ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

虹彩には、体質や、現在、過去、未来、のデータが秘められています。虹彩学による虹彩分析を針灸、巨針、食事療法の指針に!

中島麦特別展風景(スケッチ&コメント)

2012-06-28 07:58:18 | スケッチ


中島麦特別展風景

江嵜企画代表・Ken



中島麦特別展が、サクラミュージアム(サクラクレパス本社ビル)(06-6910-8826)で、7月15日まで開かれている。サクラクレパス秘書室からご案内をいただき楽しみにして出かけた。この日は宝塚市にある輸送機器メーカーS社の朝10時からの株主総会に顔を出し、同社のマイクロバスでJR甲子園駅、大阪に着いて、大阪環状線森の宮駅下車徒歩約5~6分で会場に昼過ぎに着いた。会場は1階2階とに分かれていた。1階の展示をひとわたり見た後、2階に上がった。たまたま客人に係の方が話しておられた。いつものように会場の様子をスケッチした。

「僕は毎晩、2時間旅をする。」作家、中島麦さんは、会場のパネルに、画材のアクリル絵の具は迷っていられる時間は油絵具に比べるととても短い。その瞬間の絵画時間を積み重ねる感覚、乾くと体積が減る絵具の色の特徴、色面の縁に定着するかすかな物質感。流れる様なスピード感を保ちつつ、何度も塗り重ねる中でき上がる色面に、記憶の風景をとどめたい」と書いておられた。淡い色彩が今も脳裏に残っている。アクリル絵画は、色を積み重ねるということでは日本画の世界と同じである。日本画はじっくり仕上げていく過程が、いわく言い難い魅力だと最近になってだんだん分かるようになってきた気がする。

全く偶然であるが、6月26日、読売朝刊コラム「解」で、「クレパス700色セット」がサクラクレパスの創業90周年記念商品として50個限定、価格は税込み52万5,000円と出ていた。渡辺嘉久氏(世論調査部次長)の記事によれば、三原色の黄から赤、赤から青。そして青から黄へと段階的に変化する色の中から105色を選ぶ。それぞれに5段階の明暗をつけて525色をつくる。残り175色は茶系統や無彩色、金、銀などのメタル系でつくられている。ただ、当の作品を担当した古賀雅浩さん(28)は「出来上がった色の差は専門家の目で確認するしかない」と話していると記事にあった。

いくら絵具が優れていても絵ごころがないといくら努力しても絵は描けない厳しい世界であると最近ますます思うようになった。しかし、クレパス700色セットはクレパスファンにとっては大変な贈り物、大きな夢をもたらしてくれるに違いない。(了)

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