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ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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世界のリダ―は、お金をジャブジャブにして経済危機を乗り切ろうとしている

2012-07-11 10:13:24 | 経済学
(学校でおしえてくれない経済学)



NHK・BS「ワ―ルドWaveMorning」(世界の天気)は、ロンドン18℃(平年比マイナス4℃)、パリ20℃(同4℃)、一方、11日の最高気温は、イスタンプール33℃、ブカレスト38℃、ローマ34℃、アテネは40℃とヨーロッパ南部では猛暑がこれで3週間以上続いている。アジアでは、中国南部では100年に一度という大雨、洪水が続いていると気象予報士の坂下恵理さんが紹介していた。100年に一度と簡単に言う。当時の人は誰も生きていない。地球上で、今、異常なことが起こっているのだと承知して置いた方がよさそうだ。

「ワールドWaveMorning」で久しぶりで、タイCH9を見た。天然ゴムの国際相場が87バーツ(217円)/キロを割った。120バーツ/キロ以下に政府は保証して来た。農協の幹部は、6ケ月前から救済を求めているが「政府はなにもしてくれないのでデモ隊を出した。」と語った。欧州金融危機が影を落としていると解説していた。ベトナムテレビは、ヨーロッパ債務危機で投資物件が大幅に値下がりしている。ベトナムにとって投資のチャンスである。一方、日本、韓国、中国も凌ぎを削って欧州での投資機会を狙っていると伝えていた。天然ゴム値下りもタイの農民には厳しいが、裏から見れば、タイヤメーカーにとってはコスト削減のチャンスであろう。

アジア関連ではドイツZDFが、メルケル首相のインドネシア訪問の様子を紹介、そのなかで、インドネシアは人口2億4,000万の内、イスラム教信者が88% を占めるが、キリスト教教会と併せて、インドネシア最大のモスクを訪れたと伝えた。今回のメルケル首相のインドネシア訪問の目的は、経済が中心、インドネシアのGDP成長率は6.2%、ドイツにとって重要な市場である。ユーロ危機について記者団に聞かれたメルケル首相は「時間はかかります。しかし、ヨーロッパは必ず問題を克服します。」と答えたと紹介していた。

10日、NY証券取引所では、NYダウがこの日も下げ、前日比83ドル安、12,653ドルで取引を終えた。米ブルームバーグのMattMiller記者は「スペイン銀行救済基金としてEU財務相会議で1,000億ユーロ拠出を決めたがその程度では効果は全くないとの一部トレーダーの話をきっかけに下げに転じた」と解説していた。SuKeenan記者は、原油(WTI)はバレル2.08ドル下げ、83.91ドル、金はトロイオンス9.30ドル安、1,579.30ドルだった。一方、コーヒーは干ばつで24~30%作付面積が減り、1.18%上昇,砂糖も天候不安から強気相場に変わった、と話していた。

「ワールドWaveMorning](経済情報)に出演したみずほコーポレート銀行、荒井守氏は「NY外国為替市場で、 1ドル=79.37~40円、1ユーロ=97.23~26円と小動きに終始した。日本のTankan【短観】は好調だった。一方、中国、欧州は追加緩和に踏み切った。米FOMC議事録の中身を見て見たい。7月11,12日開催予定の日銀政策決定会合を注目している」と話していた。世界のリーダーは、お金をジャブジャブにして経済危機を乗り切ろうとしている。(了)


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