使っての刺鍼を教えますが、鍼管が肌に当たると痛みが出るので、ちょっとだけ痛い。
この刺鍼法に熟れるまでは少し時間がかかります。
使っている鍼は5番鍼で、小学生にもこの鍼を使うと痛みなく刺鍼できます。
3番鍼を使うと痛みは少ないのですが、治療効果の「持ち」が良くないのです。
それは、『人体惑星試論』を書いているときに何度も実験しました。
治療効果の持続性に関しても、その本に書いてありますので、チャンスがあれば読んでみてください。
さらに、如何に痛みを出さないで刺鍼できるかも研究しました。
(機会があったらお話しします)
今考えると、この「快適法」のためにいろいろな実験をしていたかも知れません。
スピーディーに、快適に、満足のできる治療を目指してきたので、これからが楽しみです。
1~2穴で痛みを治めたり、歪みを矯正したりするのは、私自身も満足しています。