(学校で教えてくれない経済学)
「11月の米ミシガン大消費者信頼感調査で米消費者マインドが59.7と速報値の59.1から改善した。1年先のインフレ期待率が4.4%(予想:4.5%:10月:4.9%)と若干低下した。週末23日のNY市場はクリスマス休暇で商い低調の中、個人消費者マインドの改善を材料に小幅に値上がりした。」と23日、ブルームバーグ電子版が伝えた。23日、WSJ紙電子版は「米上院は23日、2023年米予算を1兆6,500億ドル(220兆円)で可決した。②クリスマス商戦大詰めを迎えた。一部に婦人用コート、フリンジ、セーターで70%オフの値札が付いた。ウオルマートは通常はクリスマス明け実施の20%バーゲンを始めた。③中国での新規コロナ感染者が増加している。中国国家衛健康員会がまとめた報告書と伝えられる情報によれば直近1週間のコロナ感染者数は3,700万人、12月累計で2億4,800万人に達した。」と伝えた。
週末23日、NY市場でダウは33,203ドル、176ドル、0.53%高、S&P500は3,844と22ポイント、0.59%高、ナスダックは10,497と21ポイント、0.21%小幅値上がりした。恐怖指数VIXは20.87と5.01%低下、米10年債利回りは3.751%と2.18%上昇した。NY外為市場では1ドル=132.81円、0.36%高、1ユーロ=140.99円、0.60%高、1英ポンド=160.00 円、0.49%高と対主要通貨で円安が小幅進んだ。NY原油(WTI)がバレル79.35ドル、北海ブレント、同83.97ドル、3.69%高で取引された。ロシアが原油減産に踏み切ると伝えられたことが相場を引き上げたとブルームバーグが伝えた。NY金はオンス1,806.00ドル、オンス5.47%高、ビットコインは1万6,211ドル、0.24%安で取引された。
24日朝放送のNHK/BS「ワールドニュース」でシンガポールCNAは「①北朝鮮は23日、日本海に向けてピヨンヤン空港付近からと見られるところからミサイル2発を発射した。気距離は350キロに達した。米国本土迄届くと言われる火星17型ミサイル含めて既に35発ミサイルを打ち上げている。②中国国内で新型コロナ感染者数が急増している。12月1~20日で中国人口の18%に当たる2.4億人に達したと見られる。中国政府は死者いないと発表している。WHOによれば中国製ワクチンは米国製と比べてあまり効果は高くないと言われている。王毅外相との電話会談でブリンケン米国務長官は「国際社会への影響を考慮して中国側に透明性を求め、ワクチン提供を申し出たが中国は断った。中国CCTVは「王毅外相は米国務長官と会談した。バリ島での習主席とバイデン米大統領との間で確認された対話の継続の精神が守られていないと非難した。」と伝えた。新型コロナ感染問題には一切触れていない。」と伝えた。ドイツZDFは「ドイツ情報機関に2重スパイ問題が明らかになった。ロシアに機密情報が流されていた。ロシアは一切報道していない。」と伝えた。フランスF2は「パリ中心部でクルド文化センター前で69歳の男が銃を乱射3名死亡1名重体事件が起こった。」と伝えた。世界中で様々な情報が流されている。中国滞在の日本人がコロナで死亡したと伝えられる。いつものことながら日本人の顔が見えない。日本人には口に出して言わない人が多い。文に書いたり口に出して言わないと相手に伝わらない。(了)