ルネの日本のデビュー曲「ミドリ色の屋根」は、第3回東京音楽祭世界大会でのルネの熱唱によって、日本人の心に大きな感動を与え、日本のルネ・ブームの引き金となりました。ルネの「天使の歌声」は、鮮烈な印象を残しましたが、そのことが後に、様々な誤解を生むきっかけも作ってしまうとは、誰も予想しなかったことでしょう。
♪歌詞による誤解
この曲は、両親の離婚という悲しい現実の中でも、母をなぐさめ、力づけながら、自ら母を守って生きようとする健気な息子の想いを歌った曲です。
ルネがあまりにも情感を込めて歌い上げるので、その当時、雑誌の記事などで、ルネが熱唱する写真の下に、『カナダのママを想って歌っているのでしょうか』などの文章が添えられていたりしたために、ちょっとした誤解が生じたりしていました。
私が大のルネ・ファンであることは、同級生の間で結構知られていました。30年以上前のある日、クラスメイトからルネについて質問されました。
「”ミドリ色の屋根”って、ルネのことを歌った歌なんでしょう?」と。
そして、彼女は続けてこう言いました。
「ルネの両親も離婚していて、お母さんしかいないんだよね?」
私は彼女が何でそんなことを言うのかと、びっくりしましたが、正しい情報を伝えました。その時彼女も言っていましたが、前述のような記事を読んで、誤解してしまったのだそうです。
確かに、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞した時、国際電話でカナダのママに受賞の報告をしています。でも、その時パパのことは出てきません。だって、パパはスタッフと一緒にルネと同行して来日していたのですから!そのことは、大会の特集記事等でなら書かれていたことなのですが、きっとクラスメイトは、ママのことしか書いていない記事を読んで、勘違いしてしまったのでしょう。
※YouTube映像「ミドリ色の屋根」
http://www.youtube.com/watch?v=cYgrp-sERYs
♪最大の誤解
また、「ミドリ色の屋根」が衝撃的だっただけに、30年以上経った今でも、この曲やルネを覚えていてブログに記事を書く方も多いのですが、その反面、ルネを『一発屋』と認識している方もいて、ルネ・ファンとしては複雑です。
ルネはもともとカナダの歌手です。ルネのファンではないけれど「ミドリ色の屋根」は知っている日本人にとっては『一発屋』でも、カナダでは芸能生活36年の現役ベテラン歌手なのです。10代の頃は、アメリカやフランスでも活動をし、レコードも出しました。ミュージカルで主役を演じたり、新人を発掘し、舞台をプロデュースしたりしています。これこそが、「ミドリ色の屋根」がもたらしているルネについての最大の誤解だと思います。
※YouTube映像”On ne vit Jamais pour rien...”
http://www.youtube.com/watch?v=8w_lmacyYhw
♪記憶違いによる誤解
YouTube映像の「ジャンバラヤの一部」の中で、高島忠夫氏が語っているだけでなく、時々ブログ記事でも見かけますが、ルネは金髪と思っている方が結構いるのには驚かされます。「天使の歌声」の天使のイメージからか、ルネの可愛らしい容姿のためか、『金髪』のイメージが定着してしまったのでしょうか?確かに、あの当時おかっぱ頭だったルネの髪は、キューティクルがキラキラの、『天使の輪』がしっかりできる艶やかなさらさらヘアでしたからね。
東京音楽祭のスタッフから『花のような美少年』と称されたり、『金髪の美少年』とか『私の美少年好きのルーツはルネ』と書かれたりしているルネ。でも、あの当時は美少年の代名詞と言えばマーク・レスターでした。ですから、私が記憶しているルネの記事の中の一節は、『マーク・レスターのような美少年でもないし、西城秀樹のように男っぽくないけれど・・・・』です。だから、世間の評価でルネは『美少年』ではなく、『可愛らしい男の子』だとずっと思っていた私にとって、現在の評価は新鮮です。もちろん、私にとって、ルネは、マーク・レスターよりも美少年で、西城秀樹よりも魅力的だったということは言うまでもありません。
※YouTube映像「ジャンバラヤの一部」
http://www.youtube.com/watch?v=lDeMcXWAeZw
♪歌詞による誤解
この曲は、両親の離婚という悲しい現実の中でも、母をなぐさめ、力づけながら、自ら母を守って生きようとする健気な息子の想いを歌った曲です。
ルネがあまりにも情感を込めて歌い上げるので、その当時、雑誌の記事などで、ルネが熱唱する写真の下に、『カナダのママを想って歌っているのでしょうか』などの文章が添えられていたりしたために、ちょっとした誤解が生じたりしていました。
私が大のルネ・ファンであることは、同級生の間で結構知られていました。30年以上前のある日、クラスメイトからルネについて質問されました。
「”ミドリ色の屋根”って、ルネのことを歌った歌なんでしょう?」と。
そして、彼女は続けてこう言いました。
「ルネの両親も離婚していて、お母さんしかいないんだよね?」
私は彼女が何でそんなことを言うのかと、びっくりしましたが、正しい情報を伝えました。その時彼女も言っていましたが、前述のような記事を読んで、誤解してしまったのだそうです。
確かに、ルネが第3回東京音楽祭世界大会でグランプリとフランク・シナトラ賞を受賞した時、国際電話でカナダのママに受賞の報告をしています。でも、その時パパのことは出てきません。だって、パパはスタッフと一緒にルネと同行して来日していたのですから!そのことは、大会の特集記事等でなら書かれていたことなのですが、きっとクラスメイトは、ママのことしか書いていない記事を読んで、勘違いしてしまったのでしょう。
※YouTube映像「ミドリ色の屋根」
http://www.youtube.com/watch?v=cYgrp-sERYs
♪最大の誤解
また、「ミドリ色の屋根」が衝撃的だっただけに、30年以上経った今でも、この曲やルネを覚えていてブログに記事を書く方も多いのですが、その反面、ルネを『一発屋』と認識している方もいて、ルネ・ファンとしては複雑です。
ルネはもともとカナダの歌手です。ルネのファンではないけれど「ミドリ色の屋根」は知っている日本人にとっては『一発屋』でも、カナダでは芸能生活36年の現役ベテラン歌手なのです。10代の頃は、アメリカやフランスでも活動をし、レコードも出しました。ミュージカルで主役を演じたり、新人を発掘し、舞台をプロデュースしたりしています。これこそが、「ミドリ色の屋根」がもたらしているルネについての最大の誤解だと思います。
※YouTube映像”On ne vit Jamais pour rien...”
http://www.youtube.com/watch?v=8w_lmacyYhw
♪記憶違いによる誤解
YouTube映像の「ジャンバラヤの一部」の中で、高島忠夫氏が語っているだけでなく、時々ブログ記事でも見かけますが、ルネは金髪と思っている方が結構いるのには驚かされます。「天使の歌声」の天使のイメージからか、ルネの可愛らしい容姿のためか、『金髪』のイメージが定着してしまったのでしょうか?確かに、あの当時おかっぱ頭だったルネの髪は、キューティクルがキラキラの、『天使の輪』がしっかりできる艶やかなさらさらヘアでしたからね。
東京音楽祭のスタッフから『花のような美少年』と称されたり、『金髪の美少年』とか『私の美少年好きのルーツはルネ』と書かれたりしているルネ。でも、あの当時は美少年の代名詞と言えばマーク・レスターでした。ですから、私が記憶しているルネの記事の中の一節は、『マーク・レスターのような美少年でもないし、西城秀樹のように男っぽくないけれど・・・・』です。だから、世間の評価でルネは『美少年』ではなく、『可愛らしい男の子』だとずっと思っていた私にとって、現在の評価は新鮮です。もちろん、私にとって、ルネは、マーク・レスターよりも美少年で、西城秀樹よりも魅力的だったということは言うまでもありません。
※YouTube映像「ジャンバラヤの一部」
http://www.youtube.com/watch?v=lDeMcXWAeZw
『一発屋』だって良いじゃないか、中には『無発屋』のままで終わる人も居るんだから。
だけど、とても素敵な(可愛い)『一発屋』さんって感じで思っとけば、心も和むじゃろう。
仮に『一発屋』と思ってる人が、ここのブログに来れば、きっと、驚く事でしょうね。
「ルネはお笑い歌手か?」ってね。
「アッ、ソウデシュネ~。」(ルネ本人談)
シマさん、ごめんね。ルネを茶化して。(笑)
でも、このネット社会では海外とを隔てる壁は低くなってきています。そこにこのような日本語で書かれるブログがあることは、本当に重要なのだと思いますよ。
ちなみに私も「金髪」だと思い込んでいた一人です。だって、当時の映像って白黒画面で見ていたんですから…。あれだけ綺麗な「天子の輪」ならブロンドだと思い込んでしまいます!熱狂的なファンなら写真集等を手にしていたと思いますが、私の手持ちの記事も全部白黒写真ですし…。
もっとも女性歌手などの場合はブロンドにしている場合もありそうですね。やはり東京音楽祭でグランプリをとった「モーリン・マクガバン」という歌手は、昔の写真はジャケットを含めてどう見ても素晴らしい金髪ですが、最近の写真は茶髪です(汗)。
それから、モーリン・マクガバンは第4回東京音楽祭世界大会のグランプリ受賞者で、私も受賞曲はレコードで持っていましたが、ジャケット写真は確かに明るい金髪でした。やっぱり染めてたのかしら?ルネについては、現在画像や映像で見られますから、金髪説はすぐ無くなると思いますけどね(笑)。
大河の一滴かも知れませんが、正しい情報を発信し続けていくのが誤解、偏見をなくしていく最善の方法と考えます。
実際にプロの物書きの方でも、少々調べればわかるはずなのに、間違った情報を商業誌で書いていたりしますし。それで「この作品、昔好きだった」といわれてエッセイ書かれたりするとちょっとね。
ま、ゆったり、まったり、いきましょう。
書き始まったら出る出る、日頃から間違ってると言いたかったルネのこと。次回はルネに対する誤解について書く予定で下書きが進んでますよ。多分1回では終わらない★
私も間違ったことを書かないように、資料は収集して気をつけていますが、何せ、来日が無くなって30年の外国のスターについてですから、記事には限界がありますよね。でも、30年分の好きの一念で書き続けられるものなんですねー。自分でも驚きです。まあ、毎週土日の記事更新をクリアしながら、100記事達成と1万アクセス達成、そして1周年を迎えられることを目標に頑張ります。228記事と2周年が迎えられたら最高ですね。あせらず、ゆっくりいきますよ。