ミドリ色の屋根は永遠に~René Simardに首ったけ~

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ルネの子どもたち②

2010年10月03日 | ルネの家族
 朝晩はすっかり冷え込んで、秋の夜長を楽しむ季節になって参りましたが、ルネ友の皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

 以前からイラストをアップしようと思いつつ、昨年は全く出る幕なしで過ぎてしまったため、今年は少しずつ載せていこうと思っています。そして今回は、「ベゴニアと妖精」(水彩色鉛筆使用)。

 イラストとは関係有りませんが、「ベゴニア」は花壇に地植えしてあるものも、植木鉢に植え替えて冬中室内で楽しむことができます。来春、降霜の心配が無くなったら、再度植え替えれば何年でも楽しめますし、伸びすぎて選定したものをプランターに植えて世話をすれば、根がついてどんどん増やせますのでお試しください。しかし、どんなに良い状態の株も、一度でも霜に当てたら一巻の終わりです。遅くとも11月上旬には植え替えましょう。シマ姉の趣味の園芸でした(笑)。


       ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪ ♪


 さて、もうお気付きのことと思いますが、トップページに貼り付けてあったカナダのシャンタルさんのYouTube映像が消えています。実は、彼女がYouTubeチャンネルで紹介したカナダのTV番組が原因で、利用規則違反を理由にチャンネルごと削除されてしまったのです。それに気付いた時とてもショックだった私は、シャンタルさんに連絡を入れました。シャンタルさんは2005年からずっとYouTubeに映像をアップし続けてきたので、そのことを大変怒っていました。しかし、近い内にまた新しいチャンネルを立ち上げることを約束してくださいました。シャンタルさんの映像コレクション・ファンの方、もう少々お待ちくださいね。

▲向かって左から ロザリー、ナタリーの娘エーヴ、オリヴィエ

 そして今回、ルネの子どもたち」の続編を書くことになったきっかけも、シャンタルさんの消えたYouTubeチャンネルでした。当ブログの画像を使った映像は、facebookにアップされたものが無事残っていたため、シャンタルさんが別の映像サイトにもコレクションをアップしていないかdailymotion.comをチェックしました。そこで発見したのは、カナダのエリーズさんがアップしていたルネの妻マリー=ジョゼの特集番組で、「ルネの子どもたち」とふたりの子育ての様子が紹介されていました。

 ルネ・シマールの息子オリヴィエと娘ロザリーは、聴覚に障がいを持って生まれました。そのことについては、過去ログ「ルネの子どもたちで紹介いたしました。詳しい内容は過去ログでご覧ください。

※過去ログ「ルネの子どもたち」
http://green.ap.teacup.com/rene_simard/421.html

※いくつかの手話を紹介するルネ映像
Le défi que lance René Simard !
http://www.dailymotion.com/video/x4ua11_le-defi-que-lance-rene-simard_creation

人工内耳(インプラント)
 外側の部分と内側の部分で構成された特別な補聴器で、左図は内側の部分と、耳に架けたマイクと体外コイルを示しています。内側の部分は蝸牛(内耳)の内部に電極、頭蓋骨内部に体内コイルが埋め込まれています。ちなみに、この図にはスピーチプロセッサーは描かれていません。


 過去ログはアップ後に、上の人工内耳の図などを書き加え、今回紹介する映像もリンクさせたのですが、やはり改めて紹介すべきという結論に至り、追加記事を続編として書くことにしました。
 エリーズさんがアップした映像は、ルネの妻マリー=ジョゼを紹介したTV番組で、5つのパートに分けられています。ルネやふたりの身近な人たちが出演し、マリー=ジョゼや彼女との想い出を語っています。
 「ルネの子どもたち」については、パート3で詳しく語られ、彼女の母が感極まって涙声になりながら語っている様子が印象的でした。フランス語なので詳しい内容は分かりませんが、過去ログの中で紹介した、ケベックの聴覚障害支援団体”ADSMQ”の「Rene Simard」の記事をお読みいただければ、だいたいの内容はご理解いただけると思います。また、パート5では、娘ロザリーのインタビューやダンスもご覧いただけます。
 文章だけでは理解できない、映像だからこそ感じとれる一人の人間としてのルネ・シマールと妻マリー=ジョゼをご覧ください。

 ▲下から2番目がロザリー 1番上がオリヴィエ

<映像の内容>
 第一子オリヴィエを出産して幸せいっぱいだったルネとマリー=ジョゼ。息子オリヴィエに聴覚障がいがあると気付いた時のこと。子どもたちに言葉を教えている様子や父親として子どもたちとふれあうルネ。人工内耳の手術を受けるために手術室に入るオリヴィエを見送る様子や、術後、頭部に包帯を巻いた子どもたちの病室の様子。主治医のインタビューもあります。マリ=ージョゼが後ろからたてた音が聞こえた時オリヴィエが喜ぶ様子なども紹介されていて、記事だけでは分からない、聴覚障がいを克服しようと家族で奮闘するシマール家の様子が記録されています。立派に成長した子どもたちのインタビューなどもご覧いただけますよ。また、こちらも3部構成になっている、マリー=ジョゼとロザリーがダンスの番組に出場した時の映像(Part3)もご覧ください。
 ケベックのスタートしてのルネ・シマールではなく、一人の父親としてのルネ・シマールは、同年代の私たちにとってとても身近に感じられます。こんな貴重な映像をアップしてくださったエリーズさん、ありがとうございます!

<iframe style="width:100%;height:100%;position:absolute;left:0px;top:0px;overflow:hidden" frameborder="0" type="text/html" src="https://www.dailymotion.com/embed/video/xbvbqj?autoplay=1" width="100%" height="100%" allowfullscreen allow="autoplay"> </iframe>

Biographie de Marie-Josée Taillefer - 3e partie 投稿者 koxinel

※”Biographie de Marie-Josée Taillefer - 3e partie”
http://www.dailymotion.com/video/xbvbqj_biographie-de-marie-josee-taillefer_news
※”Biographie de Marie-Josée Taillefer - 5e partie”
http://www.dailymotion.com/video/xbvg7u_biographie-de-marie-josee-taillefer_news
※マリー=ジョゼとロザリーのダンス映像
”Marie-Josée et Rosalie dansent 3”

http://www.dailymotion.com/video/x32d7s_marie-josee-et-rosalie-dansent-3_news


<追記>
  ルネとマリージョセの2人の子供たち、オリビエとロザリーの人口内耳のインプラント手術を行ったのは、この分野のパイオニアであるHotel-Dieu de Québecオテル・デュー・ドゥ・ケベック病院のPierre Ferronピエール・フロン医師でした。


♪最新情報♪
  
♪「ミドリ色の屋根」が歌われたステージ

 去る9月11日、新横浜サンフォニックホールで坂本英三さんというミュージシャンが「ミドリ色の屋根」を歌われたそうです。
 「横浜メタル地獄」といいつつアコースティックなステージで、前回の赤坂に続いての選曲。英三さんはこれからもルネ・シマールを歌い続けて行くと宣言していらしたとか。是非ルネの「ミドリ色の屋根」を知らない世代にも広めていただきたいです。

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2 コメント

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Unknown (年友)
2010-10-08 22:00:54
私の叔父が何になりたいのか?と
14歳の私に聞いたときに
『フランス語の通訳になりたい』と答えました。もちろんルネに会うためですが・・

叔父は『ただの通訳じゃ、何人もいる!
日本語の手話とフランス語の手話を学んで
不自由なひとのための通訳になれ!』と
言った言葉が蘇りました。

いろいろなことが、今に繋がるのだな~
ここでシマ姉さんはじめ皆さんに繋がっている・・
でもちょっと切ないな~
返信する
Unknown (shimazaki_rune)
2010-10-09 14:04:25
年友様

私も仏語の通訳になりたいと思ってましたよ!
つくづく考えることが同じですねぇ♪
そして、聴覚障がいの方とは、もう20年以上前ですが、
関わったこともあって、ルネの子どもたちのことを知って
複雑な気持ちになりました。

話は変わりますが、明日アップする記事で
「シャトー・シマール」のワインを
取り上げます。実は購入済みなのです♪
また「山日記」でお会いして一緒に飲みましょう♪
今度はご主人も一緒にねっ!!
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