ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ペーター佐藤氏のルネ・イラスト

2012年07月21日 | ルネのコンサート
 今日から夏休み。
 …なのにこの涼しさ★ 今週火曜日の異常な暑さから一転し、昨日からは肌寒くさえ感じるこの気温差はすごいですね。こちらは雷が多い地域なのですが、水曜日は雷に加え、竜巻注意報に近隣の市では、生徒を早く下校させた学校があったとか…。「プチ氷河期」という情報もあるし、今年の天気は異常気象としか思えません。夏休みのスタートには涼しすぎるこの気温、月曜日からまた暑くなるというので、涼しい内に年度末からの疲れを癒したいものです。あっ、でも、月曜日は午前は息子の検査、午後は息子の家庭訪問と歯科医でフッ素塗布★ ここずっとさぼっている掃除を気合い入れてせねば…★
 それから、息子の伝染性単核球症は熱が下がり、低下していた肝臓機能も回復し始め、血球貪食症候群を引き起こさずに済みそうです。月曜日の血液検査で白血球数が下がっていると良いなぁ…。


スプリング・コンサート・プログラム
ペーター佐藤氏のルネ・イラスト


 今回紹介いたします亡きペーター佐藤氏のイラストは、cherienomamaさんから提供していただいた、1975年の「スプリング・コンサート」のプログラムに掲載されたものです。
 第3回東京音楽祭世界大会でのグランプリ及びフランク・シナトラ賞受賞を受けてなのか、最初から予定されていたのかは分かりませんが、6月30日の東京音楽祭ファイナルから2ヵ月しかない9月4日の大阪コンサートと9月14日と15日の東京コンサートに合わせて制作されたファースト・コンサートのプログラムは、ルネの顔の部分を写真にしてあったりして、急いで仕上げた感がありました。でもこちらは十分に時間をかけて、遊び心で描かれたように思います。
 

※過去ログ「ファースト・コンサート・プログラム」参照
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/265.html


 ルネのコスチュームはアメリカン・ヒーロー「スーパーマン」的なデザイン。胸のマークは「R」。イラストの設定は小説をもとにしているようです。ペン画にスクリーントーンを使用しており、キャラクターは小説をもとにしていながら、佐藤氏のオリジナリティーを感じさせる独特のムードがあります。佐藤氏がもともと西洋風の画風を得意としていたのか、カナダ人のルネに合わせたからなのか、古い言い方をすれば『バタ臭い』画風ですね。カラー作品は、色を最小限に抑えながらも華やかで統一感があり、佐藤氏の力量とセンスを感じさせます。
 私は、ファースト・コンサートのプログラムよりも、スプリング・コンサートのイラストの方が好きです。でも、日本の少女漫画で育った私としては、この当時描かれた文月今日子先生のおかっぱ頭のキャラクターの方が好きです。文月先生もルネを好きなスターにあげていたので、キャラクターのモデルにしていたかもしれませんね。


▲ジュール・ ヴェルヌが1870年に発表した古典的なSF冒険小説『海底二万マイル』のイメージで


▲「スーパー・アイドル ルネ」だから『スーパーマン』のイメージで 背景の近未来の都市は何の小説をもとにしているのでしょう


▲『鏡の国のアリス』第2章/生きた花の庭 “The Garden of Live Flowers”のイメージで


▲『不思議の国のアリス』第5章/芋虫からの助言 “Advice from a Caterpillar” キノコの上で水パイプを吹かす芋虫のイメージで 白うさぎもいます


▲『不思議の国のアリス』第2章/涙のプール “The Pool of Tears” 瓶の薬を飲んで体が小さくなってしまったアリスのイメージで

▲文月今日子先生のルネ♡ カラー作品は先生のサイトでご覧ください(リンク集にあります)


 カナダではルネの「雨に唄えば」フィーバーは少し落ち着いてきました。過去ログで紹介したチケットを買えるサイトもありますが、私は行けそうにありません。
 今年の夏は、息子のためにも家族サービスの夏に徹しようと思っています。そして当ブログの500記事達成まであと3記事! カナダに行けない分、開設8周年を迎えるためにも、ルネ記事を書きためて頑張りますよ~っ!
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