市民も怖がって北京市内gゴーストタウンとシンガポールCNA (学校で教えてくれない経済学)
「米FRBは13~14日のFOMCの会合でFFレート(政策金利)を0.5%上げ年4.25~4.50%とした。2023年も利上げ継続する。パウエルFRB議長は、会合のあとの記者会見で、来年末に5.1%までの引き上げを示唆した。パウエル議長発言の後、NY市場の3株価指数が共に値下がりした。」と14日、WSJ紙電子版は伝えた。14日、ブルームバーグ電子版は「中国政府がゼロコロナ政策から規制緩和へ切り換えたあとコロナ感染者数が拡大、医療現場のみならず生産現場においても混乱が出はじめた。」と伝えた。14日、NYタイムズ電子版は「①ウクライナによるロシア本土へのドローン攻撃のあとロシア国内の防衛体制が強化されていることが衛星写真で確認された。②英国各地で急激なインフレを受けて賃上げ要求のストライキが多発している。1970年代、ストライキが多発したが、当時、保守党のサッチャー首相は労働党を非難した。今、労働党がスナク保守党を非難している。」と伝えた。
14日、NY市場でダウは33,966ドル、142ドル、0.42%安、S&P500は3,995と24ポイント、0.61%安、ナスダックは11,170と85ポイント、0.76%安で取引を終えた。恐怖指数VIXは21.14へ6.25%低下した。米10年債利回りは3.479へ0.68%低下した。NY外為市場では1ドル=135.33円、1ユーロ=144.46円、1英ポンド=168.05円で小幅の動きで取引された。NY原油(WTI)はバレル77.37ドル、0.08%安、北海ブレントは同82.80ドル、2.63%高で取引された。NY金はオンス1,819.20ドル、0.02%高、ビットコインは1万7,815ドル、0.20%高で取引された。
15日、朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でドイツZDFは「①中国で新規コロナ感染が急拡大している。特に80歳以上の高齢者の医療施設確保に支障が出て来た。発熱患者で診療施設に長蛇の列が出来ている。PCR検査を停止したことで感染者数の実数把握も難しくなっている。②ドイツ連邦政府はF35戦闘機購入中心に130億ユーロ(約1.9兆円)予算を確保したと国防相は語った。16年間何もしてこなかったとショルツ首相に非難が集中している。」と伝えた。フランス2は「①ロシアによる原発の至近距離弾を受けた住民は恐怖にかられている。特にロシア本土へのドローン攻撃のあとキーウ攻撃が加速化している。②中国のゼロコロナ政策からの転換から1週間経過した。突然の政策転換で市民の戸惑いは大きい。北京では感染を警戒して外出せずゴーストタウンの様相だ。マスク励行とワクチン接種以外打つ手はないのかとの声が市民から出ている。」と伝えた。シンガポールCNAは「中国政府はゼロコロナからウイズコロナへ舵を切った。発熱外来が殺到、一部病院では医療関係者も感染しているので診察に4時間待ちの状態になっている。北京では市民が警戒して家から外に出ない。客も来ないためレストランも開店休業状態だ。」と伝えた。いつものことだが問題は日本がどう行動するかである。鵜呑みにするという言葉がある。鵜が魚を丸呑みするところから来た。①食べ物をかまずに飲み込むこと。②物事の真意をよく理解せず受け入れることと国語辞典にある。国会での例えば岸田首相の答弁でそれは目撃出来る。一般でも幼児からスマホだけをつついて大きくなる人が増えると怖い気がする。(了)