ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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虫が増えればトンボが増える?、トンボが増えれば蛙が増える?まさか、食料危機到来の前触れ?、「中国が食べ残しキャンぺーンを開始した」と8日朝放送のNHK/BS「世界のトップニュース」

2020-09-08 10:32:31 | 経済学
(学校で教えてくれない経済学)


米国はレイバーデイ休日で現地月曜日のNY市場はお休み。「シオカラトンボが例の更地に飛んできた」と先日、スケッチ&コメントに書いたところ愛読者のお一人の作家の佐藤眞生さんから「今年は虫が異常に多い。標高300メートルの畑に、蛙が例になく沢山いる。ケニアでサバクトビバッタが異常繁殖し、家畜や人間が窮地に陥っていると今朝のテレビでも報じていた。トンボも例年より多い。虫は地球に敏感です。」とあった。愛読者のお一人で西宮文化協会の事務局のさるご婦人から「今年は西宮神社の境内でも夕方になるとトンボが沢山飛び交っているのを目にします。」とのご返事をいただいた。

ヤフーのブログで虫、トンボ、蛙の関連はないかとあれこれ調べた。気温が上がると繁殖が盛んになる。虫が発生しやすい環境が生まれる。地球温暖化が影響している。トンボは蚊などを餌にしている。虫を餌にしている蛙にとって餌になる虫が増えることで繁殖が増えると出ていた。ヤフーブログをあれこれ調べていたところBusiness Jaurnal誌3月4日号に経済産業研究所の藤和彦氏のサバクトビバッタの記事を見つけた。以下概要を紹介する。

「ほぼ2年前にサバクトビバッタが東アフリカで異常発生した。インドやパキスタンはサバクトビバッタの大群に晒されている。」と紹介のあと中国東北部でサバクトビバッタの異常発生が見られると2月27日、中国政府関係誌が伝えた。サバクトビバッタは大雨が降って植物が繁茂すると大発生する。アフリカと中東の乾燥地帯が過去2年間、サイクロンに複数回見舞われ異常に雨が多い天気が続いていた。サバクトビバッタは繁殖の条件が良ければ次の世代のバッタは20倍に増える。国連の発表によると、ケニアで最大1,200億匹のサバクトビバッタの襲来で8,400万人分の食料が失われる。サバクトビバッタは一日に約150キロ移動できる。国連FAOは今年6月までに500倍になると警告した。2018年8月、中国でアフリカ豚コレラが蔓延した。豚の飼育頭数が30%減少した。豚肉の価格が昨年11月から110%値上りした。今年はそれにコロナが追い打ちをかけた。家畜の餌になる小麦、トウモロコシ、大豆に被害が出ている。農村だけでなく都市部の住民の生活を脅かし始めた。天安門事件の遠因はその1年前から続いていた20%以上のインフレだ。抗議の波が一挙に労働者、商店主へと広がった。」と書いた。

8日、朝8時のNHK/BS「キャッチ!世界のトップニュース」で「中国で食べ残し撲滅キャンペーン」が習近平主席の8月11日の「飲食店での浪費をやめ、節約習慣を育てよ」と指令後始まったと特集で報道した。中国駐在の大山記者は「中国の1年間食べ残し1,700万トン。3,000~5,000万人が1年間食べる量に等しいと人民日報が伝えた。中国が食べ残し撲滅キャンペーンを始めた背景として①コロナ感染拡大で貿易、物流が滞った、②洪水で農業が被害を受けた、③バッタが大量発生した、④米中対立が激化した。中国は大豆を国内消費の85%を輸入している。7年前の2013年に節約指令を出したが徹底しなかった。」と伝えた。虫を餌にするトンボが増えた。虫を餌にする蛙が増えた。何かを教えているようだ。(了)

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